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  • 1人~2人
  • 90分前後
  • 1989年~

ベトナム戦争境界線さんのレビュー

7名
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約3時間前

翔企画のミニシリーズの一作なんですが、ベトナム戦争の転回点、「テト(正月)攻勢」に焦点を当てたゲームです。ミニサイズのゲームらしくシンプルなユニット構成ながら、天候・航空攻勢・砲撃・ヘリボーン等に独立ルールを設け、この戦いの特徴を強調しています。

また、この戦いの戦略的意義である、アメリカ反戦世論を煽る部分もシステム化されており、ゲームバランスに寄与しています。

実際、ベトナム戦争は「ジャーナリズムの戦争」と呼ばれたくらい、ジャーナリストが活躍した戦場でもあります。日本人でも沢田教一氏・石川文洋氏など、著名な戦場カメラマンや記者を生み出しています。

私が中学生の時ニュースで目撃した、首都突入で1975年にベトナム戦争は、完全に終了する訳ですが、そこにはアメリカ軍の姿はありませんでした。この「テト攻勢」が、南ベトナムからのアメリカ軍撤収のきっかけになった事は間違いありません。

たとえ、アメリカ兵1名に対して共産兵50名の損害比率であっても、アメリカ世論の誘導のためには、有効な取引と、共産国の割り切りの凄さ、第一線に、南ベトナム解放戦線を矢面に立たせ、ベトナム統一後を見据えた作戦を立てる北ベトナム政府のすごみを感じさせる戦いです。

そんなことを思いながらプレイしましたが、結構バランスも良く、なかなかの好ゲームです。デザイナーの佐藤大輔氏は「レッドサン・ブラッククロス」の作家でもあります。その後、架空戦記作家としても名を馳せ、その強烈なキャラクターは、小林源文氏の漫画にも登場したりします。結構若くして亡くなられたのが残念です。

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大賢者
境界線
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