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  • 1人~2人
  • 15分~30分
  • 12歳~
  • 2021年~

ドゥーム・マシーンじむやさんのレビュー

108名
7名
0
28日前
レーティングが非公開に設定されたユーザー

ミント缶に入ったソロ専用ダイスゲーム。GAME CRAFTER(海外サイト)にて入手。人類を支配する機械に対抗し、そのコアの破壊を目指すというもの。独特のアートワークと歯ごたえ抜群の難易度で非常に楽しめました。


概 要

人類を支配する機械に対抗するため、核となる「ドゥーム・コア」(以下DC)の破壊を目指します。DCに辿り着くまでには防衛システム的なマシンカードが行く手を阻みます。毎ターン進化し数を増す攻撃を防ぎ、時には破壊しながら、こちらのライフが尽きる前にDCを破壊すれば勝利となります。

【セットアップの図。最初はDC+6つのマシンカードからなる山札から3枚オープン】


ゲームはラウンド制で、1ラウンドは2つのフェイズに分かれます。

①フェイズ1:プレイヤー側のアクション

こちらのダイス(最初は黒5個のみ)を振って、マシンへの攻撃やシールド展開等に割り当てます。マシンにはそれぞれ独自のライフ(黄ダイス)と脆弱性(弱点の出目)、行動パターンがあり、こちらがその出目のダイスを割り当てることで1ダメージを与えます。

【マシンカード:それぞれライフと行動パターンを持っています。下の例だとLOGIC MAINFRAMEはライフ4。ゾロ目が弱点。3を2個配置すると1ダメージ。ただし、破壊されたときにDCのパワーを増加する効果を持っています】

0になると破壊することができ、ライフカウンターに使用していたダイスを獲得できます。最大数は初期の黒5個+黄色5個の計10個振れるようになります。

自分のボードには、シールド(ダイス目分のダメージ軽減・持ち越し不可)、1ラウンドに1回ずつ使えるユーティリティー(ダイス目の増減や振り直し)があり、それぞれ反映して即使用可能です。

【自分のボード(カード)。ライフとシールド、ユーティリティーマスがあります】


②フェイズ2:マシン側のアクション

破壊されていない(ライフがある)カード全てがアクションを行います。今のダイスの場所から1つ先のマスに移動し、そこにアイコンがあればそれに応じたアクションが実行されます。(攻撃・コアの強化・回復等)

その後、山札から新たなカードが追加され、次ラウンドは1つ増えた機械を相手にしなければならなくなります。

【マシンカードは通常ゲームでは全15枚のうち6枚を使用。+最奥にが入っているDCを入れて7枚の山からどんどん出てきます】

ラスボスであるDCは最後に登場。弱点もエグいし攻撃も道中のSENTIENCEやPOWERを合算した数値で殴る&自分で強化してきます。

こうして、自分のライフが尽きる前にDCの破壊に成功すれば勝利となります。


感 想

好きなところ気になるところは以下のとおり。

ゲーム性:難易度激高。最初はダイス5個しかなく、対するマシンは3つ。しかもラウンド毎に増えていくし、攻撃はえげつない。こちらのダイスをロックしてきたり、コアの強化してきたり、その強化した数値準拠で攻撃してきたり。幸いマシンを全て倒す必要はなく最終的にコアを破壊できればいいのですが、それでも難易度が高い。だがそれがいい。

1つの機械を破壊できればダイスが増えて少しだけ楽になるものの、そこに行くまでのハードルが高い。更に各機械は毎ラウンドカード記載の行動パターンに従いアクションを起こすので、こちらが行うべきアクションの優先度もどんどん変わります。

なお、通常難易度でこれです。さらにシールドやユーティリティーのマスが減るモードや、マシンカード全部を使うモードもあり。いける気がしない。

アートワーク:個人的に最高。独特ですが色使いも含めてすごく好み。好みすぎて他にアートワーク担当されていたゲームも買いました(そっちも好みでした)

セットアップの楽さ:コア+マシン6枚を山にして3枚オープン+自分とコアのステータスを準備するだけ。5分もかからない。

言語依存と入手性:日本語版はなく国内販売もないです。ただ、遊ぶだけならPNP版を購入すれば直接和訳して印刷できるので、二重の意味で遊びやすいかと。カードにも一部英文はありますが、ルール内にも説明があるのでカードはそのままでOK。ルールは本作でレビューされているミーマさんのページ参照(ありがとうございます)。


ということで、それなりに色々なダイスゲームをやってきたつもりですが、かなり上位です。難易度の高いダイスゲームが好きな方にも刺さるはず。個人的にもおすすめとさせていただきます。

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じむや
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