タイニー・エピック・パイレーツ：アムズの呪い（拡張）chacoさんのレビュー

　『Curse of Amdiak』は〈タイニーエピック〉の『海賊』に幽霊船を登場させる拡張です(プレイヤー数は増えません)。海域に使うカード枚数が基本セットの16枚から20枚に増え、その内4枚は呪われた海域とみなされます。プレイヤー全員が、海賊船から呪われた黄金を回収して、自分の担当分となる骨壺に交換してから、所定の位置へ所持金全額と共に埋葬することで、海域カード１枚分の呪いを解くと言うお使いをしなければなりません。それだけ聞くとルールと手間が増えるだけのように思えますが、所持金全額を失うと言うルールがあることから、ゲームにおける序盤の目標となるので、むしろ初プレイの時に導入した方が良いと思います。実際に、4人全員が初プレイと言う条件で試してみましたが、何の問題もなくスムーズにプレイできました。〈タイニーエピック〉のゲーム群は、基本的にネオプレネ製のゲームマットが別売りされていますが、この『海賊』に関しては66cm四方の『Game Mat』以外にも、４枚組の『Player Mats』が販売されており、その両方を導入すればカードが滑りにくくなってプレイが捗ります。さらに金属製のコインやダイスにおける2の目が髑髏になっている特製ダイスも加えると、とてもミニゲームには見えなくなるでしょう、