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  • 2人~6人
  • 30分前後
  • 8歳~
  • 2024年~

海底探険 深版じむやさんのレビュー

38名
0名
0
約3時間前

空気共有お宝回収チキンレースの新版ならぬ「深」版。2人~6人のプレイ人数はそのままに、特殊ダイス3つを使ったルールになりました。オリジナル版用ダイス2つもついているのでどちらでも遊べます。2人プレイでのご紹介です。

【外箱上の深版記載はシュリンク上のシールだけでした。ちょっと残念。裏面の説明は深版仕様になっています】


基本概要(ざっくり)

知ってる人多数だと思いますのでざっくりと。今作追加要素も記載しています。

フレーバー:プレイヤーは探検家となり一攫千金を目指し海底遺跡に財宝を探しに。ただお金がないので参加者全員で共有の空気タンクを積んだ潜水艦を使うことに。空気がなくなる前に財宝を潜水艦に持ち帰らないと駄目な中、誰が一番価値のある財宝を持ち帰れるかというものです。

勝利条件:3ラウンドで持ち帰った遺跡チップの総得点が一番高い人が勝利。

各ラウンドの手番

各手番では次の①~⑤のアクションを必ず順番に実行します。

①空気を減らす(財宝があれば)

②引き返すかどうか宣言する

③ダッシュするかどうか宣言する(今作追加要素)

④ダイスを振り移動(今作追加要素:通常3個から2個選択、ダッシュの場合は3個全ての合計値-所持遺跡チップ枚数)

⑤探索(何もしない・チップを拾う・チップを置くの3つから) 


 手番ではダイスを振って出目の数移動。ただし遺跡チップを持っていると1つあたり1移動できる出目から減り、空気タンクも手番ごとに所持数分消費します。

 移動は進路上に他プレイヤーがいたら飛び越え通過可能。移動先にある遺跡チップを拾うかとどまるかの判断。回収済のブランクタイルに止まった時は、逆に持っている遺跡チップを置き換えるかどうかの判断もできます。

 空気があるうちに帰還できれば遺跡チップ獲得。タイルは表にせずゲーム終了まで保持します。空気が0になり戻れなかったら所持済み遺跡チップを深いところの人からルート最奥に3枚ずつになるよう配置。これは拾うときは3つセットでも1として扱われ、置くときや空気の減り、移動マイナスも1としてカウントされます。ただ、また戻れなかったら1枚ずつ最奥に配置していくことになります。

 全員が帰還or酸素0で1ラウンド終了。ルート上のブランクチップを抜いて道を狭めます。

これを3ラウンド繰り返したらゲーム終了。所持している遺跡チップを表にして総得点を計算し最大の人が勝利となります。


【セットアップ図:プレイ人数が何人でも最初のセットは変わりません】

【1ラウンド終了時の一例。ブランクチップを除いて次ラウンド準備。2ラウンド目は早く深いところに行けます】


今作の追加要素

①ダイスの違い

オリジナルは112233のダイス2つを使っての移動でしたが、今作では111222、111333、000333の3つのダイスを使います。通常は3つのダイスを振り好きな2つのダイス目の合計値が歩数となります。


②ダッシュ

ダッシュを宣言していれば空気1減と引き換えに3つ全ての合計値で移動ができます。 複数遺跡チップ回収するときは移動歩数が減るので便利。


③その他コンポーネント

バッグチップがプレイヤーごとに1枚つきました。手元に置いて自分の色確認やラウンドごとに獲得した遺跡チップを置いておくのに使います。


感 想

ゲーム性:子供と2人でやりましたが、ダッシュのルールが効いてますね。先行して深度で1つ取って引き返しは拾えそうなところ拾ってダッシュ連打。それやられた方は浅いところで回収して自分だけ帰還or共倒れで沈めを狙うというスタイルでした。

ダイス目の最大数が8(ダッシュ込み)、最低値が1(0と1選択)と振り幅も大きくなったのでより出目に一喜一憂できるかと。他プレイヤーは233とか大き目の数字出ているけど自分だけ011が続くとかはよくある話…。前述のとおり自分だけ得するよう深いところで回収&ダッシュ連打も成立はしますが、当然妨害行動(浅いところ回収・早期帰還で飛び越し機会を持たせない)も取られると思った方がいいですね。大人数でやると他を出し抜いたり共倒れしたりよりカオスになりそう。 

空気消費行動が増えたので、ラウンドごとの収束性(帰るにせよ沈むにせよ)は上がったように思えました。ただ、最多6人でやると1ラウンド目は浅いとこ回収して即戻らないと戻れない確率も上がってそう。


収納:オリジナルも深版ルールでも遊べる1粒で2度美味しい仕様。ただその分ダイス他コンポーネントが増えたので箱内はぎっちりです。うちではこんな収納↓。

500円玉ケースに各種チップがぴったり。今出ている三角の遺跡チップも問題なく入ります。

ちなみにオリジナル版は500円玉ケース2本使ってダイスまで収納可でした。1種類だけチップが入らないのがちょっと残念ですが、使い勝手は悪くないです。

あと今作、たまたまかもですが、異様に蓋が硬いというか開け辛い。何故だ。


ということで、元から楽しいゲームにちょっと味変が加わり、より楽しくなりました。2人から6人まで一緒に遊べる小箱ゲームとしてちょうどいいと思います。


余談:非公式ソロルール

BGGで調べていたら、まさかのソロルールが複数上がっていてびっくりです。せっかくなのでルール変更もなくさくっとできるルールを1つご紹介。

※ただオリジナルルール(ダイス2個)版で上げられているので、深版でのプレイは目標点を増やす必要があると思います。

ルールは簡単。6人プレイで通常どおり3ラウンドプレイし、目標点となる150点を超えることを目指すだけ。

試しにやってみましたが、意外とボーダーライン上(140~160)あたりに落ち着きます。誰も失敗せずにという縛りはなさげでしたが、それ入れると難しくなりそう。意外と協力ゲームとしてもいけそう。興味のある方はお試しください。

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じむや
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