サンクトペテルブルク：第2版おとんさんのレビュー

星８

ボドゲ400種を所有し、軽〜中量級を中心にプレイするゲーマーの感想です。ボードゲーム会にて、4人で遊びました。2025年5月

【どんなゲーム？】

カードを買い集め、それによって徐々に蓄えを積み上げていく、マネーマネージメント系のボードゲームです。

【感想】

中量級が好きな人間としては、メカニクスがシンプルで分かりやすく、ちょうど良い重さでした。プレイ時間が少々長めの中量級ってところでしょうか。

ゲームの流れとしては、メインボードに8枚並べられたカードを手番順に買い集め、そのカードの効果を得て徐々に増力していきます。(4人プレイ時)

なので、主なインタラクションはカードの早取りになります。

なお、リソースはほぼお金のみなので、資金源の確保は最重要課題。

お金が確保できるようになったら、勝利点の定期報酬の基盤を作ったり、最終得点計算のためのセットコレクションの人物を集めたりしていきます。

そして、同名のカードを追加取得する場合は、通常より1金安く買える拡大再生産の要素もあります。初めは効果が小さいようにも見えますが、それらは積算されるので少しずつボディブローのように効いてくるので無視できません。

一部のカードに特殊効果がありますが、アイコンで表現されていて効果も複雑ではありません。視認性なども含め、全体を通して遊びやすいゲームだと思います。

一言でいうと、色々ちょうど良いゲーム。

⚫︎良い点

複雑過ぎない中量級ゲーム。分かりやすい。

ファミリーにも良さそう。

ほぼカードだけの構成なのに、それを感じさせない満足感。

⚫︎気になる点

特に無し。

⚫︎悪い点

特に無し。