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  • 1人~4人
  • 30分前後
  • 8歳~
  • 2024年~

レイルエイジじむやさんのレビュー

51名
2名
0
2日前

fudacoma gamesさんの新作紙ペンで鉄道テーマのロール&ライト。こちらのゲームは「インザルーイン」「リクレイム」に続き3作目のプレイになります。過去プレイ2作とはまた違った悩ましさがあるものの、ルールまわりやシートの質等でさくっと回せて程よく悩ましいゲームでした。ソロプレイでのご紹介です。


概 要

フレーバー:プレイヤーは鉄道会社の社長となって「駅の建築」「用地買収」「線路敷設」等を行い、数多の都市を結ぶ大鉄道網を築くことが目的です。

システム:ロールアンドライト。1ラウンドダイスを3つ振って用地買収や路盤工事・線路敷設に割り当てます。

終了条件:①通常線路と特殊線路のトラックが交わった②線路トラックが全て進行済(×のついていないところ)③用地買収時に丸をつけられなかった(ソロのみ)  これを満たしたラウンドの次が最終ラウンド。

勝利条件:ソロはスコアアタック。得点に応じたランク認定あり。得点は①線路トラックからの得点(全部合計)②一筆書きで最長となる幹線上の〇の数×線路トラックで到達した係数(歯車マーク)③支線からの得点 の総合計


コンポーネント

シートは両面で「川」と「湖」の面になっています。ホワイトボード仕様なのでありがたい。内容はダイス目に応じて記入をしていく「マップ」、線路を引いたときに記入する「トラック」、路盤工事の際に選択できる地形を表す図と得点記入欄という構成。

ホワイトボードマーカーはしっかり消せます。それと共通で使用するダイス3個が入っています。


ゲームについて

※基本的にソロも複数人プレイもルールは同じ。ソロだと得点の早取りがないことと前述の終了条件が1つ追加になるくらい。シートの面を選んだら、最初にダイスを1個振って出目の横にある都市に○(=駅)を書きます。これがスタート位置。

マップは数字の「都市」とそのエリア、ダイス目の「鉱山」があり、ゲーム中都市マスに丸をつけることで対象エリアの路盤工事が可能となり、路盤工事済みのマスを通過して各都市を結ぶ(線路敷設)、または出目変更等のために都市から鉱山までを結ぶ(特殊線路)といった使い分けが出てきます。最終的に一筆書きの幹線、1駅から伸びている支線の数やそれを参照するための特殊線路トラック進行等、得点要素が連動しています。


各ラウンドでは①用地買収②路盤工事③線路敷設を行い、終了条件を満たしたら次ラウンドをプレイ後得点計算という流れとなります。

①用地買収:ダイスを3個振り、うち2つの目の合計値と同じ数字の都市マスに〇をつけます。〇を描かない場合はトラック上段の右側から×をつけます(ソロは終了条件になる)

②路盤工事:①で選択しなかった出目に応じた地形の土地マスに「点」をつけます。


③線路敷設:〇と〇を繋ぐように路盤工事済のところを通り線路を1本記入します。記入したらトラック上段を1つ進めます。このとき、線路は環状・交差にならないよう注意。


※特殊線路敷設:①②の時に出目変更が可能。その際、〇が描かれた都市マスと鉱山マスを繋ぐように線を引いて特殊線路を記載します(※通常の線路敷設と同じく、路盤工事の点がないと×)。特殊線路を引いたら出目のうち1つだけを変更することが可能です。

※追加アクション:線路トラックで5や8等特別なスペースに進むと追加アクション「路盤工事1+線路1本」が描け、それにより追加アクションがさらに発生する場合もあります。


大まかな流れはこんな感じ。上記③線路敷設後に終了条件を満たしていたら、次の最終ラウンドまで行って得点計算となります。

【初プレイ時なのでミスがあるかもですが終了時はこんな感じです。ランクは7段階中4番目の「鉄道伯爵」でした】


感 想

全体:まずテーマ・フレーバーとがっちりかみあったルールということで〇。やることが非常にわかりやすいしすとんと頭に入ります。

ダイスゲームということで運要素の比重は大きいものの、そのまま使うか特殊線路を引いて出目を変えるかの選択も中々悩ましいです。特殊線路もトラックを進めないと支線が参照できないしあまり進めると通常線路のトラックで得点や係数が下がってしまうし、通常線路を通すはずだった路盤改良済の土地を特殊線路に使うことで、支線数の確保にはつながるものの通常線路を邪魔してしまうことも起こります。

得点計算も結構独特で、特に幹線の丸の数×トラック上の係数の比重が大きいので上手いこと一筆書きしないと得点にはつながらないし、特殊線路のトラックを進めておかないとそもそも得点計算にも上がってこない。

そういった各要素の絡み具合邪魔具合が絶妙でした。難しい。

コンポーネント:紙ペンで最初からホワイトボード化されているのは非常にありがたい限り。

プレイ時間:準備はシートとダイスとペンを出すだけ。片付けまで含めても20分くらい。さくさく。


ということで、程よく悩ましいけどお手軽な鉄道系紙ペンゲームでした。紙ペン好き・鉄道好きのソロ勢は是非プレイしてみてください。おすすめです。

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DKnewyork
18toya
じむや
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