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  • 2人~6人
  • 10分~20分
  • 12歳~
  • 2017年~

おとりバトうえにぃさんのレビュー

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約1時間前

変わった神経衰弱系ゲーム

「おとりバト」は、自分の場のカードの、合計値を減らしていくゲームです。

神経衰弱は場のカードを確保し増やすことで勝負しますが、このゲームはそれよりも場の管理やカードの処理といった、場に注目したものとなってます。


カードをシャッフルし、1人4枚、裏向きで場に出して準備は終わりです。残りは山札になります。


自分の手番時、1.カードを山から引き1枚交換、または2.ノック宣言を行います。

1.カードを山から引き1枚交換

カードを山から1枚引き、よく覚えます。そして、場のカード1枚と交換し、交換されたカードは即座に表向きで捨て札にします。

もし、捨てたカードに効果がある場合は、それを処理します。効果内容は主に1枚の伏せカードを見る、2枚を交換、1枚排除or1枚追加。基本的には数字が小さい効果カードほど良い効果で、これを使うかは悩むところです。ちなみに、カード効果の適用範囲は自身の場以外も含まれており、他人に干渉することも可能です。

ここで、「排除」というワードが出てきたので解説。排除とは、場のカードを1.以外の方法で捨てることです。捨て方は1の効果を使用する、または出された捨て札と同じ数字を捨てるの2つ。

1の効果は自身の数字合計を減らすか、相手の数字合計を増やせる非常に強力な効果です。しかし数字も小さいため、あえて保持しておくことで場の合計値を抑えることもできます。まぁ使った方が得なことが多いですが。

2つ目の捨て方ですが、これは誰かが1.をおこなった時に、同じ数字カード(効果付きは別物とする)を場から出す事ができるものです。早い者勝ちです。これをする事で自身の場の合計値を減らせます。また、これを人の場からカードを取って行うことで、自身の場のカード1枚を相手に押し付けられます。ここが神経衰弱に似ている要素です。なお、排除できるのは数字カードのみで、効果付きのものはできません。失敗すると山札から自身の場に1枚、裏向きのまま増やされてしまいます。


さて、これを繰り返して場の合計値を小さくしていき、「自分の場の合計値が最も小さい」と思ったら2.ノックを行います。ノックすると、他の人があと1回行動し、ゲーム終了です。1回動けるため、ここで逆転されることも。

ゲーム終了時、自身の場の合計値が最も小さい人の勝利です。


カードは普通の長方形サイズなのに箱が真四角で、左右のスペースがかなり無駄になっています。箱の耐久力が高いのはいいのですが…

中身は日本語説明書、中国語説明書、人数分のサマリー、数字or効果カードです。サマリーの表は簡略化された処理順、裏はカード内訳が書かれています。カードの質はシャッフルがしやすくて良いです。


私的な感想

中々面白い。

神経衰弱はド定番のトランプゲームですが、それゆえ飽きが来た人もいるのではないでしょうか。このゲームは節々に神経衰弱的な要素はありつつも、かなり新鮮なプレイ感になっていると思います。

排除は数字カードでしか行えないため、数字だけ覚えててもいけない点がなかなかに大変です。また他人によって自身の場から奪われたり、順番が入れ替わったりもするため、脳のリソースが割かれます。

順当に減らせたり、他人が悩み嘆いている時に排除したりするのが楽しいです。正直、他人のことを見てられないほど自身の場を把握するので精一杯になるため、妨害なんて二の次だったりしますが、それでも通した妨害が効いている様子を見ると気分が良くなったり。

このゲームは1の使用がだいぶ強いです。効果がシンプルながら強力。これを使えるかが勝負のカギになります。

このゲームは2人でやる時と3人以上でやる時で、なんとなくプレイ感が変わります。2人の時は盤面が少ないうえに交換先が自分以外は必ず1人の相手になるので、どのカードを送るかの読み合いのようなものや送ったカードの記憶も重要になります。3人以上では自身の場を効率よく減らしていけるかがカギになるイメージです。残り枚数のカウンティングも役に立つ時が来ると思います。また回ってきたカードをさらに他の人に押し付けるなど、できるだけ情報を散らしておくのもよいかと。


記憶ゲーが好きな人、比較的簡単なルールで脳を使える少人数ゲームが欲しい人、ゆるいデザインのゲームを探している人にオススメです。

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仙人
うえにぃ
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