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  • 2人~4人
  • 60分~90分
  • 10歳~
  • 2011年~

パンテオン荏原町将棋センターさんのレビュー

151名 が参考
4名 がナイス
2ヶ月前

宝石の煌めきは、輪廻的なエンジンビルドを構築したことで、人気ゲームとなりました。元となったパンテオンのエンジンビルドは簡単で、例えば、赤を1所有すれば、赤が1永久となります。宝石の煌めきのように、赤4で青1になるということはありません。つまり、リソース変換のエンジンではない、単純なタブロービルドです。

宝石の煌めきは、宝石でカードを買って、そのカードが宝石になるという連鎖のスタイリッシュなシステムです。パンテオンでは、宝石の煌めきのカードに当たる「生贄タイル」を買い、生贄カードと合計して神様タイルを入手していきます。また、神様タイルの条件に色の指定がないので、生贄タイルは、宝石の煌めきよりスピーディーに使用されるのが特徴です。


パンテオンはもう一つ、ラインコネクトのメカニクスを持っています。

手番のアクションは3種類。(Dは可能な時だけ)

A 足カードを使って移動する(足跡を付ける)

B お金カードを使って、(足や神柱を買う、移動する、生贄タイルを買う)

C カードを3枚補充する

D 対応する生贄カードを捨て、神様タイルを貰う


このゲームはカードアクションゲームです。カードの種類は、足(2歩移動)、お金(1金)、生贄4種類。これらが混ざり合っています。

足と柱のコマは、個人ストック制で、ゲーム開始時は、足4つ、柱3つしか持っていません。

B買い物は、何金でも好きなように買えます。ストックの足も神柱も一つ1金、移動(足や神柱を有料(1マス1金)で置ける)も、4種の(レベル1の)生贄タイルも、全て1金です。(同じ種類の生贄タイルのレベルを上げたければ、その差額分のお金を払います)

A移動だけはプエルトリコ方式で、手番プレイヤーが、足カードを好きな枚数出し、それに+1した分、足や神柱を配置します。(例:2枚出したら2×2+1=5マス分)。他プレイヤーも足カードを好きな数出して移動することができます。+1はできません。移動したくない、できないときはカードを1枚補充します。補充はチケライ方式。

この移動によって、スタート地点から、神柱マークのあるマスまで足を伸ばせばOK。その神柱マークには足ではなく神柱を置きます。柱は各プレイヤーmax12本で、4の倍数置くたびに、決算時のVPがアップします。つまり、

1〜3本までは、柱一本につき1VP

4〜7本までは、柱一本につき2VP

8〜11本までは、柱一本につき3VP

12本全部置くと、4×12=48VP。

第3ラウンドと最終第6ラウンドに得点決算があります。

これが、ラインコネクトの方のVPです。


前述のエンジンビルドの方のVPは、神様タイルがそのままVPとなっています。しかし、そのVPなんですが、ラウンドの数=VPとなっています。つまり、第1ラウンドの神様タイルは一枚につき1VP。最終ラウンドは一枚につき6VPとなります。神様タイルは、各ラウンド頭に、プレイ人数+1枚、セッティングされますので、例えば4人プレイだと5枚、即ち6ラウンド目は30VP潜在していることになります。

また、神様タイルは、永続効果も兼ねているので、序盤ほぼVPの戦力とならない神様タイルを取りに行くかどうか悩ましいところです。

↑ 序盤でも取ってみたい神様タイルの例。左から、1種類の生贄4つで、足の数+1という永続効果。その隣は、ジャンプして足が置ける永続効果。右の2枚は、4種類の生贄を該当の数集めて、各ラウンド頭に柱や足がストックから無料で貰える効果。(この2枚は、初版に付いていたプロモタイル)


各ラウンドの全ての神様タイルが買われた時点で、そのラウンド(文明)が終了します。


さて、ラインコネクトに戻りますが、このゲーム、一つのマスには2プレイヤー分しか足又は神柱が置けません。また、後から他プレイヤーの足又は神柱のマスに入る場合は、移動が1ではなく2必要となります。

ただし、ライン、すなわち足のコマだけは、ラウンドが終了すると、全てボード上から無くなり、手元に戻ります。柱だけがボード上に残り、次のラウンドのスタート地点が決まります。この所作が実は、文明が滅び、次の民族が文明を興していることを表しています。6民族分、つまり6ラウンド、スタート地点が変わるというわけです。

↑ ローマが文明を興した場合。ローマを拠点にラインを作るだけ。六角形のボーナスタイルを全て取った時も、ラウンドは終了する。この「目」のボーナスタイルは半神で、直接VP(1〜6VP)となって決算時に貰える。決算は2回あるので、序盤から半神を貯めておく手もある。


ずいぶん長くなりそうなゲームだと思われますが、これが、実は真逆!最終ラウンドなど、全プレイヤーが6VPの神様タイルをさっさと買って全て売り切れ、あっという間に終わります。最後のラウンドは、神柱を置く時間が回ってこない可能性もあります。

これが、前述したスピーディー、宝石の煌めきの終息感と同じで、しかも色指定も無いので、呆気ない早さで神様タイルが取れてしまいます。だから間延びもしないし、面白いのです。

↑ 終盤は、こんな感じで生贄タイルが何枚か手元にある。この「神物」生贄カードをたった1枚捨てるだけで、5、3、1となり、この、(半神を2枚貰う即時効果の)神様タイルが手に入る。6ラウンド目だったら6VPだ。


このゲームには固有能力制もありますが、ほとんどはスタート時の即時効果笑。こういうのって固有能力って言うんでしょうか…


難しいゲームではありませんが…

■柱の数が、決算前に7本、11本は非常に悔しい。11本だと33VP。12本は48VPなので、なんと15VP差になる。7本は14VPだが、8本は24VP。これもたった一本で10VP差ある。

■ゲーム終了時、(獲得時のVPとは別に)、神様タイル自身がVPとなる神様が一人いる。このVPは自分の持っている生贄タイルの最高レベル、すなわち4VPとなるので、この神様をたくさん集める作戦もある。

■序盤は、効率的に移動し、柱をたくさん建て、終盤は神様カードを早取りする。これがこのゲームのオーソドックスな戦略スタイル。ただし、柱を置くのに乗り遅れてしまった場合や、中盤から神様タイルのVPを独り占めしたい場合は、柱の目標を「8本」で打ち切り、神様特化戦略に走る。


VPが2種類しかないので、「大量(12)神柱」を狙うか、生贄タイルのレベルを上げ「神様タイル買いやすくする」か。戦略は2つです。要は、ラインコネクトやりますか?エンジンビルドやりますか?ということです。メインシステム同士が戦略の選択肢として対立するゲームは、総じてバランスがいいと思います。

この投稿に4名がナイス!しました
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荏原町将棋センター
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交渉・立ち回り2
心理戦・ブラフ1
攻防・戦闘1
アート・外見1
作品データ
タイトルパンテオン
原題・英題表記Pantheon
参加人数2人~4人(60分~90分)
対象年齢10歳から
発売時期2011年~
参考価格未登録
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