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  • 2人~4人
  • 20分~40分
  • 8歳~
  • 2020年~

ギャザー・ラウンド!winterkoninkskeさんのレビュー

129名
0名
0
2年以上前

二人プレイ時の感想を書きます。

ギャザー・ラウンドは、山札からカードを引きながら手札の役を揃えて上がり、得点することを目指すカードゲームです。

役は一種類で、手札カードに書かれたいくつかの「小さな絵画」が、手札のいずれかのカードの「大きな絵画」と全て一致していれば役が完成します。

手札は4枚で、山札から引いた5枚目を含めて役を作りますが、プレイヤーは捨てるカードを自分の前に置いて並べます。この他人が置いたカードを山札の代わりに引くこともできるため、欲しいカードを相手が切ってくれることもあります。

非常にシンプルな麻雀のようなイメージです。役を覚える必要はなく、小さな絵画の数によって得点が決まります。

絵画の数を減らして早く上がるのか、複雑な組み合わせを探して相手に差をつけるのか…こんな風に誰かが上がって得点するラウンドを繰り返し、規定の点数に達したプレイヤーが勝利となります。

基本は最後の一枚が揃うかどうかは運任せであり、高得点の役がポロッと出揃ってしまうこともあり、逆に簡単な役なのになかなか上がれなかったりと、単純な運の駆け引きを楽しめます。

手札の絵画を照らし合わせて、これはいる、いらないと考えながら絵柄に注視するさまはまるで絵画だらけの迷宮回廊に迷い込んだような感覚になり、ワンダーランドのテーマに沿った没入感があることも魅力です。


コンポーネントはカードのみで、得点も数字カードで計上します。

つるっとした光沢処理のカードはエンボス加工と比べると高級感では劣りますが、決して悪い質感ではありません。

イラストは抜群に良くて、アリスインワンダーランドの世界観がそもそも好き、という人なら箱買いもアリなほどアートワークも良いです。


複雑なルールがなく、強いて言えば相手の捨てたカードで上がると良いことがあるヴァリアントがあるくらいで、ここに書かれているルールがほぼ全てです。

なので、「すぐ始められて、すぐ悩める」という手頃なゲーム感が特徴ではないでしょうか。

あとは誰が何回上がって勝負がつくかでゲーム時間が15〜30分くらいに変わるので、時間の調節が少ししづらいのが弱点でしょうか。

定番ゲームとして候補に上がってくるような作品ではありませんが、「ラマ」や「ニムト」のようなライトゲームを開幕に持ってくるような集まりで、たまにはこういうゲームで始めよう、といった選択肢にはなると思います。二人でも普通に遊べるので、そういう機会が多い私はかなり気に入っているゲームです。

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