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  • 1人~5人
  • 120分~180分
  • 14歳~
  • 2016年~
1565
名に参考にされています
2016年12月19日 19時56分

2016/12/20 更新

【まえがき】
アメリカのメーカー「Fantasy Flight Games」社が、2011年に発売した重量級ゲーム「Mansions of Madness(邦題:マンションズ・オブ・マッドネス)」の第2版となります。旧版は国内でも流通しており、この第2版も国内に流通しています。

ゲームはクトゥルフ神話をテーマにしたRPGに近い内容のボードゲームで、探索、謎とき、戦闘が主になっているゲームです。

なお、タイトルにある「マンション」ですが、日本では「中高層集合住宅」を指しますが、本来は「大邸宅」という意味です(つまり直訳すると「狂気の大邸宅」)。

【ルールの簡単な説明】
※わざと省略して書いています。

このゲームはクトゥルフ神話をテーマにした内容のゲームで、メーカーが考案したシナリオに沿って進行します。プレイヤーたちは、シナリオの舞台にやってきた探索者を演じ、みんなで協力して謎に満ちた奇妙な事件を解決することを目指します。

前版ではシナリオの進行役としてゲームマスターとなるプレイヤーが1名必要でしたが、2版ではスマホ、PCのアプリがこれを担当することで、すべてのプレイヤーが探索者となって遊ぶことができます。その代わり、シナリオに関する部分はゲームに含まれておらず、すべてアプリ側にあるため、AndroidまたはiPhone/iPad、Mac、Windows PCのいずれかが遊ぶためには必須となっています。残念ながら、これらの機器がない場合はゲームを遊ぶことはできません。

アプリについてですが、現在進行しているシナリオを機種間で引き継ぐことはできません。メニューやシナリオはすべて日本語に対応しています。最初は英語ですが、「more」->「options」->「language」の順番でタップして、日本語を選んでください。警告が英語で表示されますが無視して「confirm」をタップしてください。これで日本語テキスト、日本語音声で遊ぶことができます。ナレーションやBGMもありますのでスピーカーがある機種の方がいいと思います(音声が不要であればミュートorスピーカーなしでも構いません)。

なお、英語版では既に2つの拡張が発売されており、「more」->「my collection」->「mansions of madness second edition products」の順番でタップして、持っている拡張をタップすれば有効(enabled)、無効(disabled)を切り替えることができます。日本語の場合はまだ未発売のため、「my collection」自体がありません。

ゲームの準備はすべてアプリで指示されますので、その指示に従えばゲームを準備することができます。またゲームもアプリを使用して、進めていきます。ただし、すべてアプリのみで完結するわけではなく、また能力判定や戦闘などのやり方を教えてくれるわけではありませんので、事前にビギナーズガイドとリファレンスは目を通しておく必要があります。

現在プレイできるシナリオは4本ですが、シナリオの核となる部分以外はランダムでシナリオが作成されますので、同じシナリオでも毎回違う展開となります。

ゲームはプレイヤーたちが演じる探索者が行動する探索者フェイズと、神話生物が行動する神話フェイズに分かれています。

探索者フェイズでは手番の順番はなく、誰からでも行動することができます。各プレイヤーは1回のフェイズ中に2回アクションを行うことができます。

アクションには、移動・探索・調査・交換・交流・戦闘・アイテムなどの使用があります。

  • 移動:白い線で区切られたマップ上のマスに沿って、探索者を移動します。
  • 探索:まだ確定していない隣接している部屋または通路を確認して、構造を確定させます。
  • 調査:まだ調べていない調査地点を調べます。
  • 交換:同じマスにいる探索者同士で所持品を交換したり、今いるマスに所持品を捨てます。
  • 交流:シナリオに出てくるNPC(ノンプレイヤーキャラクター)と会話することで情報や所持品を得ます。
  • 戦闘:マップ上に出現している敵(神話生物や人間など)に攻撃をしかけます。
  • アイテムなどの使用:所持している一般品や呪文を使用します。


これらのアクションを行うことでゲームを進め、シナリオの解決を目指します。

ほとんどのアクションはアプリで行うことになりますが、探索者や敵の位置、持っている所持品の管理は実際の用具(マップタイル、ミニチュア、カード類、トークン類)で行います。そのため、両方を使い分けてゲームを進めることになります。また調査する地点ではパズルを解決することが必要になっている部分があり、これらのパズルもアプリ上で行うようになります。

アクション自体は能力判定が必要なものがあり、これらの能力判定はダイスを使用して解決します。能力値分のダイスを振り、成功目(エルダーサイン)が規定数出れば成功です。また戦闘も筋力や敏捷度などによる能力判定となっています。どの能力が必要とされるかは、調査する対象や攻撃する武器によって変わるため、探索者側はバランスよく構成しておかなければなりません。

神話フェイズではランダムイベントの発生、シナリオ固有のイベントの発生、そしてマップ上に敵がいれば敵の行動、さらに恐怖判定があります。これらもほぼ能力判定で進めますので、やることはあまり変わりません。

探索者の職業は神父、大富豪、墓掘り、秘書、運動選手、心理学者、少女、執事となっており、それぞれの探索者ごとに特殊能力があります。ミニチュアは探索者側は8体、敵側は24体用意されています。

