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  • 2人~5人
  • 20分前後
  • 10歳~
  • 2022年~

タタリBluebearさんのレビュー

210名
3名
19日前
0

優れたジレンマで信頼のあるライナー・クニツィア氏の新作ダイスゲーム。

BGGにも登録がないので、完全新作か、またはテーマ替えの再発売かわかりませんが、今回はジャパニーズホラーの『祟り』がテーマです。

唐突に『あなたは呪われました』と宣言され、ダイスを使って自分に降りかかってくる呪いの日本人形を払っていき、最初に呪いをゼロにした者が勝利となるゲームです。

◾️作り込まれたコンポーネント

とにかくこのゲーム、手が込んだ豪華なコンポーネントが目を引きます。

①まずは箱。

美しく描かれたパッケージアートですが、とにかく表も裏も怖い。

表はよく見ると社の階段を包みを下げて登る男性を迎える無数の人形という図。これだけでなんだかゾクゾクしますね。また角度を変えるとわかりますが、光沢印刷で浮かび上がる人形の顔!

裏面は『あなたは呪われました』の大きなメッセージと、瞳のない日本人形の顔のアップ!

この時点でムード満点なので、パッケージデザインのセンスの良さが光ります。

②特製ダイスが6個。

壱、弐、参、四、人形1体、人形2体、の計6面(ちゃんと木製)

これも雰囲気重視で古めかしい字体での印刷です。(ちなみにメンバーにこの数字が読めない奴がいたので、君たちもうちょっと勉強しような。笑)

③呪いを封印する社ボード5枚

1番効果の高い11番の社は、なぜか妙な形にカットしてあり、最初??と思いましたが、ルールをよく読むと、呪いを箱に納めるため、その箱に斜めにハマるように作られているのです。

その箱の中には、陰陽道の晴明桔梗とも言われる五芒星。

決してゲーム的には深い意味はないのですが、こういう演出に感心。(ちなみにこちらでも説明時に「『やしろ』って何?」と聞かれました。うん、君らもっと勉強しような。笑)

④そして極め付けの呪い人形!

黒地に赤い着物の日本人形のトークンが何と44個!これがゾロゾロ前に並ぶだけで充分に気味が悪い。

しかも!よく見ると何個か表情の異なるものが混じっているじゃありませんか!(もはや凝りすぎですね、笑)

このようにコンポーネントは割とシンプルな部類に入りますが、おどろおどろしい日本の呪いのムードを演出する工夫がしっかりされているところに非常に好感を持ちました。(とりあえずコンポーネント見せれば、それだけでゲーム前のつかみはOKです♪これポイント高いです。)

ただしその分、コンパクトサイズのゲームにしては若干割高ですが、この程度であれば充分許容範囲ですね。

◾️ルールはシンプルなダイスゲーム

各プレイヤーは人数によって決まる一定数の呪い人形を最初に持ち、ダイスの結果によってこれを払っていき、結果的に0にして、その状態で一周持ち堪えれば勝ちです。なぜそれが勝ちになるのかがとてもわかりやすい。

手番に6個のダイスをまとめて振り、《1種類》の目を確定させます。(1個ではない事に注意)

望むなら残りをまた振って、《最初と異なる目》のうち《1種類》を確定させて…という作業を望むだけ繰り返します。このダイスルールが基本構造。

必然的に、次に確定できる目の種類は、だんだん限られてくるので、狙いどころは難しいです。

結果として確定した目を見て、数字の合計が7以上なら指定の社ボードに呪いを封印できますが、封印できる人形の数はダイスの《人形の目》の合計数です。

そうなんですよ!出来るだけ多い数字を出さないと封印場所の社に辿り着けないのですが、人形の目もたくさん出さないと人形が封印できないんです。お分かりの通り、これは両立しません。ここがクニツィアっぽいですね。(この辺がちょっとだけ分かりにくいですが、一度理解すれば難しくないです)

人形の目の合計が、その社ボードに納めてある人形の数より多ければ、その数だけ自分の人形をそこに納める事ができます。

ところがところが、すでに多くの人形が社にあると、逆に越えた分の人形を自分が引き取らなければなりません。(うまくやらないとこれもキツい!)

また、バースト(判定に失敗)してしまうと、社ボードのうち最も呪い人形が多いところの人形を全部引き取らなければならないという大惨事のため、常にヒリヒリしたスリルもあります。(呪いの封印なので、失敗すればちゃんと《返し》が来るってところが見事です)

長くなるのでこれ以上書ききれませんが、要はうまくダイスをコントロールしないと自分の呪い人形を払っていく事ができないようになっているのです。


◾️結構盛り上がる展開

我々のグループで特に盛り上がったのは、《壱》の目で呪い人形を封印する事ができた時には、《呪い移し》と言って、自分の呪い人形をその数だけ、誰か他の任意のプレイヤーに押しつけるルールです!このおかげで、ソロプレイっぽさもなく、やったやられたで大騒ぎになります。

この押し付け合いがめちゃめちゃ楽しい!確率は低いけど、結構な逆転要素になってますね。


「ううっ、ダメだ!目が揃わねえ」

「とりあえずその弐2つを残してあと3個を降り直すしかないんじゃない?」

「だよなあ〜」

「それで合計8になるから、あとは人形よね」

「確率低いな〜、いけっ!」

「おお!出た」

「よしよし、この人形2を二つ残して降り直す!あと1個〜!」

「確率的に半々でバーストじゃない?」

「う…。いい、ここは度胸だ!行きます!ていっ!」

「おおっ!壱出た!」

「よっしゃ!これで人形4だし、社は9だから、2個封印できるぜっ!あと3個だ!」

「いいな〜」

「壱で封印成功だから、追加であと1個《呪い移し》で誰かに押し付けられのを忘れてない?」

「あ、そうだった。じゃあ(ニヤリ)、○○ちゃんにあげよう。はいプレゼント♪」

「きゃー!何で私なのよ!ひどい!やっと2個まで減らしたのに!」

「わはは、トップとはそういんもんだよー」

「○○ちゃんの呪いの方が怖いぞ」

「だな、笑」

という感じでした。

おどろおどろしい外見に反して、なかなか賑やかなゲームでした。(5人まで問題なくプレイできます。)

雰囲気的にもこれからの夏にピッタリですね。

ただ、良くも悪くもダイスゲームなので、どんなに緻密に戦略を立てても、結局はダイス運です。そのため面白いけどせいぜい連続2回がいいところかな。

所要時間も30分程度なので、ゲーム会の最初の景気付けや、最後の時間調整には最適のゲームだと感じました。

【余談】

テーマ的にもパッケージ的にも、イラストが怖いので(特に箱裏)個人的にはあんまり部屋に置いときたくないなあ。

ある程度やったら女性陣の誰かにプレゼントしちゃおうっと♪

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あねご
Sato39
びーている / btail
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