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アベカエサルレモネードさんのレビュー

130名
6名
0
14日前
レーティングが非公開に設定されたユーザー

カエサルの御前で行われる

古代ローマのチャリオットレースのゲーム。

有名なボードゲームで何度もリメイクされ

これは一番最近のバージョンかな。

友人達と5人でプレイしました。


さすが有名だけあって、盛り上がったわー。

全部で4レースもするので2時間くらい遊んだけど、

皆んなにも大好評でした。


このゲームを見た瞬間から全員テンションが高めで、

これはコンポーネントの見た目効果によるものかも。

コマがよく出来てまして、

小さいのにちゃんとチャリオットしてるねん。


ボードもいい感じの雰囲気で、

3つのボードの裏表を組合わせることで

8つの競技場が構築できるようになってます。


さて、ルールは超簡単。

全員、同じ構成のカードの山を持ち、

そこから3枚手札にしてゲームスタート。


基本的には自分の番に、1枚プレイして、

記載の数字分、自分のコマを進めて手札補充

ってスタイルです。


ただし、ちょっとした細かな制限がありまして、

数字分、きっちり進めなければならず、

前もしくは斜め前にしか進めず、

他のコマのマスは進入不可能。

先頭の者は6のカードは出せない。

レース中、どっかで1回だけ

ピットイン的なコースどりで、

皇帝への挨拶をしなければいけない。

これらの制限に抵触する場合、

カードはプレイ出来ずパスしなくてはならない。


以上が基本ルールにスパイスみたいにまぶされた

だいたいの制限なんですが、

このゲームがめちゃ白熱して、

抜きつ抜かれつの臨場感を出すことに成功してるのは、

これらのちょっとした制限のおかげでして、


このちょっとした制限により、

単純な基本ルールを非常に思考性が高いものに変化させ、

レース感と頭脳戦が混在する

超オモシロレースゲームにしちゃっとるワケです。


ちなみに各レースは3周で決着がつき、

順位に応じて得点がもらえます。

1レース終了毎にボードのコースを変化させ、

4レース後のトータル得点が高い者が優勝です。


んで、今回はもとのルールが簡単ってのもあり、

最初から体当たりとNPCの

バリアントルールを入れて遊びました。


やっぱ古代ローマの戦車レースといえば、

体当たりってのが醍醐味じゃないすか?

ベンハーでもジョジョでもガツンガツンぶつかってました。

なので体当たりは絶対入れたかったのです。


ルールも簡単です。

自分が進んだ後、誰かの隣にいて前が空いてれば、

手番の終わりに体当たりを仕掛けることが可能で、


体当たりするって宣言して、

後は、体当たりする相手とお互いカードを1枚ずつ出しあい、

大きい方が前に進み、負けた方が後ろに下がり、

出したカードは手札に戻します。


そして体当たりのパフォーマンスで

オーディエンスを賑わせたとゆーことで、

体当たりに勝った者は1点受け取ります。


体当たりのルールはこんだけなんですが、

よりチャリオット感が出て選択肢が広がるので、

最初から入れて遊ぶ事を強くオススメしときます。


もう一方のNPC(グラディエーター)ルールは、

5人以下のプレイ人数でも

本来の6体のレースを再現するもので、

こちらも最初から入れることをオススメします。


このゲーム、手番順で最後の者は若干不利になってまして、

NPCをラストの者が操ることで、

それをあまり感じなくさせることができるってワケです。


操るとい言っても特にややこしいワケでなく、

NPCのコマがトップなら2マス、最後尾なら6マス、

それ以外は4マス進めるだけです。


どう進むかは、

手番順が最後の者が完全に決めることができます。


ちなみにNPCは皇帝への挨拶はせず、

順位には入りますが得点計算はしません。


今回のプレイでは5人プレイだったので、

NPCは1コマだけでしたが、

これがまた絶妙に邪魔な位置にいて、

「こいつ、ほんま邪魔者ナンバーワンやわ」と、

みんな褒めてました。


つーことで、

長時間たっぷりチャリオットレースを堪能できたんですが、

やっぱこーゆうわかりやすいレースゲームでは、

様々なドラマが生まれたりします。


「ちょ、邪魔や」とコース途中で詰まるのは定番で、

断トツトップだったのに、ゴール手前で手札に6しかなくて、

先に進めず次々抜かされ最下位になるとゆう大逆転劇とか、

突然、後方から体当たりを仕掛けられて、

手札を出し合いしたら全て互角とゆう偶然に、

勝利の女神の皮肉を感じたり、


とにかくプレイ中は、何度も盛り上がる場面が形成され、

常にみんなでワイワイ、ヤンヤしてました。


ルールが簡単で、手札が3枚しかないおかげで、

悩みどころが実にわかりやすく、

それゆえにテンポがいいので、

ボードゲームなのに、コースの狭さもあいまって、

チャリオットのドドドって爆走する音が

マジで聞こえてくるほど、

レースしてるなーって思えました。


単純に誰よりも前にいればOKとゆーものでもなく、

時にはあえて後方に陣取ったりして、

戦況を見極める所なんかも、

チャリオットのレースっぽいです。


特に今回は体当たりルールも入れたので、

やたら体当たりばっかり仕掛ける友人がいて、

彼は他の人から仕掛けられても、返り討ちなんかして、

皆んなとカエサルに暴力の追走者とキャラ付けされ、

レース結果で上位をとることは、あまりなかったのですが、

攻撃ポイントでトップ争いに食い込んでました。


一応ルール説明で、

外回りばっかりしてると手札が足らなくなって

リタイヤもあり得るかもと話していたので、

流石にみんな、どーしてもって時だけ外回りして、

途中リタイヤする者はいなかったです。


このゲームがよく出来てるのが、

たとえ他の者とかなり差が開いても、

展開次第で、

いくらでも接戦に持ち込むことができるところで、


例えるなら、

皆んなが同じ実力でマリオカートをするよーな感じ。


4レースのコースもそれぞれで個性豊かに構成されていて、

体当たりがしやすいレース場とか、

コースどりが大切なレース場とか、

謁見コースが異常に長いとか、その逆とか、

レース毎の特色が出るよーになってて、

飽きがこないよーになってました。


ちなみに今回のプレイでは雰囲気が出るよーに

もとからある点数計算用のチットは使用せず、

以前買った金貨のおもちゃを使用しました。

1点につき1枚です。

これは、レースで稼いでる気分が出て、

よい演出やったかも。


ちなみにもちっとサクッと遊びたいなら

1周~3周のショートゲームも当然可能で、


他にも、移動できるカードがない時にパスじゃなく、

移動できるだけできる「超過移動」や

手札4枚などの選択ルールや、

皇帝への挨拶であらかじめ置いてたカードを回収したり、

最初にカードを4つの山札に割り振ったり、

スピード調整などのバリアントルールなんかも豊富で、

組み合わせ次第でいくらでもマンネリ化を防げるので、

リプレイ性もバッチリです。

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touring123
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