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  • 3人~10人
  • 5分前後
  • 10歳~
  • 2016年~

知ったか映画研究家スペシャル!レモネードさんのレビュー

134名
3名
0
9ヶ月前
レーティングが非公開に設定されたユーザー

架空の映画を観たテイで会話する大喜利系ゲーム。

友人たちと5人でプレイしました。


ルールは簡単。

言葉カードなるものがありまして、

そこにはサイコロの目と、

各出目に色んな言葉が描かれておりまして、


これを親が2枚引いてサイコロ2つふり、

その出目の言葉2つを組み合わせて、

映画のタイトルを決めます。


例えば、出目1で「ブラジル」、

出目3で「おばさん」なら

両方足して「ブラジルおばさん」もしくは

「おばさんブラジル」(前後は自由)


あとは親から、

その架空の映画を観てきたかのよーに、

30秒ほど、好き放題、自由に語ります。


語り終わる時に「ね、⚪︎⚪︎さん!」と言って、

他のプレイヤーに話を振るわけです、

そしたら、次は、そのプレイヤーが同じよーに語ります。

(指定するプレイヤーはまだ語ってない者)


んで、全員が語り終われば、

「ほんと、いい映画だねー!」

ってみんなで賛同して締めます。


その後、グッドカードなるものがありまして、

これを山にして真ん中に置いてあるので、

全員、そこから1枚引いて、

それを最もお話がよかったと思う人に、

せーので同時にあげます。

一番多くグッドカードをもらった者が優勝。


ちなみにグッドカードの裏は

ヒントカードになっており、

もし喋る言葉が思いつかなければ、

好きなタイミングで2枚引いて、

ヒントカード面に書かれてることを喋れば、

苦手でも、なんとか喋れるようになるかも。

ルールはこんだけかな。


でも最初にこのルールを読んだ時、

なんか身構えてしまいました。


コレ、遊べて盛り上がったら、

絶対楽しいけど、

自分自身ちゃんとできる自信がない、みたいな。

このゲームを楽しむのに、自分にはない、

なんらかの能力が必要かもみたいな。


映画は、洋画邦画問わず、C級から高尚なものまで

かなり沢山観てきましたが、

存在しない映画について語るとゆう自由さに対して

なぜかハードルが高いイメージの、

固定観念に囚われちゃって、ジャケ買いしたけど、

思わずそのまま封印してしまいました。

棚の奥の奥に。


でも、最近、

このゲームのルールをなんとなく読み直して、

あらためて、ふと思ったのです。


飲み会とかで、友人達と会話してる時に、

くだんない冗談で、

ペラペラとデタラメな論調ぶちまけて 

それにのっかったりして、

ひたすらノリで会話することあったりします。


深く言葉を考えてるわけじゃないんだけど、

流暢に会話が続いたりして。


このゲームは、

そーゆうもんの延長みたいなもんで、

ゲームだからと肩肘はらずに、

雑談気分で、もっとゆるふわにプレイしても、

えーんちゃうかなー

だって皆んなと遊ぶこと自体が楽しいんだもの。

みつを。


それに予測不能のトークが披露されることで

架空の映画が構築されていくって、

それこそ想像できないよーなモノが

生まれる瞬間を体験ができるかもしれんやん。

だから、いっちょ、

遊ぶことにチャレンジしてみますか!って。


で、実際に皆んなでプレイしてみたら、

意外にみんな、架空の映画やのに

ペラペラ、テキトーに喋れるもんです。

てゆーか、楽しいコレ。めちゃ楽しいやん。


架空の映画を話すコントを

ノリと勢いだけで、頭空っぽな感じて

みんなでやるようなもんなんだけど、

でもそれって、ちゃんとルールを決めてやると、

こんなに新鮮な刺激に満ちたもんになるんすね。

なんで今まで難しく考えてたんやろ?


