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  • 1人~7人
  • 30分前後
  • 12歳~
  • 2018年~
699
名に参考にされています
2019年02月24日 14時36分

20枚の追加ユニットカード、6種類の新しい建物、6・7人でのプレイ、ソロプレイモードと4つの要素をペーパーテイルズに追加する拡張「禁域への門」。4つの要素それぞれについてレビューしてみたいと思います。


●20枚の追加ユニットカード

追加ユニットカードは13種20枚。全て、ヴォーパルスやその拡張にも含まれていなかった完全新規のユニットです。いずれも癖のある効果を持っており、バランス調整というよりは、慣れたプレイヤー向けにコンボや戦術の幅を増やすための追加ユニットという感じ。基本セットにそこそこ慣れてから追加した方がいいのではないでしょうか。

↑高コストだが一挙高得点のロマンがある「姫」と「迷える魂」。


●6種類の新しい建物

ペーパーテイルズのベースとなったヴォーパルス+拡張の建物が、一部名前変更やバランス調整をされて全部収録されました。この拡張により、1プレイあたりの建物の共通サプライは「城下町」「酒場」「鉱山」「神殿」の固定4種+ランダム3種となります。建物がランダムになることでリプレイ性や戦略の幅が広がってかなり面白くなるため、この拡張は基本で少し遊んだらさっそく追加してしまった方がいい気がします。

↑ヴォーパルスで強力だった「空中庭園」のペーパーテイルズ版である「修道院」。肝であるレベル1の効果はそのままにレベル2の効果がより強力になり、どんな資源でも得点にできるようになりました。一方でコストが厳しくなりかなり建てにくくなっています。一気にレベル2で建てようとすると2食糧+6金+土地代がかかるのはキツい……。


●6・7人でのプレイ

元々ペーパーテイルズは全プレイヤー同時進行型のゲームなので人数によってプレイ時間が延びにくく、単純にプレイ可能な環境の幅を広げる良拡張だと思います。(人数が増えるごとにカードドラフトによるプレイヤー間インタラクションが薄まってしまう面もあるとは思いますが、メリットに比べれば微々たる点です)

ところで最大人数が「7人」とやや半端になっているのは、本ゲームのベース「ヴォーパルス」のモチーフの一つである海外小説「七王国の玉座」(ゲームオブスローンズの原作)を意識している気がするけどどうなんでしょう。


●ソロプレイモード

ソロモード「リッチキングの軍勢」は、最近のボードゲームに良く付属しているソロプレイの中でもかなり完成度が高く楽しめるものになっています。

まず、雇用フェイズの「ピックしなかったカードが敵方(リッチキング)の得点源になる」というルールが良くできています。これにより「自分で使わないカードはピックしたくない ←→ 敵方の得点になるカードを流したくない」というジレンマや戦略性が生まれ、ソロプレイなのに疑似的なドラフトが味わえるようになっています。

また、以下の要素によりリプレイ性も非常に高くなっています。

  • ネクロポリスカード(敵方の能力カード)が各ラウンドにつき4種類ずつあり、ランダムに多様な能力の敵と戦える。
  • 敵方を強化する「リッチキングカード」を0~4枚に調整することで、5段階の難易度変更が可能。
  • プレイヤー側も多様な戦略が取れ、1回のプレイ時間も短いので、何回もプレイしなおしていろいろな戦略を試してみたくなる。

↑4ラウンド目用のネクロポリスカード4種類。疑似ドラフト時の得点能力(カード下部のテキスト)をはじめ能力にかなり幅がある。

「百年かけて押し寄せ続ける魔王の軍勢と世代交代しながら戦う」というテーマも良く、個人的にはかなりお気に入りのソロプレイです。

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交渉・立ち回り0
心理戦・ブラフ0
攻防・戦闘3
アート・外見5
作品データ
タイトルペーパーテイルズ:禁域への門
原題・英題表記Paper Tales: Beyond the Gates
参加人数1人~7人(30分前後)
対象年齢12歳から
発売時期2018年~
参考価格3,000円
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