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  • 1人~5人
  • 60分~150分
  • 14歳~
  • 2025年~

指輪物語:運命の旅しのじゅんぴょんさんのレビュー

245名
4名
0
5ヶ月前

システムデザインを担当するマット・リーコック先生の最新作で指輪物語にパンデミックシステムが注ぎ込まれた協力ゲーム

「パンデミック」は協力ゲーム不動の金字塔作品なので、先生自らデザインすると知った時から、期待して予約購入しましたが、ようやくプレイ出来たのでプレイ感想を主体に思う事を書いていこうと思う。今回は2プレイをした。尚、ルールについては先人レビューで詳しく書かれており、筆者が再度詳しく記述はナンセンスと判断したので割愛させて頂きます!

先ずは勝利条件と敗北条件を最低でも確認しておこう。

・勝利条件

難易度の違いでクリア数が変わるサブクエストをクリア後、真の目標である1つの指輪を破壊する。

・敗北条件

希望トラックの数値がゼロを示す。希望を下げる要素は複数有り。

・ゲームの流れ

簡単に書くと、1プレイヤー2キャラを操り、移動、カード交換(交友)、準備、招集、攻撃、占領の6アクションの中から1プレイヤー2キャラ担当して、1キャラは4アクション行い、もう1キャラは1アクションだけ行う。先に1アクションして4アクションでもOK。これらアクションを駆使しながら、目的の達成を目指します。

・プレイして良いと思った点

①「パンデミック」お決まりの手札は上限7枚以下のルールは今作でも採用させていてプレイヤーカードに記載されているシンボルマークがトークンと交換可能にもなっている点。マップ通行時やクエスト達成時、冥王軍の砦陥落時に手札だけでは対処困難なシンボル支払い(友情/勇気/隠密/抵抗)を安全な安息地でプレイヤーカードからトークンに交換出来るのは、手札を圧迫せず所持しやすい。只、トークンに変えると交友アクションで、仲間に渡せなくなるデメリットもあるにはあるが…

②意思を持った冥王軍の進軍。似た派生ゲーム「パンデミック ローマの落日」では、敵の蛮族達が都市ローマ陥落を目指して攻めて来るが、盤面にある蛮族コマが動いて目的地にめがけて移動する事は無かった。蛮族カードを引いてその都市手前までその蛮族コマが達していたら、その都市に蛮族コマを置く。言わば蛮族コマが各都市を埋めてローマに近づいて来る感じだったが、本作の冥王軍は進軍しながら数々の安息地に近づいてきて陥落を狙って来る。この進歩はかなり大きいと思う。おかげでゲームを盛り上げる一因となっている様に思う。そして忘れてはならないのが、安息地を落とされたら、希望3を失う事と冥王軍の砦を落とせたら、希望2を得ることだ。今作は希望を回復出来るチャンスがある。(話はズレるが、ローマの落日も面白くお勧め)

③冥王軍カードの上下で進軍と出現が分かれている点。次の冥王軍カードが赤旗ならめくった冥王軍カードの処理は進軍で、黒旗なら部隊出現となる。アウトブレイクの様な事は無くなったが、各地域や所々に冥王軍駒5個以上の大軍勢で攻め寄せて来たのは、中々迫力があり手を焼いた。又、カードの引きの順番で無数の組み合わせが出来リプレイ性により拍車が掛かると思う。因みに冥王軍駒が不足して配置出来ない場合、1個につき1希望失ってしまう。

④多彩で豊富なサブクエストと高難易度。やりごたえ十分で協力ゲームは難しい位が良い。空が暗くなる!カードは、「パンデミック」で言うエピデミックカードで12枚入りだ。

森の王国(安息地)が冥王軍に落とされた!初回プレイだが、中々難しい。従来の「パンデミック」シリーズより高難易度だと思う。プレイ時間も2人で初回2時間40分を要したので、重量級で人を選ぶかも知れない。尚、敗北を喫したのは言うまでもないw

・プレイして気になった点

①先人レビューでも上げられているが、1キャラに2つないし3つの特殊能力があるが、手番時に確認して、時間が掛かりダウンタイムも長くなる傾向に有り、しかも2キャラ操作するので、使いこなすのが結構大変だ。筆者は能力2つまででも良かったのでは?と感じている。

②ダイスタワーの存在。これ、いるか?って感じているが、一応作ってみました。

組み立てには30分程掛かって、作っている最中滑り台の左下が一部めくれてしまっている。ダイス投入してたまーに本体と滑り台の間にダイスが引っかかる事が有り、2回目のプレイの時は多分筆者は使用しないかな。 雰囲気だけ楽しむ為のものなのか?w

4〜5年前にすごろくやで購入した簡易ダイスタワーが使いやすく現在でも重宝している。

ダイスタワーを外して箱に片付けると、余計壊れそうなので、棚の上にそのまま置いている。

③ナズグールの組み立て。付けたまま袋に入れて箱にしまっても破損に結びつきそうなので、ナズグール駒と駒立てを外して片付けたが、これが地味にめんどく感じた。

まとめの感想

攻めて来る敵を防ぎつつ目的を達成するタワーディフェンスゲームとパンデミックシステムは本当に相性が良いと思う。気になった点も書いたが、ゲーム自体は面白いので「パンデミック」シリーズが好きな方なら買って損はないと思う。まぁ、「パンデミック」ファンならもう買ってると思うが、まだの方は一万円切る価格ならかなりお得感があるのではないだろうか。

ソロプレイも可能でフロドとサムはメインクエスト上必須キャラなので+4キャラ使用するようだ。(計5キャラ)まだ、ソロでは未プレイだが、プレイヤーカードとトークンは共有らしいので、思ってる程ソロは煩雑ではないのかも知れない。

因みにキャラクターカードや冥王軍カード、目的カード等大きいカードのスリープだが、12mm×8mmで購入可能だ。まだの方は買っておくと良い。筆者は注文しました。★8個。

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藻
山彦
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大賢者
しのじゅんぴょん
しのじゅんぴょん
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