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  • 2人~5人
  • 60分~150分
  • 14歳~
  • 2022年~

ビルトゥ山本 右近さんの戦略やコツ

13名
1名
0
約1時間前

ルールブックにも書いてある通り大体15点が勝敗ラインだ。国ごとにそれなりに特色があるので、それらを理解しながらゲームを進めていきたい。ここでは3〜4人戦の戦略について考察してみよう。

・リソースマネジメント

宮殿の再編成の後に購入という流れになるので、お金や王冠、十字架といった購入に使用する頻度が高いリソースを持つカードは再編成を利用して効率よく使用するように心掛けること。

例えばロンデルの左下のアクションにアクションマーカーがある場合、宮殿の右列に未使用の3金おじさんがいれば、再編成で左列に移動させてから購入時に使用すると次のラウンドのアクション選択時すぐに表になり使用が可能になる。

そのようなマネジメントを行うには宮殿を拡張しておく必要があるので、ゲーム最序盤に宮殿拡張ボーナスのあるいずれかのタイルを購入して最低でも1か所は増やしておきたい。免罪符は十字架さえあれば容易に取り除けるので、序盤は恐れずに借金してタイルを買うのがベターだと考える。

・ナポリ

ナポリは戦闘向きの国家だ。戦闘は併合と異なり一度に複数の都市を攻め落とすことができるのが利点。ナポリは周辺に弱い中立都市が多い上に初期のカードで馬や船、戦力トークンが得られるものがきっちり揃っているため、上手くいけば2ラウンド目に一度に3都市を落とすことが可能となる。十字架を持つ都市を狙いつつ、早期の8都市フィニッシュが目標。具体的には、最序盤は内陸にあって十字架もあるベネヴェントを早めに確保したい。ヴェニスを上手いプレイヤーが担当すると港湾都市と海賊都市が取り合いになり厄介だが、逆に奪い返しやすくもあるので、トロフィー獲得チャンスと捉えよう。

・フィレンツェ

ナポリとは真逆で、内陸に位置しているうえ周囲をミラノとヴェニスに睨まれているため都市制圧になかなか手を出しづらく、その分初期カード構成からパトロン(スポンサー)アクションを打ちやすい。パトロンアクションによって極力早く能力カードを獲得しつつ、得点源になるタイルをしっかりと購入していく。それには高度なリソース管理が求められるが、最初から十字架を生めるフィレンツェがあるので、免罪符を気軽に請求できるはずだ。パトロントラックで2枚目のカードを獲得したらゲーム終了フラグを握れるので、その状況を作りやすいのが大きな利点。手番順が後ろになりがちなので、ミラノやヴェニスの隙をついてトロフィー獲得も狙っていこう。

・ミラノ

ミラノは初期で得られるお金が多く、また周囲から首都が攻められにくいのが利点。初期のカードはバランスは取れているが王冠が少なく、また港町が無いため拡大がしづらいのが弱点となる。序盤はジェノバを軍事アクションで落とし港町を確保し拠点としたいところ。また、お金はあるが王冠が少ないためタイルが買いづらく、領地拡大も遅いので宮殿の拡大も遅れがちであることに気をつけたい。確率は低いがジェノバをフィレンツェに先に落とされると厄介なので、序盤が悩ましい国家だ。自分からフラグをコントロールするのが難しいので、常に得点を意識して進めていきたい。

・ヴェニス

開始時から貿易アクションが使えるのでお金を稼ぎやすいのと、船による軍事アクションがやりやすいのが長所。首都がイオニア海とアドリア海に最初からアクセスできるため対戦相手の港湾都市にリーチしやすくトロフィーを稼ぎやすい、どちらかと言うと軍事寄りの国家。首都同士が離れているので敗走しづらく、またどうしても攻められやすいのが欠点と言える。お金は稼ぎやすいが軍隊の維持費もかかりがちで、軍隊をどこに配備しておくかの選択も重要となる。ナポリの暴走を止めるバランサーとしての役割も重要で、ゲームのキーマンになることもあり、ある意味プレイングが難しい国家と言える。

・エージェントの使い方

エージェントは手番順が後ろになりがちなミラノやフィレンツェにとって特に重要な意味を持つ。例えばナポリやヴェニスが軍事アクションで中立都市に軍隊を送った時に、そこにエージェントを送り込むことで戦闘に敗北させたり不要なリソースを使わせることができ、拡大戦略の妨害をすることができる。拡大の阻止は相対的に勝利点を得ているのに近く、なおかつ相手の手番を無駄にできるので、とりあえず拡大のためのリソース節約のために1ラウンドしゃがむというのではなく、このように妨害と自分の利益を兼ねるようにアクションできると効率的だ。

・併合と軍事

拡大の方法として併合と軍事がある。軍事の強みは占領と同時に軍隊を配備できることと、使用するリソースが購入に使用するものと異なること、それに1手番で複数の都市に手が出せる点。一方で併合は都市タイルが表向きで手に入ることと、一度アクションを選択してしまえば失敗が無いことがメリットとなる。併合は軍事に比べてメリットが少なく使いづらいが、他国の軍隊が入って来づらい内陸の隅にあるような都市は併合に向いている。何となく拡大してもターゲットになるだけなので、他の国家との位置関係やゲーム展開を考えながら使い分けるのが良いだろう。

・得点配分

ゲーム展開にも依るが、大体15点前後が目標となる。得点源は限られているので、どこで何点取るかをイメージしながら進めよう。例えば都市トラックとパトロントラックで計6点、タイル、カードで5点、トロフィー2点、影響力2点、といった感じだ。ただし終了フラグをいつでも切れる状態になれば、そこにこだわらず他国家の得点を計算しながら有利なタイミングでフラグを切るべし。

・おわりに

中世における国家統治を上手く抽象化していて、意外と国を統治してる感があり、没入感もなかなかのもの。最初は上手くいかないだろうが、基本的に運要素が無いゲームなので、上手く回しているプレイヤーを観察して真似できるところは真似することをおすすめしたい。

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ハナチャ
山本 右近
山本 右近
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