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  • 2人~4人
  • 30分~40分
  • 8歳~
  • 2012年~

ウィ・ウィル・ウォック・ユー!レモネードさんのレビュー

114名
3名
0
16日前
レーティングが非公開に設定されたユーザー

中華鍋音楽祭ってゆう音楽祭がありまして

プレイヤーはそこで料理を提供する料理人。

しかし食材が誰かに盗まれ、さー大変。

このままじゃ、みんなに料理をふるまえない。


そこで音楽祭に参加するアーティスト達を

代わりの食材にしてしまって

なんとか料理をふるまおうじゃないかとゆう

よくわかんない世界観のゲーム。

友人たちと4人でプレイしました。


アーティストが食材?中華鍋の音楽祭?

食材カードを見てみると、

フレディブロッコリーとか、

マライアキャロットとか、


全ての食材が実際にいる有名アーティスト達を

食材風にパロったもので、

確かにアーティストが食材化されてまして、

絵もギャグ漫画調、でもなんか味があります。

食材だけに。


そして中華鍋カードなるものがあり、

様々な食材と点数の組み合わせが描かれてて

でも全部違ってて同じものがありません。


ちなみに料理とかの絵はどこにもありません。

食材と点数と中華鍋と変なオジサンの絵だけ

たもんで一応料理のゲームですが

美味しそうとか、そんな感情は湧かないです。


さて、それ以外に

お金カードどとゆうものがありまして、

これがなんと日本の1円。

え?これ日本のゲームやったっけ?

いや違うし、中華鍋やから?アジアつながり?

不条理ギャグ漫画の世界に入り込んだ感じ。


しかし無茶苦茶な世界観に相反して、

ゲーム自体はルールを知った時点で誰もが

なるほど面白そうと納得できる

わかりやすくユニークなシステムになってて

プレイは普通に盛り上がりました。


ルールはちょー簡単。

まず共通の場に、今回のゲームで使用する

中華鍋カードを表面で並べます。


プレイ人数によって並べるカード数が異なり、

例えば今回の4人プレイなら18枚並べます。


上の写真では左側にある横向けのカード群。

色んな中華鍋がありますが、数字は点数です。


ちなみに中華鍋カードは全部で25枚あり、

余った中華鍋カードは

今回のゲームでは使用しません。


ゲームごとに使用する中華鍋の組み合わせが

ガラッと変わるので

それでリプレイ性をあげとるワケです。


次に食材カードを山にして、そこから右側に、

3枚並べた列を2つ作り、その横に6円並べ、

さらにその下に、2枚並べた列を2つ作り、

その横に4円を並べます。


これは食材を売ってる市場みたいなもんで、

3枚2列と2枚2列で、店が2つある感じかな。


食材の横に並べてるあるお金カードの数が、

その店の1列の食材の値段になっており、


つまり最初は6円を支払えば、

その横の2つの列のどちらかの3枚の食材が

全て手に入るとゆーわけです。

(どっちを買うか選べます)


ただし食材を買うために支払ったお金は、

横に並んでるお金カードに加えられます。


つまり誰かが食材を購入すれば、

その店の食材の値段が倍になるとゆう

需要と供給をデフォルメしたような仕掛けで

欲しい食材を得るのが難儀しそうなんですが

実際、そうとう難儀します。


んで、各自3円ずつ受け取りゲームスタート。

親から時計回りに手番を行っていきます。


自分の番には3つのアクションから1つ実行

食材を買うアクションは上記の通りで、

任意の1列を選び、横の値段のお金を支払い、

選んだ一列の全食材を獲得し手札にします。


購入後は、なくなった列に新たな食材を

山から補充して同じように並べます。


ただゲーム始めは、みんな3円しか持ってなく

上の店の値段は6円、下の店は4円なので、

最初は誰も購入できません。


だからもっとお金が欲しいー、つーことで

次のお金を手に入れるアクションがあります。

といっても2つのお店のどちらかを選んで、

その横の1円カード1枚をゲットするだけ。


でもこのアクションを誰かが実行すれば、

当然、その店の食材の値段が1円下がり

次の番の人から購入しやすくなります。


そして食材ゲットのアクションとの相互作用で

食材の値段が上がったり下がったりする

とゆーわけです。


残りのアクションは

中華鍋カード1枚をゲットするアクション。


食材カードの中には

クッキー、レンゲ、どんぶり、お箸、星の

5種類のどれかのマークが

1~2個ついてるものがあります

(全くないカードもあり)。


手札から同一のマークで4つになるように

何枚か食材カードを自分の前に出せば、

好きな中華鍋カード1枚をゲットできます。

(星マークはワイルド)


