マイボードゲーム機能「持ってる」「興味あり」など知人に共有できるコレクション管理機能。人数別や時間別などの並び替えも。
ボードゲーム発見機能マイボードゲームの登録データを統計分析し、未経験かつ未所有のおすすめボードゲームを自動抽出します。
レビューや日記の機能投稿した記事が読まれるたびに、通販でお得に商品を購入できるボドクーポンをGET! ハードル低めです。
コミュニティ機能専用掲示板・ボードゲームリストの合体機能が便利!公開コミュニティ、秘密のコミュニティ、設定も豊富。
ボドゲカフェ情報自分の「興味あり」「お気に入り」に登録したボードゲームカフェが提供するゲームが一目でわかるように。
通販ショップ国内主要メーカーや同人ゲームなど様々な商品をご購入いただけます。会員登録しないで購入することもできます。
  • 2人~5人
  • 30分前後
  • 10歳~
  • 1998年~

マンマミーアレモネードさんのレビュー

140名
1名
0
9ヶ月前
レーティングが非公開に設定されたユーザー

1つの窯を使用して

皆んなで各々のピザを作るゲーム。

友人たちと5人でプレイしました。


ピザを窯で作る時、温度も重要なんですが

焼き上がりのタイミングをうまく計って、

どれぐらい焼くかってのも大切だと思うのです。


焼き過ぎるとコゲちゃうし、

早く窯から出すとまだ生だったり。

美味しくいい感じに完成させるために、

どのタイミングでピザを窯から出すか、


その焼き上がりのタイミングってやつを

このゲームでは、

具材のカードをどれぐらいプレイしたかを

覚えるとゆう形で

うまくゲームとして表現しておりまして、


タイミングとゆう概念を

メモリーに絡めたゲームともうしましょか、

とにかくワイワイ盛り上がると同時に

みんなのフレーバー発言が、

「もうそろそろ、このピザはいけると思う」とか、

「そのピザ早過ぎひんか?」とか

「やっぱこのピザ出来上がってへんー」とか

なんかピザを焼いてるかのような会話になっちゃって、

どっかピザを作ってる気分にさせてくれる、

そんなゲームでした。


簡単にルールを説明しますと、

まず各自、

自分の色のレシピカードを8枚ずつ受け取り、

自分の前に混ぜて伏せた山にして配置します。


このレシピカードは完成したピザです。

完成するための具材の種類と量が

各カードに記載されております。


これをどれだけ完成させたかを競うゲームであり、

完成のたびにゲームから排除され、

ゲーム終了時、

一番少なく所持してる者が優勝とゆーわけです。


次に具材カードなるものが沢山あります。

これは、サラミ、ペパロニなど5種類あり、

各種類13枚ずつあります。

これを山にして中央に置きます。


各自、自分のレシピから1枚、

具材から6枚の計7枚を手札にして

ゲームをスタートします。


このゲームは3ラウンドを行うのですが、

各ラウンドは前半と後半に別れていて、

前半ではピザ作り

後半では出来たかどーかの確認

とゆう構成になっております。


では前半戦。自分の手番では、

同じ1種類の具材カードを好きなだけ、

その枚数と具材を宣言し、

表面で中央に重ねてプレイします。


すでに誰かのカードがプレイされていたら

その上にまとめて重ねていき、

加えて、これは任意なんですが、

レシピカード1枚も追加でプレイできます。


その後、具材カードか、もしくは

自分のレシピカードの好きな方から

手札が7枚になるように補充して手番を終えます。


これは、もうおさっしの通り

レシピカードの下に含まれる具材カードが、

そのレシピカードに記載されてる

具材以上存在していれば、

そのレシピカードは完成してるとゆうことです。


例えばペパロニ4つとマッシュルーム1つの

具材が必要なレシピカードの下のどこかに

ペパロニが4つ以上、

マッシュルームが1つ以上あれば、

そのレシピカードは後半戦の確認時に、

出来上がりとみなされるワケです。


ただし、レシピカードで使用された具材は

完成した時点で捨てられてしまい、

その後に、同じ具材を使用する

レシピがあったとしても

それらの具材はもう使用できません。

具材の使用は早いもん勝ちなのです。