架空の映画を

語りやすくしてる要素が3つありまして、

1つは1人の持ち時間が30秒ほどであること。


これは実に絶妙な時間で、

しどろもどろになったり、沢山思いつかなくても、

なんとか発言できる長さであり、

逆にペラペラ喋り過ぎても、

みんながダレない長さでもあります。


ちなみに僕らの場合はタイマーで正確に測らず、

体感時間だけでゲームを進行してましたが、

だいだい、1つか2つの文章くらいで、

語りにノッてきたら、

ちょっと長めに見るって感じでした。


で、2つ目は誰かが語っている時、

他者は常に肯定的な相槌なんかで応えるルールです。

何を喋っても、それに対して

肯定的な合いの手でみんなが答えてくれるので、

グダグダになっても

メンタル的にヘコむってことはありません。

てゆーかグダグダこそを楽しめちゃいます。


逆に自分のデタラメトークを

こんなにも受け入れてもらえるのかと、

調子づいちゃったりして


そこは協力ゲーム的とゆーか、

頑張って話せるよーに、

皆んなが応援してくれてる

そんなイメージです。


3つ目は

「ほんと、いい映画だねー!」ってゆう

全員でのシメ言葉。


無茶苦茶になってもオチがつくとゆーか、

それで全てがゆるされちゃうとゆーか。

自然に、みんな最後は笑顔になってます。


実際のプレイで

タイトル「ブラジルおばさん」で

僕らが遊んだ感じを例にすると


友人A「それにしても冒頭から度肝抜かれたな

リオのカーニバルがまさかそのまま

大乱闘スマッシュブラザースみたいになるなんてな」

全員「そうそう」「みんな殴る蹴るやった」

友人A「あそこでの、

主人公のブラジルおばさんの格闘のキレ」

全員「あの技はすごかったわー」

友人A「両手で空中飛びながらの

ブラジリアンチョップ、

でも、あんな派手なアクションの後、

まさかの急展開、なー、Bさん」


友人B「そうそう、まさかあの後、

急に実はブラジルおばさんは、

心はおじさんやったってゆう

カミングアウトやろ。」

全員「うんうん」「最近のトレンドやな」

友人B「でも、ちょっとオレ

あそこの解釈がわからんねんけど

あの、ブラジルおじさん、あ、おばさんか、

ブラジルおばさんがみんなに謝ってたやん、

あれ、なんで謝ってたんやろ、Cさん」


友人C「あそこなー、アレわかりにくくて

解釈わかれるところやねんけど、

実は、あの場には、みんなに紛れて

大阪オバハンと、アフリカとーちゃんと、

ニューヨーク兄貴がいたんわかった?」

全員「そーいえばおったわ」

「おったんや、気づかんかったわー」

友人C「あれは謝ってるよーに見えて、

本当は、彼らを対象に人種差別はあかんでってゆう

監督のメッセージになってねん」

全員「なるほどなー」


みたいな感じでした。

ほんまユルフワなC級雑談。


しかも誰かに話をふる時、知らず知らずに

みんな無茶ぶりするよーになって、

でも、そのおかげで、とっかかりがあるから、

むしろしゃべりやすくて、

そこから話を広げやすいとゆうか。


あと、何を語ってもいいんだけど

監督さんとか俳優とか、

映画論的なトークでももちろんいいんですけど、

ストーリーについて語るのが話しやすかったかも。


もちろん勝敗なんてあんま気にならなくて、

ウケとかも全然考えてなくて、


でも、こんな風に変な会話を繋げていくのって、

新しいタイプの雑談みたいにも思えるし、

皆んなで一緒に妄想を膨らませてる感じもして、

なんか楽しくて不思議な感覚。


ただ、やっぱりそれは、うちらが

アホな会話も普段しちゃう友人同士の場

だったからかもしれません。


なので、このゲームの活躍は

限定されちゃうかもしれませんが、

雑談のちょっとしたお供としてのスタンスで

僕らは楽しめました。

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