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  • 1人~4人
  • 60分~80分
  • 10歳~
  • 2017年~

ルターの宗教大改革ミチミツのリプレイ日記(2017年11月11日)

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0
約7年前

このゲームには通常の3~4人プレイ以外に、2人プレイおよびソロプレイのルールが付属しています。
ここでは私個人のみによるソロプレイのリプレイを、投稿させていただきます。
パッケージはこんな感じです。

【ルールの簡単な説明】
作者自身によるツイートがまとめられていますが、ルール自体は公開されていないため、ここで簡単に説明します。

右側の六角形のボードがメインボード、左下が個人ボード(今回はソロプレイなので1ボードのみ、ルターにしました)です。ソロプレイの場合は、NPCとして自動行動プレイヤー1人が追加されます。
個人ボードには、改革度正統度結婚の有無のトラック、そして各資源の置き場となっています。また、最初から協力者コマ5個を持ちます。この協力者はゲーム中に増減しません。そして、各革命家にはそれぞれ異なる特殊能力があります。ルターの場合は、各ラウンド終了時に正統度+1という効果です。
メインボードの真ん中に置かれているのが、5種の資源(資金祝福聖書信徒新教徒)と勝利点カウンターです。
個人ボードの上に並べているのが、書簡出版都市同盟カードの山札と公開されているカードです。それぞれの山から3枚ずつ場に公開され、ラウンドごとに一番古いカード1枚が山札の一番下に戻り、そして3枚になるまで補充されます。
そしてその右側に置いている山札は、イベントカードの山札です。イベントカードは1ラウンド目用、2-4ラウンド目用、5-6ラウンド目用と3種に分かれ、それぞれから必要枚数分をランダムで選んで1つの山にします。それ以外のイベントカードは未使用です。
メインボードに置かれているディスクが各プレイヤーコマとなり、このコマを移動してアクションを行います。ルターは赤ディスクで、NPCが青ディスクです。

ゲーム自体は6ラウンド、各ラウンドは開始フェイズメインフェイズ終了フェイズの3フェイズです。
開始フェイズではイベントカードを公開->イベントカードの効果適用->イベントカードの資源をダイス振った目のボードに配置->書簡、出版、都市同盟の一番古いカードを山札に戻す->山札から1枚ずつ公開->開始フェイズのみの効果があれば適用の順番で進めます。
メインフェイズではスタートプレイヤーから時計回りの順番で、手番を行います。手番では自コマを1-6ボード分移動->自協力者コマを1or2個配置->手番終了となります。これをすべてのプレイヤーの協力者コマがなくなるまで、繰り返します。協力者コマがなくなったプレイヤーの手番は飛ばします。
終了フェイズでは行動済み協力者コマを回収->未行動の協力者コマを望むなら回収->終了フェイズのみの効果があれば適用の順番で進めます。

これを6ラウンド繰り返して、最後に望むアクションを1回だけ行って得点を計算し、最も勝利点が多いプレイヤーが勝利者となります。ソロプレイの場合は競い合う相手がいないため、マルチエンディング方式による判定となっています。

【リプレイ】
ここからリプレイです。長いですので、途中省略しながら紹介したいと思います。

ルター先生のパーフェクト改革教室の始まりです!(ぉぃ

ソロプレイの場合は競い合う相手がいないため、勝利点、出版カード、都市同盟カードの枚数による決まるマルチエンディングで最もよいエンディングを目指すことになります。
最もよいエンディングに必要な勝利点は41点以上、出版カード、都市同盟カードはそれぞれ2枚以上必要です。この条件を目指して頑張りましょう。

まずはそれぞれのカードを見てみましょう。
最初は都市同盟カードです。

カード左下のアイコンが獲得に必要な資源、右下が獲得して得られる勝利点で、信徒3で8点、信徒2、新教徒2で14点、新教徒2で10点です。都市同盟カードはその名前通り「都市同盟」というボードがあるので、このボードのアクションで獲得できます。
ちなみに信徒はキリスト教の信仰者、現在では旧教徒(カトリック)のことで、新教徒は革命派(プロテスタント)の信仰者を指します。そしてこのゲームでは信徒を得るアクションはあるのですが、新教徒を得るアクションはありません。手持ちの信徒を新教徒に変換することで、新教徒を得ることができます。つまり新教徒は信徒の上位資源とも言えます。上位資源ではありますが変換するために1アクション必要となるため、手間がかかります。その手間分の勝利点が得られるのかどうかが判断の基準でしょう。

次に出版カードです。

これもカード左下のアイコンが獲得な必要な資源、右下が獲得して得られる勝利点で、聖書3で8点、聖書3と信徒1で8点、資金2と聖書5で14点です。出版カードは「出版・印刷」というボードのアクションで獲得できます。
資金および聖書も、他のボードのアクションで得られます。資金は2資金が1箇所、1資金が2箇所、聖書は1聖書が2箇所、革命度の数分の聖書が1箇所あります。革命度は1資金or1祝福で+1できます。

最後に書簡カードです。

書簡カードはエンディング条件に関わりませんが、どのカードにも特殊効果があり、さらにゲーム中はずっと有効で非常に効果的です。まずはこのカードの獲得が人気でるでしょうね。書簡カードは「書簡交換」というボードのアクションで獲得でき、獲得に必要なコストがありません。そして、今公開されているカードには「都市同盟カード獲得時のコスト-1」と「出版カード獲得時のコスト-1」の効果があるではありませんか!これはぜひとも獲得したいところです。

それぞれのカードはラウンド終了時に古いカードから山札に戻されるため、獲得の順番も考慮が必要です。そして最初は資源が全くないので、まずは資源を獲得することを考えなければなりません。手持ちの協力者は5個、そしてアクション発動には3個必要、さらに終了フェイズで回収できる協力者は3個まで(結婚してれば4個)なので、5個すべてをアクションに使うと2個は回収できず、3個しか使えません。ということは、3個はアクションさせて2個は常にボード上に残しておくのが良さそうと思えます。つまり、1ラウンドで1アクションしかできない、6ラウンド+最終アクションで7回程度しかアクションができない?かなり、アクション数がきついように感じます...