【感想】
シナリオ1「永劫の輪廻」を1回プレイ、解決失敗で終わっています。シナリオの出来に関してはネタバレとなるため、内容は伏せさせていただきます。プレイ時間は最初の説明に30分、合計で4時間30分かかっています。

ゲーム自体は未確定のエリアを探索->調査地点を調べるorNPCから情報を得る->シナリオの解決に必要なアイテムを集める、または事件の首謀者を無力化するという流れで進んでいきます(ゲームの展開はシナリオで変わると思います)。極端な言い方をすると、ひたすらエリアを確定しつつ調査地点をしらみつぶしに調べて事件の解決方法を探り、シナリオをクリアするということです。

この言い方ではゲームがつまらないように感じると思いますが(実際、私もプレイ前はそう思ってました)、実際は時間(フェイズ)が限られているため、しらみつぶしに調べるのではなく必要最低限の行動でゲームを進めなければなりません。できる限り一番怪しいと思われるところのみを調べるようにしなければ、事件の解決は難しいと思います。どこを調べるか、どう進めるかはプレイヤーたちで協議し、そして知恵を出し合って謎を解き、効率よく進めなければなりません。

次に能力判定ですが意外と成功目が出ないことがあり、探索目(虫めがね)を成功目に変換するクルートークンが割と必要となります。ダイス目の偏りによっては無駄にクルートークンを消費したり、次のフェイズに持ち越すために時間がかかることもあります。失敗に終わっても、その時に成功した数は次回の挑戦時に引き継がれますので、いつかは必ず成功するようにはなっています。しかしクルートークンは得られる数が限られているため、どこで使うかは考えなければなりません。

またダメージにも気をつけなければなりません。このゲームでは肉体的ダメージと精神的ダメージの2種類があり、それぞれ探索者の体力と精神を減らす要因となります。これらのダメージはカードの枚数で表され、持っている枚数だけダメージを受けていると見なします。さらにカードには表と裏があり、表側にはそのカードによる悪影響が書かれています。カードを受け取ったときに解決しなければならない悪影響と、ずっと残り続ける悪影響の2種類があり、これが探索者の体力と精神を徐々に削り取っていくのです。ゲームを進めるうえで、これらのダメージはデメリットしかありませんので、できる限りカードを持たない、受け取っても所持品や呪文で回復させることが重要となります。甘く見ているとダメージは蓄積され、最後には何も行動ができないようになってしまいます。

戦闘に関してですが、戦闘も能力判定で命中の判定やダメージを決定するため、それほど難しいことはありません。敵の強さは能力値ではなく、この能力判定の難易度や体力で表されます。強い敵ほど、体力が多く、そして命中させるための能力判定が難しくなっています。注意が必要なのは同じ種類の武器で攻撃するときでも、筋力や敏捷度など能力判定に使用する能力が変わることです。また与えるダメージもダイスの成功目の数だけだったり、武器のダメージも含んだりと異なるときがあるため、アプリに表示されるメッセージはきちんと読まなければなりません。この辺りはランダムではなく、ある程度固定にして欲しかったと思います(面倒ですので)。

シナリオに関してはある程度ランダムではあるものの核となる部分は変化がないと思われるため、一度解決したシナリオを再度遊ぶことはないのではと思います。そうなると本体に含まれるシナリオは4本(2016/12/20に1本追加されましたが、DLCで別途600円支払が必要です)だけですので、やはり少なく感じられます。今のところ、シナリオが追加されるようなアナウンスはないため(拡張による追加はあり)、ここは評価が分かれる点ではないかと思います。

【その他】
英語版では既に2つの拡張が発売され、さらに別の拡張が発売予定となっています。現時点ではまだ日本語版はアナウンスされていないため、発売されるかどうかは不明です。

  • Recurring of Nightmares Figure and Tile Collection(発売済)
    8体の新しい探索者、18体の新しいモンスター、15枚の新しい両面マップタイル、1本の新しいシナリオが追加されます。
    マンションズ・オブ・マッドネス 1版から再収録されています(コンバージョンキットがあれば不要かどうかは不明です)。
  • Suppressed Memories Figure and Tile Collection(発売済)
    8体の新しい探索者、15体の新しいモンスター、17枚の新しい両面マップタイル、1本の新しいシナリオが追加されます。
    マンションズ・オブ・マッドネス 1版の拡張「禁断の錬金術」と「野生の呼声」から再収録されています(コンバージョンキットがあれば不要かどうかは不明です)。
    シナリオは「野生の呼声」を元にしていますが、シナリオのヴァリエーションが増えています。
  • Beyond the Threshold(未発売)
    2体の新しい探索者、2本の新しいシナリオ、その他マップタイルやモンスターも追加されます(詳細はまだ不明)。
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戦略・判断力4
交渉・立ち回り3
心理戦・ブラフ0
攻防・戦闘5
アート・外見5
作品データ
タイトルマンション・オブ・マッドネス:第2版
原題・英題表記Mansions of Madness: Second Edition
参加人数1人~5人(120分~180分)
対象年齢14歳から
発売時期2016年~
参考価格未登録
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