マイボードゲーム機能「持ってる」「興味あり」など知人に共有できるコレクション管理機能。人数別や時間別などの並び替えも。
ボードゲーム発見機能マイボードゲームの登録データを統計分析し、未経験かつ未所有のおすすめボードゲームを自動抽出します。
レビューや日記の機能投稿した記事が読まれるたびに、通販でお得に商品を購入できるボドクーポンをGET! ハードル低めです。
コミュニティ機能専用掲示板・ボードゲームリストの合体機能が便利!公開コミュニティ、秘密のコミュニティ、設定も豊富。
ボドゲカフェ情報自分の「興味あり」「お気に入り」に登録したボードゲームカフェが提供するゲームが一目でわかるように。
通販ショップ国内主要メーカーや同人ゲームなど様々な商品をご購入いただけます。会員登録しないで購入することもできます。
  • 3人~8人
  • 30分~60分
  • 10歳~
  • 2016年~

新・成敗白州さんのレビュー

782名
5名
0
6年以上前
レーティングが非公開に設定されたユーザー

8/10

世界的基準で見てもトップクラスの完成度を誇るラブレターのデザイナーの協力カードゲームのリニューアル版。

内容は、プレイヤーは必殺仕事人のポジションとなり、プレイヤー人数と同じ数の悪を退治していくというもので、システム的には、ボスのパラメータよりも自分のパラメータを高くすること。

と、聞くだけだと簡単そうだが、難易度は数ある協力ゲームの中でも非常に高く、なかなかクリアすることは難しい。主に理由は2つ。

1つ目は、まず、時間という縛りがあり、カードにはそれぞれ出すために必要な時間(いわゆるコスト)が記されている。つまり、ただ強いカードを出しまくって最強になることはできず、誰がどのボスを倒すのかを綿密に計画しないといけないのだが、有名な協力ゲーム「花火」のような言う言えないの縛りもあるので、なかなかうまくいかない。

2つ目は、ボスはただでさえ単体で非常に強いのにもかかわらず、「配下」という裏向きで何が出てくるかわからないが、基本的にこちらが不利になるパラメータカードが結構な数あること。これを無視していると予想外の攻撃に合うため、その情報収集にも時間が割かなければいけない。攻撃力が非常にあがるものから、こちらの時間が減るカード、果には「実は善人だった」という倒してはいけないという司令まで出てくる始末。でも、結局最後まで全部把握するのは無理(というか情報収集しすぎると弱いまま戦うことになるので見切りが重要)なので、そこはうまくやるしかない。

というむちゃくちゃ難易度の高いゲームなのだが、テーマとシステムのマッチが最高に素晴らしいため、多くの日本人にオススメしたい作品。

ただ、カードのテキストが多いことや若干わかりづらい部分があること、難しい割には若干運が高めな気がすることなど、気になるところはあるにはあるが、それもそれでテーマ的にはありかもと思わせてくれることもあり、また、国産ゲーで日本のテーマでこの完成度は見事としかいいようがないので、この評価。

新版が出るまで、若干プレミアがついていたが、新キャラが入ったリニューアルリメイクされ、気軽に手に入れるようになったのもとてもうれしい。

ぜひ、ボスを倒しに行く最後の結果判定では、「必殺仕事人」のBGMを流してもらいたい!

この投稿に5名がナイス!しました
ナイス!
knowthyself
栗坂こなべ
セカイのニンベン
Nobuaki Katou
まつなが
白州
白州
シェアする
  • 125興味あり
  • 339経験あり
  • 54お気に入り
  • 300持ってる
ログイン/会員登録でコメント
ログインする

白州さんの投稿

会員の新しい投稿