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  • 2人~6人
  • 120分~240分
  • 10歳~
  • 1959年~

リスクchacoさんのレビュー

69名
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1日前
 フランスのMiro Companyが1957年に出版した『La Conquete du Monde』は、Parker Brothersから『Risk』のタイトルで1959年に北米版が登場しました。『Settlers of Catan』の大ヒットにより、1990年代後半に‘ジャーマン・スタイル・ボードゲーム’と言うジャンルが産まれた際、対になるものとして登場したのが‘アメリカン・スタイル・ボードゲーム’でした。前者の代表格がアメリカ製の『Acquire』で、後者の代表格がフランス製の『Risk』と言うのは一種のアメリカンジョークだとは思いますが。その特徴は以下の様になります。1)勝利するためには他のプレイヤーをゲームから排除しなければなりません。2)よって、最大プレイヤー数でプレイした場合、1日かけても終わらないことすらあります。3)敵ユニットを除去する際の成否判定で、複数のサイコロを振ります。4)ルールや状況設定を変更しただけの‘Stand Alone’な姉妹ゲームが多数出版される傾向にある。比較すべき相手が‘ユーロゲーム’と呼称を変更したことで、‘アメリゲーム’と呼ばれている内はまだ良かったのですが、いつのまにか‘アメリトラッシュ(=アメリカ生まれのゴミ)’と言う造語まで出てくる始末で、良い意味で使われることは無いようです。『Risk』の場合はプレイヤー毎に秘密のサドンデス勝利条件(特定プレイヤーの排除や複数の指定エリアを支配するなど)を設定する事で、プレイ時間の短縮を目指していくことになります(『Risk』の亜流として最も成功しているのはAvalon Hillの『Wizard's Quest』だと思います)。話は逸れますが、『Risk』の延長線上にある(と言っても遥か先に位置する)Gamelyn Gamesの『Heroes of Land, Air & Sea』は、サイコロを一切使わず、他のプレイヤーを排除しなくてもゲームが終了すると言う条件を複数用意することで、プレイ時間を2時間程度に抑えたウォーゲームであり、ユーロゲームとアメリゲームの融合に成功した傑作でしょう。
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chaco
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