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  • 3人~4人
  • 120分~180分
  • 13歳~
  • 2007年~

ブラスマクベス大佐@仙人昇格!さんのレビュー

106
名に参考にされています
2020年07月12日 19時00分

蒸気機関が産業を爆発的に加速させる!産業革命をテーマにしたワレスの経済ゲーム。


【ざっくり解説】

 知る人ぞ知る重ゲー(あるいは借金ゲー)デザイナー、マーティン・ワレスの産業革命をテーマにしたボードゲームです。準備期間の運河期と、ゲーム本番の鉄道期の2つの時代に分かれています。特に鉄道期の爆発的な経済成長産業革命をゲームを通じて体感できるといって過言ではありません。

 カツカツな経済ゲームをたくさんデザインしているワレスですが、本作の借金はマイルドな部類です。インカム(収入)レベルが下がるだけなので、さほど苦しくはないです。ただ、やり過ぎは禁物です。

 商売を軌道に乗せ、鉄道を整備し勝利点を一番稼いだ人が勝者です。レッツ・産業革命(笑)。


【長所】

 やはり鉄道期の爆発的なゲーム速度の加速ですね。今までスクーターで走っていたのが、スーパーカーで高速を駆け抜けるってぐらい加速します。産業革命の爆発的な進歩をゲームの中にうまく落とし込んだなと感心します。

 何よりワレス経済ゲームの中でもマイルドな借金制度も見逃せません。『蒸気の時代』みたいに生きるか死ぬかみたいな借金ではなく収入レベルを落とすだけで良いのさほど苦しくないです。ワレスの経済ゲーム入門には良いでしょう(2~3時間ゲームですが(笑))。

 建物タイルはその役割を終えると勝利点と収入レベルの向上をもたらしてくれます。商売が軌道に乗ると初期投資が少しずつ帰ってくるイメージですね。リアルで良いです。


【短所】

 運河期が地味すぎるんですよね。これがゲームを間延びさせている要因なのですが、運河期の地味さあってこその鉄道期の爆発的加速の対比が光るわけです。切っても切り離せないんですよね。非常にむず痒いところです。

 あとは単純にゲーム時間が長いことですね。とはいえ本格経済ゲームなら2~3時間は平均的かすこし上ぐらいなので、重量級ゲーマーなら軽く飲み干してしまう長さでしょう(笑)。

 少し気になることに、長時間ゲームにしては綿を海外に輸出する時の運要素が少し強いのも気になります。


【個人的な評価】

 作者マーティン・ワレスは歴史的要素をふんだんに盛り込んだゲームをデザインする印象があります。本作『ブラス』では、その才能がいかんなく発揮されゲームに野暮ったくなく、歴史的要素を落とし込めてます。

 産業革命がいかに爆発的かつ、大きな進歩をもたらしたのかゲームを通じてわかる気がする作品です。これを味わうためだけに、歴史愛好家は一度はプレイしてみることを強く勧めます。関西風表現をすると「ズババババーン!」って感じに鉄道期に鉄道が整備されていきますよ(笑)。


 個人的な評価としては3回ぐらいプレイしました。本格経済ゲームですが、引き要素もあるので同じぐらいの所要時間の『電力会社』よりマイルドに感じます。なので『電力会社』が面白いと思えるレベルの人なら、十分楽しめるでしょう。要求プレイヤースキルは所要時間の割に控えめな印象があります。

 建物の種類も個性的でレベルアップ必須だが勝利点たっぷりの「造船所」出荷に必須の「港」条件は厳しいが一度売却すればよい「紡績所」ゲーム序盤に人気の「炭鉱」中盤から終盤にかけて大人気の「鉄工所」など、非常に個性的で必要なだけの要素に絞れていると思います。


 要素が多すぎることなく絶妙で僕のゲーム遍歴的には「ワレスの経済ゲームの入門にして決定版」だと思います。経済ゲームが好きならば一度は遊んでみるべき傑作です。


【今遊ぶなら ブラス・ランカシャー】

 その後『産業の時代』『ブラス・ランカシャー』『ブラス・バーミンガム』など様々な派生やリメイク作品がデザインされているのも人気がある作品なのでしょう。

 現代ならば通称「黒ブラス」こと『ブラス・ランカシャー』の方が人数に合わせた調整や、わかりにくかったルールを廃止していたりしてお勧めだと思います。

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交渉・立ち回り2
心理戦・ブラフ4
攻防・戦闘1
アート・外見0
作品データ
タイトルブラス
原題・英題表記Brass
参加人数3人~4人(120分~180分)
対象年齢13歳から
発売時期2007年~
参考価格未登録
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