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  • 2人~6人
  • 45分~60分
  • 8歳~
  • 2003年~

アルハンブラの宮殿白州さんのレビュー

289名
1名
0
5ヶ月前
レーティングが非公開に設定されたユーザー

6/10

まさかの20年以上の時を経て、日本語版が出るらしいので、うる覚えながらレビューしてみる。

2003年ドイツ年間ゲーム大賞作品。

作者のディルクヘンは、この頃はローゼンケーニッヒ、メトロ、アトランティック・スター、ヴァレンシュタイン(将軍のリメイク元)を出しており、ノリにのっていて、ついに大賞受賞したって感じのイケイケデザイナーだった。今は落ち着いてるイメージだね。

やることはタイルを購入して、配置していくだけ。シンプル!

もともと、過去作(1998年)の「シュティムトゾー」っていう、買い物だけのゲームのシステムを持ってきて、そこにタイル配置を追加(多分、2001年大賞のカルカソンヌの影響)して、見事、大賞をとった感じの流れだろう。

買い物は、4種類のコインがあって、基本、購入には種類が同じコインでないと購入できないのだが、ぴったりで購入するともう1手番できるという、わりと運高めのシステムも、大賞っぽい。

タイル配置も外側の壁がどれくらいつながっているかが重要で、タイルに描かれている建物そのものはゲーム中、3回ある決算で、誰が多く持っているかのエリアマジョリティ的要素になっており、ここらへんは時代を感じるね。

まぁ、陣取りのバチバチ感に比べれば、個別に自分の庭を建物配置していくので、あんまり攻撃しあうイメージはないのだが、序盤に、ひたすらせっせと集めても、もらえる得点は低く、後半にえげつなく点が入るタイプなので、他のゲームのエリアマジョリティの感じでやると、思ったようにいかないなぁと思った印象がある。

このデザイナーのゲームはオシャレなものが多いので、女性でも楽しみやすいゲームかなと思っているが、このゲームはやってることは買い物と配置なので、シンプルで遊びやすいし、まさに大賞にふさわしい。

ただ、当時からそうだが、そこまで突き抜けた面白さがあるというわけでもなく、他の大賞候補だった「クランス」や「ドラゴン島」と比べれば、消去法でこれだろうなぁといった感じの大賞でもある。

なので、今となっては、軽量級といっても差し支えないかもしれないほどシンプルだが、大賞コンプリート目指すとかの目標なければ、別にわざわざ遊ばなくてもいいゲームかな。

逆にいえば、興味あれば、大賞にふさわしい安定した面白さを持つゲームなので、とりあえず遊ぶのに損はない作品。

リメイクが、どのようになっているかは気になるところだが、いろんな意味で安定的な作品といえるだろう。

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