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  • 1人~4人
  • 15分~30分
  • 10歳~
  • 2023年~

ポイント・シティじむやさんのレビュー

989名
8名
0
約1年前

キャリコやカスカディアでお馴染みflatout gamesの新作。ゲーム的にはポイントサラダの派生系(らしいです。ポイントサラダやったことないので比較できません)。カードで町作り。といっても箱庭的なものじゃなくカードから得点やリソースを得ていくエンジンビルド&セットコレクション。
4人まで遊べますがソロプレイのみのレビューとなります。
※Kickstarter版のため自力和訳になります。あと通常版にはない市民トークンが4枚付属しています。


コンポーネント

こんなかんじでぎっしり。インサートはありがたいけど、スリーブつけたら入りません。
カードはアメリカンサイズ。


ゲームはカードとトークンのみで構成されます。カードはリソース面と建物面の両面仕様。建物面でカードのレベル(1~3)が分かるようになってます。


それと、人数分のワイルドリソースカードがあり、うち1枚はスタートプレイヤーを示すマーク入り。これを引いた人がスタPです。


トークンは特定建物をたてたときに獲得できる得点条件。それと、次に置くべきカードの種類を確認する用補助トークンが2枚(カードと同じくリソース面・建物面)があります。


ソロゲームについて

オートマとの競争。山札が尽きて補充できなくなるまでプレイ(お互い17手番。終了時場に14枚残る形)。より点数の高い方が勝ち。オートマの得点条件は3段階の難易度で調整できます。

プレイヤーが先手番です。


セットアップ

2人用準拠です。

①まず山札を作ります。カード全部は使わないのでレベル毎に必要枚数をランダムに準備します。

②リソース面を上にして、下からレベル3→2→1の順に積みます。

③山札からカードを16枚、4×4に並べます。

④市民トークンをランダムに10枚順番が分かるように並べます。(オートマのトークン獲得順が決まってる)

⑤残りの市民トークンから2枚裏返しで取り、下の写真のようにオートマの取得マーカーとして設置します。

⑥1枚ワイルドカードを持ち、使うなら補助トークンを用意して準備完了。


自分の手番

場から2枚カードを獲得します。その際の条件は

・カードは辺で接する2枚
・リソースは制限なし。建物は所有リソースで払いきれない場合取得不可
・どこも取れない場合や望む場合山札から直接2枚取得(リソース面)

となります。

カードをとった後は山札から補充しますが、補充時は「取得した面と逆」を配置します。リソース面なら建物面。

※追加アクション(任意):4枚全てリソースの列または行があれば、1枚だけ建物面にできます。初期方針決めるのに活用できます。


オートマの手番

オートマはリソースを使いません。マーカーの交点とその下(交点が一番下なら回って1番上)を有無を言わさず獲得します。補充は一緒。その後マーカーを1つ動かします。


建物について

純粋に得点がついてるもの、永続リソースがあるもの、市民トークンを獲得できるものの3つの効果があります。永続リソースは、建物を建てるときに1つのリソースとして使用可。1手番あたり1つの建物からは1回(建物のリソース1個を2つの建物に使いまわしは不可)


トークンについて

プレイヤー:前述の「市民トークンが取れる建物」を獲得したときに好きなものを取得できます。獲得しただけで得点のものもあれば、決まった建物の永続リソースの所持数に応じた得点などがあります。
(下の写真だと、コインと植物の永続リソース1セットにつき3点。自由に選べるので自分の場札に応じた選択をする必要があります)

オートマ:1列に並べたトークンの一番左(※最初に決めた順番なら上でも右でもいいと思う)から取って裏返してオートマのカード置き場へ。難易度に応じて1枚あたりの点が変わります。
取得される順番もわかっているので、自分が狙っている分は早めに確保したいもの。


得点計算

プレイヤー:建物の点数+トークンの条件を満たした点数
オートマ:建物の点数+建物の永続リソース数+トークンの枚数+難易度ハードの場合は「ワイルドカード」獲得数

で計算します。

※難易度イージーならトークンは1つ3ポイント、ミドル5ポイント、ハード7ポイントとゲーム自体は変わりませんが獲得倍率が高くなりどんどん強敵になります。


感 想


分かりやすいルールと悩ましさ

ルールは基本的には「手番では2枚のカードを取得する」「建物はリソース持ってないとれない」というとこなんですけど、補充が獲得面と逆というだけで、どこをとるか悩みます。ソロならなおさらオートマの取得順はわかってるので、何とか建物カットしたいとか、トークンにあった建物を狙ったり。フリーアクション使ってリソース面を建物面にして獲得していったり、影響ないとこでリソース確保したり。やってて思いましたがちょっと「宝石の煌き」風味。場にあるリソースを取る=建物を増やすということなんで、終盤は特にどこを取るか、どこを取らせないか悩むことになりますね。

見やすく言語依存のないカード・直感的じゃないトークン

カラフルで可愛いカードやトークン。ルールさえ把握してしまえばほぼほぼ言語依存なし。
逆に市民トークンは一部効果が分かりづらいものがありました。でも取説に効果が書かれてない。キック版のおまけトークンには効果説明がついてたので、なんで取説に載ってないのか。見たらわかるレベルかもしれないけどそこは統一してほしかったかな。


カードサイズとインサート

カードとトークンがきれいに収まるインサート付きなのはありがたいんですが、カードの質がそんなに良くないのでスリーブつけたい。そうするとせっかくのインサートを捨てないと…となってします。カードの質がもう少し高ければよかったんですけどね。


ゲームそのものには特に不満もなく、総じてなかなか楽しめる感じでした。いずれ日本語版出ると思うので、機会があればぜひ。ソロプレイヤーの方にもおすすめできる内容と思います。

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荏原町将棋センター
wacky777
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じむや
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