ちなみにゲットした中華鍋とプレイした食材は

自分の前にストックしておきます。


食材は中華鍋のために支払ったわけじゃなく

自分の前にプレイして置いただけなんで、

手札と同様、獲得した食材のままであり

中華鍋を獲得するためにマークを使用した

マーク使用済カードであることを記録するため

自分の前にストックして分けてるだけです。


つまり一度購入した食材はゲーム終了時まで

ずっと保持したまま、なくならないのです。


各自、1円をゲットしたり、食材を買ったり、

食材を自分の前に出して中華鍋をゲットしたり

そんな風にゲームを進め、

上下どちらかの店の食材が全てなくなれば

全員1回ずつアクション後ゲーム終了。


しかしオモロいことにゲームが終わっても、

全員、自分が何点なのか、まだ知りません。


終了してからの得点化作業ってのがありまして

自分の前にプレイした食材と手札の食材を、

手に入れた中華鍋カードごとに好きに割当てて

中華鍋カードに記載の得点を

ここではじめて獲得してゆくわけです。

(手札に残ったカードも得点化できる点に注意)


ただ各食材は1枚の中華鍋にしか使用できず、

どれに使用するかで得点が違ってくるので

どんな風に割当てれば高得点になるか

ちょっとパズル的に考えなくてはなりません。


例えば下の写真をご覧くだされ

一番左のカードは

マライアキャロット1枚と

エルビスザキングプローン1枚を

それぞれ2点にする中華鍋カードです。

食材1枚使用する毎にその得点を得ます。

例えばマライアキャロット2枚あれば4点になり

食材2種類そろえずとも別々に得点化できます


しかし真ん中のカードは

マライアキャロット4枚とティナツナ3枚を

全部そろえてよーやく20点になるカード。

もちろん、そろえる毎に20点を得られます。


一番右の枠が青いカードは

他の中華鍋カードとペアで使用するカードで、

これは中華鍋カード1枚を食材不要の12点に

問答無用に変更するカードです。

どの中華鍋カードとペアで使うか選べますが、

元の中華鍋カードの効果がなくなるので

ゲットしたけど結局使わないってのもアリです


獲得した中華鍋の得点化の効果に、

自分の食材をどんな割り振りで使用するか決め

点数を算出後、合計点が一番高い者が優勝です


ルールはこんくらいかな。


要するに、食材カードで中華鍋カードを獲得し

ゲーム終了時に、中華鍋に記載の得点方法で

食材カードを点数化するゲームとゆーワケです


食材カードにはマークを揃えて鍋ゲットと

ゲーム終了時の得点化の2つの機能があるため

マークだけを意識して食材を買ってもダメで

獲得した鍋に使用して得点化するための食材も

同時に集めておかなくてはなりません。


例えばニンジン4枚とツナ4枚で20点の鍋を

何かのマーク4つを揃えいち早くゲットしても

ニンジン4枚とツナ4枚を

ゲーム終了時までにちゃんと獲得してなくちゃ

その鍋は0点のまんまなのです。


実際のゲームでは、

とにかく最初は全員マークを揃える事に必死で

中華鍋の得点化のとこまでは頭が回らず、

それでも食材を手に入れるのは苦労します。


2枚よりは一気に3枚を手にいれたくて

よしあの3枚の一列を手に入れようと狙っても

自分の直前に誰かに3枚列が買われたら

例えば4円だった価格が一気に8円になり

買えなくなってしまうのです。

んで泣く泣く2枚列の方の店から2枚購入


それでも買えたらいい方で

自分の番に両方の店の価格が爆上がりで

お金が全然足りずに購入断念

ってな事態も起こりうるし、


お金を手に入れたくも1手番使って1円だけだし

それは食材の値段が安くなって

他の人に買われちゃうチャンスにもなるので

食材を買えるタイミングはほんま貴重な瞬間


なので、とにかく初見では、

マークを4つ集めることに必死になりガチで

よーやく中華鍋を獲得できるって時は

なんかめちゃテンションあがります。

このゲームで一番ワクワクするひとときかも。


まるでお金をためてためてよーやく購入できる

ドラクエの武器を買う時の高揚感みたいな


しかも、いろんな得点化の中華鍋があって

どれにしよーか目移りしちゃいます。


将来的にこの中華鍋なら食材揃いそうとか

この中華鍋ならどんな食材を手に入れても

とりあえず得点になるからこっちにしとことか


手当たり次第、中華鍋を手に入れた友人なんて

得点化のこととかあんま考えてなかったのか

ゲーム終了時に、どの食材をどの鍋に入れるか

結構、あーだこーだ悩んでて、

こっちの鍋にこの食材を使用すれば高得点やで

と他の友人のアドバイスを受けて

得点化したりしてました。


ちなみに優勝したのはワタクシです。

食材を揃えるのがムズそうで皆んなが敬遠した

20点のカードを手に入れたのが大きかったかな


食材が半分ほど足りてなかったけど、

後からギリギリ食材をゲットできました。


もし誰かに集めてる食材に気づかれて

邪魔されたら無理だったかも。

皆んな自分の事に必死だったから助かりー。


てことで、

ヘンテコな世界観で色物的な雰囲気ですが、

なかなかどーして、とっても悩ましく

ワクワクできるお買い物ゲームでした。


ゲームが終わった時まで

自分が勝ってるのか負けてるのか全然わからん

って仕組みも、このゲームに関しては

最後までモチベが下がんないのでグッド!

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鈴木和幸(s999)
山の川
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