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  • 2人~5人
  • 45分前後
  • 10歳~
  • 2012年~

アーバニアchacoさんのレビュー

53名
0名
0
1年以上前
 プレイヤーは都市の再開発計画における1人の担当者です。自分で提出した計画に沿う再開発を行いつつ、6人の顔役に対してのコネを利用して、自分の社会的地位を上げることが目的です。そのためには労働者を確保し、浮いた資金を顔役達に提供していかなければなりません。6枚ずつある工場、銀行、病院、商業地区、学校、公園と13枚の住宅地区と言った7種類49枚のタイルを無作為に7×7マスで配置します。初期配置の段階で中央に位置する5枚だけは既に再開発が終わっているものとして、タイルを開発面にしておきます。残りの44枚は幹線道路によって、11枚ずつのグループに分断され、その中の1グループでも9枚以上のタイルが再開発されれば、ゲームの終了条件を満たすことになります。ここまで読まれたあなた、正方形のタイルを想像されたでしょう。甘い。『Urbania』のタイルは形状がバラバラな上に、7つある種類に応じて、両面共に色が異なっているのです。つまり、49個のチットを自作して、配置するたびに4面ダイスで向きを決定するぐらいの工夫をしないと完璧な無作為配置は不可能でしょう。タイル毎に必要な労働者の数(1〜6)が決まっており、人数が多いほどVPも多くなっています(2〜15)。60枚用意されている財源カード(=消費できる硬貨と労働者の合計が2〜3になっている)を用いて再開発を行うのですが、カードも6色に色分けされており、住宅地区以外のタイルは同じ色の財源カードが必要です。手札は5枚なので、全てのタイルに対応することは不可能な点が、このゲームの肝と言えるでしょう。一方、31枚の計画カードは指定された範囲内が完成していればVP(2〜12)になる区域、特定の建物タイルが完成していれば1枚が6VPになる建物、指定された分野(1〜2)の専門家を雇用していればVPになる専門家の3種類があって、それらは手札として入手した上で、3枚までしか提出することができません。6枚の専門家カードは場に公開されており、財源カードの消費で雇用できるのですが、他のプレイヤーが雇用費を釣り上げると、引き抜かれてしまします(永久雇用には硬貨8枚が必要)。手番プレイヤーが実行できるアクションは、1)財源/計画カードを任意の組み合わせで2枚引く。2)財源カード(の労働者)を消費して、建物を再建する。3)財源カード(の硬貨)を消費して専門家を雇う。4)VPの1割を賄賂として支払うことで、計画カード1枚を提出するの4種類です。面白いのは、計画カードを早く提出するほど、失うVPは少なくて済むのですが、その計画通りに再開発が進むとは限らない点でしょう。簡単なルールで大人の嫌な世界をかいま見れるゲームです。
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chaco
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