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  • 2人~4人
  • 60分~90分
  • 14歳~
  • 2021年~

ギャラクシーハンターズタカオ/タカあゆゲームチャンネルさんのレビュー

270名
2名
0
2年以上前

神経リンクで真価を引き出し唯一無二のメックを創れ☆侵攻するミュータントを打ち倒し惑星を開放せよ!!

ゲーム概要

さらなる経済と技術の発展を願い組織された「惑星文明評議会」によって繁栄は確固たるものとなり。やがて多くの巨大企業がうまれ、バイオテクノロジーの進歩に驕れる彼らは、無謀な遺伝子実験を繰り返しついに凶暴なミュータントをも生み出してしまったのだ。
制御を失い、暴走したミュータントは恐るべき種族として銀河中にその版図を広げ、数々の惑星を自らの恐怖支配下に置くのであった。

あなたは、巨大企業に雇われた傭兵となり、パイロットと神経を接続することで真価を発揮するメックに乗り込み、資源を集め、装備を強化し、蔓延るミュータントを打ち倒し、ミュータントに侵略された惑星を開放し自らの名声を高めるのです。
Galaxy Huntersは、パイロットやメック、強化タイルの組み合わせにより、いくつもスタイルを構築できるタイル配置とワーカープレイスメントを組み合わせたゲームとなっています。  

👤2~4 ⌛60~120分程度 🔉 言語依存度低い:専門家カードのみ

インスト難易度 ☆☆★★★ やや簡単

システムはオーソドックスなワーカープレイスメントに加えて、手元のプレイヤーエリアに配置されたパイロットとメックタイルを囲うように強化タイルを配置し、戦闘能力(武器・装甲タイルなど)、資源の変換(商人タイル)、条件つき得点手段(勲章タイル)などを組み合わせるタイル配置となっております。
また得点手段は主にミッションカードの達成に必要な資源を揃えるセットコレクションとなっています。

各ラウンドは行動フェイズと整備フェイズに分けられ、
行動フェイズにはメインボードやパイロットタイルの着陸ドックにエージェントシップ(ワーカー)を派遣するか、メック(ワーカー兼、戦闘駒)を配備するかのどちらかのみ、資源の回収や、タイルの購入を行うが、そのほとんどが単純なアイコンで描かれており、アクション内容で迷うことはないでしょう。
整備フェイズは、ワーカーの帰還、撃退したミュータントの報酬獲得、ゲームボード・プレイヤーエリアのリフレッシュなどを順に行っていくが複雑な処理はなくインスト自体は比較的簡単と言えるでしょう。

※プレイの感想は一番下に載せてあります。

セッティング

1.ゲームボードを広げ、ラウンドマーカー、評判トラックマーカーを置き、ミュータントの侵攻先を示すマーカーを惑星ナンバー上に置きます。

2.ミュータントタイルの山札を作り、上から順番にタイルを引き惑星 Ulaanの空きスペース4か所に配置します。この時赤い侵略型ミュータントが出た場合は、いったん脇に避け通常のミュータントで4か所埋まるように配置し、再度ミュータントタイルをシャッフルし山札を作りボード脇に置いておきます。

3.強化タイルをプレイ人数に応じて用意しアイコン毎に並べマーケットを作ります。続けて専門家カードとパイロット強化タイルを所定の位置に置きます。

4.ミッションカードをシャッフルし各プレイヤーに1枚配り、残りを山札にしたら、ボード上のミッションカードスペースに3枚配置します。
プレイヤーのミッションカードは公開情報です
一通り並べると写真のようになります。

5.評判トラック上のスタートプレイヤーを参照し、メックタイルとパイロットタイルを選択する。

1ラウンドのスタートプレイヤーは、すべてのメックタイルから1枚選び、時計回りに次のプレイヤーへ渡します。
1ラウンドの手番順最後のプレイヤーは、すべてのパイロットタイルから1枚選び反時計回りに次のプレイヤーへ渡します。


6.メックとパイロットを神経リンクし、各種ステータス管理キューブを色付きマスに配置し、エージェントシップ2機とメック、予備のエージェントシップを受け取ります。
メックとパイロットの組み合わせにより2つのアクティブなパイロット能力が決まります。

7.各プレイヤーに資源トラックを1枚と各種資源トークンを渡し、トラックの左端に並べ、つづけて各プレイヤーは初期クレジットを受け取り、テーブルにDNAトークンを置いたら準備完了!!
スタートプレイヤー:1クレジット、2プレイヤー:2クレジット
3プレイヤー:3クレジット、4プレイヤー:4クレジット

ゲームプレイ

ゲームは1ラウンド2フェイズの9ラウンドで構成され、ラウンドトラックのシンボルに応じたイベントが各ラウンド整備フェイズに起こります。3・7ラウンド:ミュータントの侵攻、4ラウンド;エージェントシップ追加、5・9ラウンド:エージェントシップの運用コスト支払い。
スタートプレイヤーから順に1手番ずつアクションを行い、9ラウンドの整備フェイズを終えると、ゲームは終了し得点計算となります。

行動フェイズスタートプレイヤーは、以下のいずれかのアクションを行う必要があります

1.エージェントシップ(以下シップと表記)を1機、惑星かパイロットタイルに配置し、その効果を発動させる。
マーケット訪問・資源回収・ステータスキューブの補充・放射線除去・専門家の雇用など・・・
プレイヤー人数に応じて、惑星の着陸ドックには制限があります。またミュータントに侵略されている惑星にエージェントを派遣するためには、ミュータントの注意を引くおとり用のシップと、着陸するためのシップとして2機配置する必要があります。

