ヒットマンガレモネードさんのレビュー

あけましておめでとうございます。

今年もよろしくです。

さて、正月と言えばカルタ遊びですが、

普通のカルタに飽きたわーってなってるそこのあなた。

いいおもしろカルタがあるで。

それがこの漫画のセリフの大喜利カルタゲーム。

友人たちと5人でプレイしました。

ルールは超簡単。

場には漫画のヒトコマが描かれたカードがズラリ。

セリフは全て空欄。

詠み人一人を決めて、

彼の前にも全く同じ構成のカードの山があります。

詠み人はそこから1枚引いて、

そのカードを自分だけ見て、

空欄のセリフを好きに感情込めて(これ大事)

発言します。

あとはカルタです。

他のみんなは、それがどのカードがいち早く当てるのです。

オテツキをしたら、もうその人はそのカードを当てれません。

誰かが見事当てたら、その人と詠み人に1点ずつ。

みんな間違えたら、

詠み人はマイナス1点の打切りカードを受け取ります。

で、詠み人を左隣に交代してゲームを続けます。

最終的に、全カードがなくなるか、

打切りカードが4枚配られたらゲーム終了で、

点数多いもんが優勝です。

ちなみに、うちらのプレイでは

打切り終了はなかったです。

意外と誰かが当たります。

てか詠み人は、当たるようなセリフを考えるので、

むしろ普通のカルタと同じくらいに

みんなカードを獲りにきます。たまに間違うくらい。

この構造で盛り上がらないワケがない。

うちらも、もうルールを読んだ時点で、みんな

おやつを前にしたワンちゃんみたいになってました。

そして詠み人になって、

セリフを読みたーいって人続出。

それゆえ、みんな、

詠み人が回ってくるまでが待ち遠しくて。

あのカードのセリフ読みたいなーとか

待ってる間も、カードを見ながら想像したり。

そんな時、たまたま自分が見ていたカードのセリフを

自分が想像してた通り詠み人が読んだりすれば、

もうこれやんって、脊髄反射的に

速攻そのカードを獲って、シンクロ率高過ぎで、

笑いが巻き起こったりすることもしばしば。

だから結局、詠み人じゃなくても楽しいのです。

共感する楽しさです。

セリフの大喜利といっても、

別に笑いを求めるわけじゃないから、

絵を見て、俺なら私なら、こーゆうセリフ入れたいっての

そのまんま発表するだけだから焦る必要はないんだけど、

たまに、ちょっと考えちゃう絵とかあって、

それを　「うーんうーん、ちょっと待って」って

考え込むのも、また一興。

最後の方でカードが少なると、

カードを獲る感覚は、もう「ちはやふる」と同じで、

セリフが飛び出した瞬間、ハイこれって、猛スピード勝負。

なんのカードか、わかっちゃうんです。

みんな漫画って土壌がちゃんとあるから。

もうそこには、なんでわかったんって疑問を持つ者は

誰一人もいないってのが逆に面白すぎるんだけど。

とゆこーとで、

漫画のセリフを考えて楽しく、

当てて楽しい、そんなカルタ。オススメです。