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  • 1人用
  • 20分~30分
  • 9歳~
  • 2024年~

ディグアンドコレクトじむやさんのレビュー

83名
2名
0
12日前
レーティングが非公開に設定されたユーザー

JUGAME STUDIOさんのポケットシリーズ。今作もソロ専用で化石発掘テーマのカードゲーム。Amazonで取扱になっていたので購入。化石発掘に必要なスキル購入のための資金確保と化石コレクトの選択が悩ましいゲームでした。


ざっくり概要

ゲームは3ラウンドで行われます。手持ちのスキルを駆使して化石を発掘し、売って得たお金で装備を強化して、より多くの化石を手元に集めることで得点を稼ぐゲームです。発掘した化石は独自のポイントを持っており、

複数集めるとより高得点になるものがあったり、他の化石発掘に必要な研究アイコンを持っているものもあります。うまく装備を整え、より高得点/換金性の高い化石を発掘し、最後にSランクのレアな化石発掘に挑戦するという流れです。

カード構成は以下のとおり。

装備(スキル):初期装備として4枚のスキルカードを持っています。スキルは1枚当たり1ターンに1度使えます。化石を発掘するために、アイコンを参照することになります。ツルハシとクリーニングキットは上位互換のアイテムがあり、購入すると差し替えができます。


Sランク化石「FINAL」カード:ゲーム最後に発掘に挑戦するカードです。両面なのでどちらか好きな方を選びます。

【アンモライトは素点が高く、始祖鳥は手持ちの化石が多ければ多いほど得点。好みorシナリオに応じて選択】

化石カード・アイテムカード:発掘する地層として一つの山札にまとめます。化石は獲得に必要なスキルや得点/売却時のお金、アイテムは購入コストが描かれています。

イベントカード:全部で5枚あり、青がいい効果、赤が悪い効果。2枚がゲーム中に登場するイベントとなり、残り3枚は裏返して1金の初期資金となります。


セットアップはこんな感じ。選択したFINALカードの上にイベントカードを2枚、初期スキル4枚と資金3金を手元に置き、残りのカードを山札にしたら準備完了。

【セットアップ図。ここでは既に山札から最初の3枚をオープンにしています】


ゲームの流れは以下のとおり。

①フィールド準備:場に3枚のカードを公開します。

②アクション:4枚のスキルかお金、途中獲得したアイテムカードを使って次のA~Cのアクションを好きな順に行います。

A)スキルを使って化石発掘:場にめくられた化石カードの左側にあるアイコンがコスト。手持ちのお金やスキル、場にプレイされたアイコン数で記載内容を満たせば獲得できます。

B)アイテム購入/追加調査:カードの上下に効果があるので、どちらか片方だけ選択。購入なら場のアイテムカードに描かれたお金を手持から払って獲得。追加調査の場合は山札から追加で1枚めくります。

【ドリルを購入。手持ちから4金支払い。これは手持ちのツルハシ1つと交換になります】

C)アイテムの使用:スキルではなく使用できるアイテムを購入している場合はその効果を適用します。

③化石コレクト/売却:化石発掘した場合は、即売って(裏返して)お金にするか、自分の場に配置する「コレクト」のどちらかを選択。

【化石カードは終了時得点。右下にある数字が裏返したときに得られるお金です。化石は同種複数枚集めると点が上がるものもあります】


④フィールド清掃・イベント:残った場札は捨て札、使用済みスキルカードをリセットして①に戻ります。山札が尽きたらイベントカード公開、効果適用してから捨て札をシャッフルして山札にしてから①に戻ります。

⑤Sランク化石発掘:最後、イベントカードがない状態でカードが尽きたら「ファイナル(Sランク化石)」の発掘に挑戦。達成できたらカード獲得。各種カードの得点の合計でランク認定があります。

【ファイナルカードも化石発掘と同じく必要アイコンがあればOK。無事獲得】

最終結果。アンモライトも獲得しましたが、今回は62点。ちょうど中間ランクでした。


その他

2つのシナリオと、難易度を上げるハードモードが遊べます。詳細は取説参照。


感 想

ゲーム性:化石収納のセットコレクション要素とお金に変えてスキルのレベルアップを図るタイミングが悩ましいポイントかな。安いしクリアしやすいアンモナイトも3つセットで高得点。研究アイコン持ちも早めに集めたいし、発掘/クリーニングスキルが上がるアイテム購入は必須だし…と、何を売って何を集めるか。タイミングが大事。とりあえず早いところ下のように装備整えたいですね。

【スキルフル装備。これが揃うとあとはお金があれば何とでもなります】

イベントもいい効果悪い効果両方あるので中々計画どおりにはいきません。それでも1ゲーム10分かからない手軽さでカバー。サクサク回せる軽いプレイ感です。

アートワーク:毎回アートワークが好みなんですが、特に各種化石がいい感じ。Tレックスはロマン。でもイチオシはアンモナイト。何かかわいい。

【アンモナイト。3枚集めたら9点です。ちょっとずつ発掘に必要なスキルが違うのもいい。右上は研究スキル持ち&2金で売却。逆巻きはレアなんですかね】

説明書:例によってQRコードからWEB上で確認。できれば印刷用データも上げて貰いたいし、何なら別売りでもいいのでカードサイズの小冊子作って欲しい。私は毎回ルールをカードサイズに加工して同梱しています。

化石:発掘されるのがメガロドンの歯を除いて全体の化石。カード枚数制限はあるんだろうけど、どうせなら1体の恐竜のパーツ分けでもよかったかな。より発掘感が出ると思う。

カード背面:アイテムと化石で色が違うけど一緒くたに山札構築。シャッフルしても横から判別可能なのがちょっと残念。


ということで、アートワークやテーマが好みの人にきっちり刺さる軽いプレイ感のゲームでした。最高ランク行くにはイベント効果も含めて運の要素も強めですが、1ゲームがサクッと回せるのでリトライも容易。

ちょっと思ったのが、カードの並び固定(順番指定あり、ラウンド中コレクト・購入分は飛ばして再構築)のモードがあったら、最適解突き詰めるのも楽しいかも。

ソロ専カードゲーム好きで他のポケットシリーズも好きなら同じ感覚で遊べると思います。機会があれば遊んでみてください。

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Hiroshi Kawamura
じむや
じむや
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