2.惑星にメックを配備し、その効果を発動させます。
シップ同様に配備すると惑星効果を発動しますが、異なる点が2つあります。
①着陸ドックを必要としないため、他のメックがいなければシップが配置されていても直接惑星に配備することができる。
②すでに戦闘準備が整っている状態であれば侵略を受けている惑星やWasteland of Ulaan(ミュータントの発生源)に配備することで戦闘が行えます(戦闘方法については下記項目参照)。
戦闘終了後、通常通り惑星効果を受け取ります。

フリーアクション

強化タイルや専門家カードには、裏返すことで能力を起動できるものがあり、これらはフリーアクションとして手番中であればいつでも起動することができます。

ミュータントバトルミュータントのいる惑星にメックを配備すると以下の手順で戦闘が始まります。
戦闘条件:この条件を達成していないメックはミュータントのいる惑星に配備できない。
・メックがミュータントを撃破出来るだけの攻撃手段及びステータスキューブを所持している。
・メックの装甲キューブが1つでも残っている

戦闘手順
ミュータントの奇襲攻撃:ミュータントは常に優先攻撃権を持っており、攻撃力に等しい値の装甲ダメージをメックに与えます。装甲キューブが足りないダメージ1つにつき、-3VPとなる機体損傷トークンを受け取らなければなりません。

メックの攻撃:武器タイルを選択し、必要な弾丸キューブ、エネルギーキューブを支払いメック上から取り除きます。武器はキューブがある限り複数使用可能ですが、1回の戦闘中に同じ武器を2回使うことはできません。
※例外として、Double shotの強化タイルを装備している場合のみ、タイルを起動し同じ武器を2回使うことができる、ただし通常通り弾丸とエネルギーは必要である。

ミュータントの撃破:倒したミュータントタイルを受け取り、次の整備フェイズに裏面を確認し報酬を受け取ります。戦闘がWasteland of Ulaan で行われた場合は、直ちにミュータントの山札から1枚引き空きスペースに配置します。
配置後に山札のトップに侵略型ミュータントが出た場合は、現在進行マーカーが載っている惑星にタイルを配置し、進行マーカーを次の番号の惑星に置きます。

例)それでは上の写真をもとに戦闘について確認してみましょう。
ミュータントの攻撃力は5、メックの装甲キューブは5個あるのですべての装甲キューブを取り除き、機体を損傷することはありません。
続けて攻撃ですがこのままではそもそも戦闘ができません、武器タイルは2つあり総ダメージは6のためミュータントを撃破する力はありますが、肝心のエネルギーキューブが不足しています、この場合は写真のように追加のバッテリーコアを装備しエネルギーを充填し、武器を放つのに十分なエネルギーを用意する必要があるのです。

整備フェイズ各プレイヤーはこのラウンドのスタートプレイヤーから順に処理を行います。
1.シンボルイベントの実行:シップの追加やシップ運用コストの支払い
2.シップ及びメックの帰還
3.ミュータント撃破報酬の獲得
4.ミッションカードの獲得:支持トークンを支払い1枚獲得(任意)
5.強化タイル、専門家カードの起動能力の回復:起動能力の使用で裏返したタイル、カードを表に戻します。
各プレイヤーが順に1~5の処理を終えたらラウンド処理に移ります。
6.ゲームボード上のリフレッシュ:このラウンド選ばれなかった、ミッションカード、専門家カード、パイロット強化タイルを入れ替えます。
7.ラウンドマーカーの移動:マーカーを次のステップに移動します、侵略シンボルのある3・7ラウンドではマーカーを移動させたのちミュータントの侵攻を行います。
8.スタートプレイヤーの決定:評判トラックを参照し、次ラウンドのスタートプレイヤーを決定します。

得点計算

9ラウンドの整備フェイズを終えたのち、得点計算を行います。以下に主な得点・減点手段を紹介します。

  • ミッションカードの達成
  • 強化タイルの装備枚数
  • メック強化設計図の達成
  • 勲章タイルの条件達成
  • 評判トラックの進行状況
  • 機体損傷・放射線・負債トークンによる減点

プレイフィール

  • パイロットとメックの神経リンクによるアビリティ開放や、メック強化設計図により序盤の指針が立てやすく、ミッションカードと照らし合わせて効率よく点数を稼ぐ道筋を考えやすい、ここまで見ると単純な作業になってしまうのではと心配しそうですが、その心配はなく惑星効果による放射線被ばくや、専門家獲得、フリーアクションタイルなどの要素が、戦略が一辺倒にならないように上手くちりばめられており、毎手番きちんと悩ましくも面白かったです。

  • 序盤はカツカツと言うほどではないのですが資源が中々集まらずもどかしいですが、中盤から終盤にかけてシップも増えて、フリーアクションにより資源を買えたりとやれることも増え、メックの強化やミュータントとのバトルの選択肢も増えキチンと盛り上がってくれるのが好印象でした。

  • 戦闘はあらかじめ結論がでているため、爽快感はなく、どちらかと言うと手番ごとの資源のやりくり、ステータスキューブの補充、倒すミュータントの選択などパズル的な要素の方が強いのかもしれません。

    イマイチに感じた点
  • 資源トラックがデカい・・・とてつもなくデカい。我が家のボドゲテーブルは180×80ですが、4人プレイではまともにおけません。写真は@Dokkoi_JP さんの資源カウンターですが、何らかの方法で省スペース化を図りたいものです。@Dokkoi_JPさんの資源カウンター

    最後にギャラクシーハンターズは2022.6現在日本語版は発売されていませんが、個人的にルール和訳をしております、良ければご活用ください。タカオのnote記事です。

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