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  • 2人~4人
  • 90分前後
  • 12歳~
  • 2015年~

タイムストーリーズレモネードさんのレビュー

26名
0名
0
約3時間前
レーティングが非公開に設定されたユーザー

近未来のタイムパトロールみたいな組織の隊員となり

重要な事件が起こっている時代にタイムトラベルして、

任務を達成する協力ゲーム。


ただし、タイムトラベルするのは意識だけで

その時代に住んでいる人物に憑依して(器とゆう)、

その人物を操作して事件を解決します。


ちなみに戦闘などで器が死ねば、その者だけが脱落し

数手番後に、未来の技術で、

その器の肉体が再生されて、蘇ります。


なので死ぬことはないのですが、

シナリオ解決のための時間制限があり、

死ねば、そのプレイヤーは、しばらくゲームに登場できず、

結果、行動できる人数が減り、調べる箇所が少なくなり、

大幅なタイムロスでゲームオーバーってのはあります。


友人たちと4人で、付属のシナリオをプレイしました。


憑依できるキャラが何人かおって、

彼等には、RPGと同じでHPとか能力値、

あとは特殊な能力などがあり(ダメ能力な奴もいます)、

それらの中から1人選び、そのキャラになりきるわけです。


ゲームの雰囲気としては、

会話で進行するテーブルトークRPGってゆう遊びを、

ボードゲームにしてみたって感じか、

もしくは、昔、流行ったゲームブックを、

みんなでプレイする感じかも。


移動できる場所を示す地図があって、

みんなで1つのグループになって、

その地図上の場所を移動し、特定の場所に入ったら、

その場所で示された何枚かのカードグループを抜き出し

それらをボード上に並べます。


これらのカード群を並べると、あら不思議、

その場所を視覚的に表した1枚の絵になっています。

あと、その絵を表す文章もあるので、それを誰かが読んで

そこの場所がどんな状況なのかを理解して、


みんなで相談のうえ、

何枚かのカードで構成された絵の中から、

カード毎の絵の部分を見て、その場所で何があるかを推測し、

自分の調べたい部分のカード1枚を指定し、

そこに自分の駒を置きます。

同じカードに複数の者が置く事ことも可能です。


カードの裏面には、

表の絵から関連したさらなる展開や情報が書かれており、

全員一斉に自分が選んだカードの裏面を

コッソリ読み込みます。

(複数の者が同じカードを選べば、一緒に仲良く黙読です)


ただ、隊員たちはテレパシーでつながっているため、

その裏面の情報や状況を他の人に話すことは可能であり、

単にカードの裏面は他の者に直接見せれないってだけです。


これは恐らく、ロールプレイしてもらうためのルールで、

別のカードを調べた者は、

その現場にいないので、カードを直接読めず、

人伝いに話だけ聞いてる状況を、

リアルに表現してるわけです。


ゲームの世界にどっぷり浸れる余裕があるなら、

これは良いルールです。

んが、しかし、僕らも最初はキャラになりきったりして、

カードの裏の情報を必死に説明したりしてたのですが、


ストーリー上の謎がおもったより入り組んでて、

先に進むのに、わりと複雑な行程をふんだりして、

ドンドン、カードの裏面をいちいち説明するのが、

面倒臭くなってきてしまい、

もうこれ、カードの裏面、

全員、直で見れるようにしてもよくね?

とか思った次第です。結局、我慢してやんなかったけど。


さて、カードを確認した後、

そこで行えるアクションとか、

裏面に書いてあったりするんですが、

ここで時間を消費します。

(全員共通の時間トラックの駒を1マス進める)


で、どんな順番でも、全員同時にでもいいのですが、

そこで行えるアクションをそれぞれが実行します。


おもに、そこで何かをするために、

指定された能力値のサイコロ判定とか、

誰かに話しかけられて、どう答えるかの選択肢を選ぶとか、

思わぬ敵に遭遇して戦闘とかです。


キャラによっては、苦手なアクションとかもあり

(そのキャラの特定の能力値が低かったりとかで)、

「あ、これムズイわ、お前ならできるから、こっちに来て」

みたいなやりとりもあったりします。

ちなみに時間消費で、カード間の移動は簡単にできます。


あとカードの中には、封印されたカードもあり

そのカードの封印を解くために、

他の場所で何かをしなければならないとかもあります。


違う場所を調べたい場合は、

絵を構成してるカードはいったん回収して、

地図上の新たな場所に全員で移動後、

(この場合は必ず全員でまとまって移動です)


その場所のカード群を並べ直すことになります。

この地図の移動の時の時間消費はサイコロで決めます。


あっちこっち移動して、その場所で探索をして

能力値判定や、戦闘、選択肢をこなし、

時にはフラグを立てたり、謎を解いたりして

進めていくゲームなのですが、


ゲームブックなどでアリがちな、

単純な総当たりなんかで解くには、ちょい複雑で、

僕らは、結構、行ったり来たりで、

ウロウロ移動しまくったし、

戦闘も激しく、死ぬことも多々あったし、

能力値判定もちょっと失敗が多かったです。

(サイコロの成功確率が、なんか厳しいです)


それでも遊んだ友人は、みんなでRPG遊んでるみたいで、

普通に面白かったと評してました。

みんな真剣な顔つきで、謎を解くのに集中してたし、

かなりゲームにのめり込んでいたと思います。


ただ、僕としては、しょーじきなとこ、難易度が、

(昔のデジタルな)洋ゲーにありがちな、

高難易度的な印象をうけました。


時間制限とか、サイコロ運とか、

立てるべきフラグの複雑さとか、モロモロが

キャラになりきって物語自体を楽しむには、

ちょっぴり余裕がないほどに、難易度が高め。


僕は、ゲームクリアまでのストレスの調整が、

どっちかゆーと下手クソに合わせてくれてる

優しいタイプの日本的な難易度の方が好みなので、

そう感じたのかもしれません。


でも、それがヌルイと感じる人もいますので、

そこは好みがわかれます。


あと最終的な謎も、みんなあんまり脱出ゲーム系に

なれてなかったせいかもしれませんが、

結局、誰も解けず、最終的にヒントサイトを参照し、

よーやく解決しました。


1回目は途中で時間切れとなり見事に失敗し、

2回目のトライで解決です。


3回目に突入しそうだったんですが、

さすがに長時間になり過ぎて、

しかも最初の方の展開とか飽きてるし、

3回目はムリーってゆう場の雰囲気があって、

ヒントサイトに頼ってしまいました。


ちょっと僕の中で期待値が上がり過ぎてたせいか、

すんげー面白かったまでにはいたらなかったですが、

普通に楽しめたことは確かだし、

なにより、世間の評価は高いです。


時間があって、キャラになりきり、

協力してサイコロ振ってハードな危機を乗り越え、

ハードな謎を解きたいって方には、

ちゃんとささると思いまっす。

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