デューン：インペリウム ライズ・オブ・イクスリーゼンドルフさんのレビュー

デューンインペリウムの第一弾拡張　基本である本作の一部を改変し、新たな機能惑星イックスのボードがついかされている。

ゲームボードを広げるとこうなる、右側にちょっとしたボードが追加されているのが見えると思うが、これが惑星イックスのボードになります。

基本技術タイルが香料で購入できるばしょであり、勝が高い程毎ターン1回使える能力や、購入して即時効果を得られるものもある。

あと上のアクションでイックスに使者を派遣できる。派遣して戻した数だけ、技術タイル購入費用が安くなる。

そして下のアクションですが・・・

弩級戦艦（ドレットノートン）が戦場に配備できるようになります。戦場に配備するのに2手番はかかりますが、1つで戦力3なのでちょっと弱いと思うでしょうが、もし戦艦が配備した勢力が紛争を勝利した場合。

イベントでしか占拠できなかったのが戦艦がいるだけで占拠できるという能力、当然次の紛争にも参加します。

でも基本ルールだけだとそんなにスパイスなんて増えずらいとは思います。

そこでうえのボードが一新されます。下が以前のボードですが講堂と部隊終結が削除されて

新たに右側に輸送トラックが生まれるのですが、これはゲージをある程度まで上げたら使いたいときに一番下に降ろして右側の報酬をすべて手に入れられるのです。だいぶアッパーになりましたし、今までのここのアクションも、ソラリス（金）がはいるだけのアクションじゃなくなりました。

このアクションポイントが変わったことによって。より、ワーカーを置く選択肢が増えてしまい、いろいろな勝ち方ができるようになりました。

カードも拡張に合わせた策謀と紛争カードもありますが、各勢力のカードが増えたのと、カードを破棄する効果のあるカードも増えたのでデッキの圧縮がしやすくなりました。

あと指揮官も増えています。拡張を入れないと使えないキャラもいます。

その中でもトークン使ってえぐい効果を持つ人や

ソラリスの力でごり押せるようなキャラまで登場しました。

新しいアッパーのモードでエピックゲームというモードも選べるようになります。上のカードが初期手札に入りまして 、紛争3が5枚になり、開始に策謀カードが1枚引いて、駐屯地に5部隊配備してスタートします。そして10ラウンド終了か12点取った時点で終了となります。

ソロモードもオートマカードも拡張に合わせて追加されたのと、新たなルールで6面ダイス2つを用意しないといけませんが、自分の購入フェイスが終わったらダイス目に合わせて購入欄にあるカードを廃棄していくモード。

紛争3になったらライバルは石刃増加の判定でカードを1枚のところを2枚にするという上級モードまで追加されました。

いろいろなものが追加されてプレイ感も違ったものに感じました。弱いアクションポイントも取っ払ってより使えるものに変わり、技術タイルや輸送トラックも増やしてより選択肢が増えて、指揮官も増えて、ソロモードもより楽しめるようになりました。

ちなみに収納ですが、基本セットに拡張の分も収納できます。あとカード右下に拡張と区別がつくアイコンがついていますので、とり除きたい場合は区別がつくようになっています。

ＢＧＧでは第2弾拡張が出ているらしいので、こちらの日本語版の発売も期待したいです。