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  • 2人用
  • 10分前後
  • 10歳~
  • 2025年~

タッグチームclevertrickさんのレビュー

16名
0名
0
約1時間前
レーティングが非公開に設定されたユーザー

戦略の答え合わせが楽しい、シャッフルしないデッキ構築で挑むオートバトル !


タイトルどおり、お互いにタッグチームを結成して戦う2人専用の対戦ゲームです。
1ゲーム15分程度でサクッと遊べるのに、ときに脳汁が出るような深い読み合いが楽しめます。

BGGでもレーティング7.6(執筆時点)をマークしており、評価も上々なようです。


■やることは驚くほどシンプル

準備
・12人のファイターから、お互いに2人ずつ選ぶ。
・各ファイターの固有デッキから「初期カード1枚」 を抜き、残りは山札にする。
計2枚の初期カードを「任意の順番」で並べてデッキとし、ゲームスタート。

① 戦闘ステップ
・毎ターン、両プレイヤーが同時にデッキの1枚目をめくり、記されたアクションを同時に実行。
・デッキのカードをすべて処理し終えたら、編成ステップへ。

② 編成ステップ
山札からカードを3枚引き、1枚を選んで「デッキの任意の位置」に挿入。残りは山札の底へ。
・デッキの順番は変えずに、そのまま次の戦闘ステップへ。

いずれかのファイターの体力がなくなるか、あるいは山札から3枚引けなくなるまで、この「戦闘」と「編成」を繰り返します。


各ファイターに10枚の固有デッキがあり、初期カードは黒枠でわかるようになっています。


■ 目の前で公開され、徐々に変化していくデッキ

最初の戦闘ステップでは、お互いのデッキはたった2枚です。
初期カードはキャラクターごとに固定なので、違いは「どちらを先に出すか」の前後だけ。

しかし、編成ステップを挟むたびに、デッキは3枚、4枚と徐々に増えていきます。
デッキの順番は絶対に変えてはいけない」というルールのため、プレイヤーができるのは「新たに引いた3枚のうち、どのカードを」「デッキのどの位置に差し込むか」という選択のみ。

このシンプルな2つの選択が、平穏だった展開にジワジワと、しかし劇的な変化を生み出していきます。


■ TCGほどの負担はなく、それでいて選択の妙は深い

最初は2枚のカードを把握するだけでよく、デッキに追加されるのも1枚ずつ。
カードゲーム特有の「覚える労力」が最小限なのは、非常にハードルが低くて好印象です。

しかし、決してめくり運だけのゲームではありません。
相手のデッキ内容(手の内)も分かっている中で、「どのカードを、どのタイミング(位置)で発動させるか」を逆算して仕込んでいくからです。
「どこに防御を差し込むか」「どこで大技を仕掛けるか」といった濃密な心理戦が発生します。

そして、この選択の是非は、次の戦闘ステップで即座に突きつけられます。
戦闘中はプレイヤーの意思が介在しない「完全なオートバトル」です。
淡々と処理が進むからこそ、これが編成ステップで立てた戦略の「答え合わせ」をしているようで、たまらなく楽しい!

限られた選択肢から最善を尽くしてプログラミングし、その結果が目の前で即座に展開される。
戦略がうまくハマれば相手の目の前でガッツポーズし、裏目に出れば悲鳴をあげる。
「格闘ゲームのコンボが決まった瞬間」のような盛り上がりが繰り返し訪れる、これこそが本作の醍醐味です。


個性豊かな12人のファイター。中には専用チップを持っていたり、裏返して変身する者もいたりします。 


■ 豊富な組み合わせで、短時間で何度も遊びたくなるリプレイ性

固有デッキ(各10枚)や専用チップを持つ12人のファイター。
そのタッグの組み合わせは66通りにも及び、選ぶところから既に戦いは始まっていると言えます。
ファイターをランダムに選択するためのランダマイザーも付属しています。

一見ルールが複雑に思える部分もありますが、「徐々にデッキを構築していく」というゲームの流れ自体がチュートリアルのようになっており、段階的に理解できるようにデザインされています。
10歳前後のお子さんであれば十分に理解可能です。 

1ゲーム15分。
お友達やご家族と「もう一回!」と、いろんな組み合わせを試しながら繰り返し遊んでしまうこと請け合いです。


 現場からは以上です。

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