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  • 3人~8人
  • 30分~45分
  • 14歳~
  • 2015年~

ニューセイラムchacoさんのレビュー

99名
0名
0
1年以上前
 『人狼』嫌いの友人が面白いと絶賛した正体隠匿系の傑作です。1692年にマサチューセッツ州で起きた魔女刈りの後、住民たちがセイラム(Salem)村【現在のダンバース】をニューセイラムとして復興させようとしたら、魔女が残っていたと言う設定のゲームです【ノースダコタ州のニューセーラム(New Sarum)とは関係ありません】。『New Salem』を5人以上でプレイした場合、必ず1人以上の魔女が居るのですが、4人以下では全員がピューリタンの可能性もあります(2枚の魔女と4枚のピューリタンをシャッフルして役割を無作為に決めるため)。それでもゲームが成立するように出来ているのが本作の優れた点でしょう。短所を挙げるとすれば、プレイヤー数が決まってからでないと2組ある山札の準備が出来ない点と、7人プレイで魔女が自分1人だったときの辛さですね(体験済み:8人なら必ず2人以上いる)。このゲームは5ラウンドで終了しますが、プレイヤーにとっての手札となる建物カードはラウンド毎に補充枚数とプレイ枚数が異なります(3ラウンド目がピークで5枚引きの4枚プレイ)。建物カードは1枚ずつ全員同時にプレイして、残りのカードは左隣のプレイヤーに渡すため、どの建物を不要としのかと言う情報だけは左隣のプレイヤーにバレています。建物カードは3枚1組となる街並みが描かれており、3枚揃えることで2VPが必ず貰えます。プレイヤーがゲーム開始時に引いたキャラクターカードには、魔女かピューリタンかの区別だけでなく、自分でプレイすれば1枚につき1VPが貰える建物の種類が2つずつ表示されていますが、残りの4種類に関しては3枚揃えた時の2VPしかないので、どうしても建物カードを3枚揃えたくなるわけです。建物カードには他にも情報があります。それは絶望レベルの増減を表しており、ゲーム終了時点で絶望レベルが参加プレイヤー数の2倍に達していると、問答無用でピュリータンの敗北が決定します(そうでなければ魔女の敗北)。そして、勝利した陣営のプレイヤーたちだけでVPを比較し、勝者を決定することになります。なので、自分の陣営には不利だと判っていても、とりあえずVPのために絶望レベルを増減させてしまうプレイヤーが後を絶たず、なかなか誰が魔女なのかを見分けることが困難になっています。もう一つの山札であるイベントカードですが、ゲーム開始時点で、絶望レベルを2段階下げる‘掃除’と、プレイヤー1人を魔女とみなすことで彼女のプレイした建物カードでは絶望レベルの増減が発生しなくなる‘裁判’の2枚を場に出した上で、ラウンド毎に1枚ずつ追加されていきます。これらのイベントは自由に実行できるわけではなく、建物カードのプレイで入手できることがある‘希望’キューブを集めて消費しなければなりません、そのためプレイヤーには、自分の獲得した希望キューブを、清廉潔白そうなキャラクターにプレゼントすることで、イベントの発動を促すわけです。当然のことながら、希望キューブが集まっているのに、イベントを実行しなければ真っ先に疑われますから、ロールプレイに関しても及第点以上の出来となっています。尚、これから入手するのであれば、第2版にしましょう。
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chaco
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