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  • 2人~4人
  • 60分~80分
  • 8歳~
  • 2012年~

カッラーラの宮殿リーゼンドルフさんのレビュー

383名
1名
0
1年以上前

名家の当主として、6つの都市の建築を命じられるが、まぁ自費で石材を買い付けて建物を建てた挙句、頼んでない評価をされてしまう。


というのはさておき、自分の個人ボードに勝利点や資金を稼ぐために建築を行う。


ただ、このゲーム評価を受けるのが一部が早取りにになっており、のんびりやってるとあっという間にゲームが終わっているという事態になる。


実際は衝立で資源や資金は隠してプレイします。


プレイヤーが1ターンでやれることは


1石材の購入

2建物の建築

3建物の評価

4パスして2金手に入れる


である。



石材の購入


建物を建てるには大理石が必要。


この山から切り出して石を購入するのですが、各色の石は外周の数値の価格となっています。


手番になったらこの円盤を右回りに1マスまわすことができます。

回すとその区画の中から好きなものが購入できる。ちなみに表示されてない素材は無料で手に入る。



買い物がつづくと盤上の石は減っていく。



すると布袋から盤面の合計が11になるように引いて最初所に配置する。


建物の建築

石材が集まったら建築をします。



この9つの中から選ぶわけだが、今回は各タイルの右上にある石の数値だけを見てください。



建物を各町に建てる条件として下に描かれている色の石でしか建築材料にできないということです。

なのて左の町は白い石しか許されないという厳しい町となっています。



例えば赤い町に建物を建てるとすると、赤、黄、白と素材が限られてきます。そして右上にある数値は、その町に必要な石材の必要分払わないといけないのです。


なので5の建築物を建てるために以下の素材を支払います。


ちなみに下位素材2つ分で1つ上の素材1つと交換できます。


支払ったら個人ボードに差し込んで完成しました。


これを繰り返していきます。


高価な建築物


建物タイルの中には8というものがサプライで置かれています。


これは当然資源8個分でたてられるのですが、まぁそんなに集めるのもしんどいのは確かです。


なのですでに建設した建物の差額分の石材を支払うと建てることができます。


しかしタイルの上に上書きする形で乗せられます。



そして8を建てた功績として改良タイルが入手できます。



この改良タイルは強力で、個人ボードのボーナスを跳ね上げてくれるので、露骨に目的が露見されるデメリットはありますが、強力なのは間違いありません。



建物の評価


評価はメインボードと個人ボードで別れています。



メインボードは各都市によって変わってくる上に先着一名だけが報酬を受け取れます。


ただ、条件の建物タイルの枚数が獲得ごとに必要になります。


 

試しに赤の都市「Lucca」について評価を受ける条件は整っています。


するとこのボードから自分の色を一つ取り、そこに描かれているボーナスを獲得し



都市のところに配置します。


ちなみに評価は建物に費やした石材分がそのまま反映されます。


なので(4+5)X2=18の勝利点が入ります


個人ボードからも手に入ります。これは建物の種類ごとや、オレンジと緑のタイルごとの評価という早撮り要素のない評価も行えます。


ただ、誰かが評価をしてもらうと、他のプレイヤーも追随することができます。なので一気に得点が動くこともあります。


あとこのゲームの収入源は評価が主となります。


バスをして2金を手に入れる


何もできない場合2金をもらって手番を終わらせられます。


ちなみにホイールを回しても購入するものが全くないとなった場合、衝立をオープンして手持ちがないことを公表したうえで2金をもらうということになります。


ゲーム終了条件


1 山積みにしていた建物タイルが枯れた場合

2 評価のコマを誰かが使い切った場合


となっており、最初にフラグを切った人は5勝利点入ります。その後他のプレイヤーも手番を終わらせたら、所持金を得点に変えて点数の高い人が勝利します。


建物タイルは意外とすぐなくなります。そして評価もしないと資金も確保できません。かといって資金ばかり稼いでも勝利点を稼がないと勝利できません。


と、まぁ・・・ここまでが基本的な流れになりますが・・・


拡張が実は入ってまして・・・


石切り場の盤面をひっくり返すと変わった表示が出てきて、右の評価の盤面も賑やかになっています。


彫像と彫刻というルールが加わるとさらに得点を稼げるようそが増えます。変わったのは石の購入の際に円盤を回す時内側も回すのかという選択肢が増えたのと

石材の購入時、そのグリットの石を全部購入するとボーナスとして盤面に描かれた装飾とその色の彫像が手に入ります。


さて、ここでさっきの写真に目をつけてみますと・・・


建物タイルの右下が置ける装飾の種類、そして彫像の色は石材の色と同じ制限で置くことができます。


そして個人ボードの下段が賑やかになっているのがわかるだろうか。二つの町の建物に建てられている彫像のある建物を対象にするという評価ポイントが増えました。

これによって彫像がある建物の評価はこれに限り+1されます。


これによって最終得点は装飾によるセットコレクションと彫像の建ててある街にごとのマジョリティ争いも加わり、得点が大分跳ね上がるようになります。

正直基本ルールだけだと100点は行けても200点は厳しいと思います。



なので基本ルールでやり方を覚えた人なら彫像と装飾のルールで遊んでみるのをお勧めします。


レトロカードパックについて


実は第一版にはあったレトロカードは二版に合わせたものがあるのですが、入れるといろいろとルールの調整がめんどいことになります。



といっても面白い要素はありまして。A~Dまで種類がありゲーム開始から行動の指針として公開されます。


これのうちA~Cのカードの条件を達成したらゲーム終了を宣言して5勝利点を獲得してもよいとなっています。


これによってゲームが早まる可能性はありますが、まぁ早まったところで終了フラグを切った人が勝利するかどうかはわからないので・・・


ちなみにB~Dは最終得点ボーナスがついています。


購入すると日本語版で書かれたサマリーは入っているのですが、AとBに関しての説明が書かれていないのと、原文(メーカのサイトでルールが英字のPDFで出ています)を見比べますと、一部のカードに対しては彫像装飾の最終得点計算時のルールが変わったりします。


個人的にはこのレトロパックも込みで遊ばれるのが面白いかと思いますが、マニュアル等を参考にした上で反映して遊ばれるのがよろしいかと思います。


11年も前に出たゲームを二版になってブラッシュアップしたらしいので、初めての方は基本から、拡張を入れて遊ばれるのがよろしいかと思います。


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knowthyself
リーゼンドルフ
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