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  • 7人~8人
  • 180分前後
  • 15歳~
  • 2021年~
412名
3名
0
約1年前

グループSNEとCosaicがリリースしているマーダーミステリーシリーズの9作目。

毎回趣向を凝らした内容でしたが、今回のテーマは何とゾンビ!タイトル通りです。

ついにマーダーミステリーの世界にもゾンビがやってきました。

もちろん「犯人はゾンビでした」という話ではなく(それじゃミステリーになりませんね)、生存者たちの中で殺人事件が起こる、という話です。

今回の設定は8人なので、希望者を募ったところあっという間に8人埋まり、満を持してのプレイとなりました。そして結論から言えば、満場一致で大満足の好シナリオでした!!

いつものようにネタバレ厳禁なので、詳細に触れないように紹介したいと思います。

■軽くシリーズの紹介

このBOXシリーズは、マーダーミステリー初心者のグループでも無理なくプレイできるように詳細に設定された内容がセットされたもので、1BOXに1シナリオが含まれています。

GM(ゲームマスター)がいなくてもプレイできるようになっており、シナリオごとに6~9人用に設定されています。参加者はそれぞれ、シナリオで指定された登場人物の一人となって行動をしながら、事件の真相を探り当てるのが目的です。

セットによっては1名少なくなってしまった場合でも、登場人物の1人をNPCとすることでゲームがちゃんと成立するような工夫がなされています。しかしもちろんシナリオ構成上フルメンバーでやるのが望ましいのは言うまでもありません。(その人物が犯人でないのは、最初から明らかになってしまいますので)

事前の準備は全く不要で、買ってきてその場でシュリンクを破って開けるのが逆に最も正しい遊び方といえるでしょう。(これ凄い長所だと思います)

結末が分かってしまうので、1BOXでのプレイは結果がどうであれ1回しかできません。(これを安いとみるか高いとみるか、ヒトによって評価が分かれるところでしょう)

ちなみにTRPGのようにキャラクターメイキングなどは一切なく、あらかじめ設定されたキャラクターを選んでいきます。キャラクターイラストも、シルエットのみで表現され、雰囲気たっぷりとなっています。

■プレイの基本的な流れ

①設定書の読み込み(20分程度)

このシリーズでは、各プレイヤーには詳細な設定書が渡され、開始前にこれをじっくり熟読・理解する必要があります。そこには、そのキャラクターの背景、行動の目的、他のキャラクターとの関係、持っているもの、自分しか知らない秘密、最後におこなうアクションの内容、などがびっしり書かれています。

ちょっと読解力が要求されるので気を付けて下さい。(さすがに他のプレイヤーに提示できないので、「ねえねえ、これってどういう意味なの?」と聞けないのです。)結構な分量ありますが頑張ってしっかり理解しましょう。実質6ページびっしりです。

ルールブックには《20分》との指定がありますが、メンバーの様子を見て適時伸ばしたほうがいいです。(理解が不十分なプレイヤーが出ると、後々ミスの原因になります。他のメンバーに聞けないしね。熟練者は大らかな気持ちでお茶でも飲んで待ちましょう。)

もちろん自分の設定を読んだら「真犯人」になっていて、ぶったまげる事もあるので、妙なリアクションをしないように気を付けましょう。

②調査タイム(25分程度)

このシリーズのプレイ内容はだいたい基本的に同じで、場には手がかりとなる様々なカードが並べられ、この内容を確認したり、そのカードを保持したりすることで、手がかりを得ていきます。

各プレイヤーには3個の赤いトークンが与えられ、これを消費してカードをめくります。1人だけが片っ端から証拠を独り占めしてしまうことができないように工夫されているのですね。

これと並行してプレイヤーたちは、誰かに声をかけて「密談」できます。この密談がひたすら楽しい。自分の勝利条件を達成するために、重要アイテムのありかや、重要な情報を求めて、各プレイヤーと情報交換をするのです。当然他のプレイヤーもいろんな情報を求めてきますので、「え?それってどういうこと?」「この子にこの情報を離してしまっていいのか?」「え?そんな事実があったの!?」と、だんだんおぼろげに事件の断片が分かってくるのが気持ちいい。