なので、この前半戦では、

誰がなんの具材をどれだけ出していたか、

それぞれが記憶していき、

ここぞとゆうタイミングで

レシピカードをプレイする

ある種のチキンレースみたいになっております。


ただ、実際のプレイで僕らの中には、

具材を完璧に覚えている人はいませんでした。

みんな、だいたいの感覚でしか覚おらず、

「さっきペパロニ3枚出したから、

ペパロニはだいぶ多くあるんちゃうかな?」とか

「まだマッシュルームはほとんどないで」とか

そんな感じです。


しかしこれは僕らが5人いたからかも。

プレイ人数が少なければ少ないほど

もちっと正確に覚えられます。たぶん。


どちらにしろ、もうそろそろ、

このレシピのピザができるほどの具材が

プレイされてるんちゃうかな?って判断が

ピザが焼きあがるタイミングとなり

それは自分のレシピカードを

プレイするタイミングでもあるのです。


このチキンレースのようなもので面白い点は

他の人のレシピカードの具材構成と、

自分のレシピのカードの具材構成が

実は微妙に異なっている点です。


レシピカードの全体的な構成は同じなんですけど、

担当する色により、

ちょっとだけ使用する具材が違っていて、

しかも、どのカードを引くかも運なので、

各自が欲している具材が、

その時々で、少しずつ異なっているんです。


また手札に補充する際の

レシピと具材の割合も重要で、

レシピを沢山持てば、

プレイする機会も増えて勝利に近づきますが、

逆に具材のコントロールがままならなくなり、

自分のピザを完成させるのに

他者のプレイする具材次第になったりします。


これらの要素が複雑に絡み合うことで、

このゲームは、単なる覚えるだけの

タイミング争いのゲームになっておらず、

プレイ中の攻防をより戦略的なものにしています。


さて山札がつきれば次は後半戦です。

具材カードの中に

あらかじめマンマミーアカードが1枚だけ紛れており、

それを引いた者がピザ職人となって、

後半の確認作業を実行します。


ちなみにピザ職人は次のラウンドの

スタートプレイヤーでもあります。


あと、これは完全な余談ですが、

ピザ職人になれば、

皆んなの結果を公表する担い手として、

ちよっとした司会者的、あるいはプレゼン的な

優越感みたいなもんも味わえたりします。


さて、ピザ職人は、プレイしたカードの山を

まるごと裏面にして、

具材を1枚ずつ公開して並べていきます。


んで、途中でレシピカードが出たら、

その時点で公開したカードの中に、

具材がそろっているか確認し、

そろっていれば完成となり使用した具材カードは捨てられ、

レシピカードはゲームから排除されます。


もし完成してなければ、

具材はそのまま使われずに残り、

そのレシピカードだけが持ち主の山の

一番下にもどされます。


ただし、レシピカードの具材が足らなくても

そこで、すぐ未完成にはなりません。

安心してください

後半戦では、ここでワンチャンあります。


そのレシピカードの持ち主は、

自分のレシピカードが公開された時、

手札から足らない具材をその場で足すことができ、

後出しで完成させることが可能になってるのです。


なので前半戦ではどちらかとゆーと

冷静な駆け引きスタイルで進行しますが


後半戦では、

「サラミ使われてもーたけど、手札でギリ完成」とか

「くそー、あと1個具材が足らねー」といった

わかりやすく盛り上がるドラマが展開されます。


特にあかんって思っていたピザが完成していたり、

その逆だったりするのを、みんなで見ていくのは

結果発表の意外性を含め、

なかなか楽しい悲喜劇を

みんなで共有できちゃったりします。


とゆーことで、

記憶力と手札のコントロールで

自分のピザをどんどん完成させるゲームでした。

興味ある人はプレイするべーし。

この投稿に1名がナイス!しました
ナイス!
PET
レモネード
レモネード
シェアする
  • 198興味あり
  • 1212経験あり
  • 159お気に入り
  • 872持ってる
ログイン/会員登録でコメント
ログインする

レモネードさんの投稿

会員の新しい投稿