マーダーミステリーならではの楽しさです。

この間は皆がほとんどテーブルにおらず、部屋の隅ででコソコソ、廊下でコソコソ、あっちに呼ばれてみたり、気になる人物に声かけてみたり、まあ忙しい。

ぜひ積極的に声を掛けて密談してみましょう。《何を話していいのか分からない》と戸惑っていた初心者も居ましたが、あまり深く考えずに、まずは自分に影響のない範囲で《こんな情報があったんだけど、どうかな?》と情報開示をしてみるといいでしょう。きっと何かリアクションが返って来ますよ♪

③推理発表(1人2分くらい)

現時点で自分の推理を発表します。

みんないろいろ勝手な意見を言うので、これもなかなか楽しい。

実は潔白なのに、他のキャラクターから「怪しい」といわれビックリしたり、実は犯人なのをばれないように疑惑をそらすために必死で言い逃れをしてみたり、けっこうドキドキ。

④調査タイム(2回目)

先ほどのみんなの推理や、そこで判明した事実関係をもとに再度情報収集をします。時間制限があるので、けっこう緊迫します。

⑤推理発表(2回目)

今度は中間発表ではないので、本気で事件の推理を発表します。

⑥投票タイム

人狼みたいな感じで、全員が一斉に犯人だと思う相手を指さします。これが最大多数だったキャラクターは「犯人」として拘束されてしまいます。

⑦アクションフェイズ

このマーダーミステリーのクライマックスは実はこれから!

各キャラクターにはそれぞれ特殊なアクションが指定されており、誰に対してそのアクションを実行するか決めて、ふたたび一斉に指差しをおこないます。

各キャラクターにはあらかじめ「行動順番」も指定されており、その順番に差した相手に何を実行するかを発表していくのです。この時重要なのは、「投票タイムで犯人とされ「拘束」されたキャラアクターはアクションの実行ができません。これによって思わぬ結末が発生するのです!きっと悲鳴やどよめきが起こること必至です。

⑧エンディング

生じた結果に応じて、エンディングブックを開き、分岐するエンディングから当てはまるものを読み上げます。けっこう劇的でしんみりしたり、感動したり、印象深いところです。

⑨感想戦

ゲームが終わったら、「あのときの意図はこうだったのね!」「え?あのアイテム、あなたが持ってたの?」「きゃー、あのときこうしていれば~!」と、会話が終わらない。

お茶か食事でもしながらじっくりみんなで盛り上がりましょう♪ここもひたすら楽しいところです。

ゲーム自体は3時間ほどですが、感想戦が楽しすぎるので、そこでじっくり時間を取りましょう♪

■今回のゾンビ

まさか映画で有名なゾンビものでマーダーミステリーが成立するとは思いませんでした。

ゾンビウィルスによって崩壊した世界に生き残ったメンバーの中で、1人が殺害され、その犯人とその意図を探り出すのが目的です。

舞台はやっぱりショッピングモールでした(笑)

例によって、全員がそれぞれ秘密を抱えているため、話せないことが多く、みんなが怪しく見えてくるから面白い。

我々は見事に犯人を拘束、その後のアクションもうまい展開となり、見事にベストエンディングを迎えることができました。

いやあ、やっぱりマーダーミステリーは面白い!間違いなく面白い!

我々のグループでは特に女子メンバーからの要望が強く、やるぞーと連絡するとあっという間に定員が埋まってしまうくらいです。

嬉々としてプレイしている彼女らを見ていると、改めて女性は「ミステリー」と「密談」が好きだなあ~と実感します。

ぜひ女性をアナログゲーム会に誘うのにマーダーミステリーを活用してみてはいかがでしょうか?(笑)絶対ハマりますよ!

ああ、それにしても面白かった内容を書きたい、言いたい!

でも絶対ダメですね!!

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マーダーミステリー・オブ・ザ・デッド
マーダーミステリー・オブ・ザ・デッドの通販
ショッピングモールで繰り広げられる群像劇と 幾重にも分岐するマルチエンディング
残り2点
1~2営業日以内に発送
日本語ルール付き/日本語版
¥3,960(税込)
たまご
Bluebear
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