<1ラウンド目>
ます最初はイベントカードの公開。白い部分のテキストはこのラウンドに適用される効果。このラウンドは「各プレイヤーは1資金、1聖書を得る」の効果が適用されます。そして一番下はこのラウンドで配置される資源です。ダイスを振って描かれている資源を配置、これを2回行います。

振った結果、出目は4と1なので、それぞれのボードに聖書を1つずつ配置、そして1資金と1聖書を獲得。こうなりました。

まずは資源を得ることを目指して進めてみましょう。
最初はNPCの行動です。必ず先にNPCの手番からとなります。
NPCは協力者が2個ある一番近いボード->協力者が1個ある一番近いボード->ダイスで決定の順番で、移動先が決まります。まだ協力者は置かれてないのでダイスを振って決めます。出目は6、「聖書翻訳」->「聖書原典の研究」に移動して協力者1個を置いて終了、私の手番です。

1-6ボード移動できるので、移動範囲は「都市同盟」から「祈る」までの間、どれもアクションとしては弱く、1資金or1聖書or2祝福を得るしかできません。祝福は改革度を+1したり、結婚できたり、1祝福を2聖書や2信徒に変換できるため、かなり有用ではないでしょうか? というわけで初回は「説教」->「祈る」に移動して2祝福を獲得します(と言っても2個しか置けないので実際に獲得できるのは、まだ先)。

NPC2回目もダイスで移動。出目は1、「聖書原典の研究」から「書簡交換」に移動して協力者1個配置。

続いて私の手番。移動範囲は「賛美歌」から「説教」まで。ここからは協力者を1個ずつ置いていくことにします。そして移動先は「支援を得る」。ここは2資金獲得と1祝福を2信徒に変換というアクションが行えます。なにより今は移動するだけで1聖書を獲得できるのが最大の理由です。ここに移動して協力者1個置いて、1聖書を獲得して終了です。

続いてNPC。まだ6ボード内に協力者が置かれているボードがないため、今回もダイスで移動。出目は2なので「書簡交換」->「都市同盟」に移動、協力者1つを置いて手番終了です。

私の手番です。次の移動先はもう決まっています。隣の「礼典改革」です。このボードでは、正統度を1減らすことで3信徒を得て、さらにもう1つ減らすことで2信徒を2新教徒に変換できます。ルターの特殊能力はラウンド終了時に正統度+1、つまり減らしても自動で元に戻るのです。ルターだけが有利なアクションです。

NPCの手番。6ボード内に協力者2つが置かれたボードであるため、強制的に「都市同盟」->「祈る」ボードに移動、協力者1つを配置。これでこのボードには協力者が3つ配置されたのでアクション発動です。

配置されていた協力者はすべて行動済みとして撤去、マジョリティは私が取っていたので私がアクションを行う権利を得ました。すべてのボードには行えるアクションが2つずつあり、どちらか片方または両方を望む順番で1回ずつ行えます。このボードでは「2祝福獲得」と「3祝福を5勝利点に変換」の2つのアクションがありますが、現時点で行えるのは「2祝福獲得」だけですので、2祝福を得て終わりです。

さて私の手番ですが、協力者は残り1つなのでこれが最後の手番になります。移動先を考えたのですが「都市同盟」はまだ早い気がします。ここは1聖書目当てで「礼典改革」->「説教」に移動します。1聖書を獲得して、手番終わりです。

次にNPCの手番ですが、NPCも協力者が残り1つなので最後の手番。6ボード内に協力者2つのボードはありませんが、協力者1つのボードはあるので、一番近い「支援を得る」に移動、協力者1つを配置して終わりです。
このラウンドの最後はこのような状態になりました。

私のボードは1資金、2祝福、3聖書となりました。他は変動なしです。

最後に終了フェイズです。行動済み協力者を3個回収、未行動は望む数だけ回収です。私は行動済み2つ、「説教」に配置した未行動の協力者1つを回収しました。NPCは行動済みは3個まで回収、未行動はすべて回収になります。最後にルターの特殊能力で、正統度を1つ上げてこのラウンドは終わりです。

さて長くなったため、ここからはダイジェストでお送りします。

<2ラウンド目>
イベントは「改革度最小のプレイヤーは正統度-1」で私の正統度は-1(現在0の位置)、資源は聖書が5(聖書翻訳)と6(公開討論)の目のボードに配置。
山札の入替で、新たな出版カードは「1資金5聖書で12点」、新たな都市同盟カードは「5信徒で12点」、新たな書簡カードは「ゲーム終了時1新教徒につき2点」。出版と都市同盟カードはちょっと条件が厳しい。

NPC1回目の手番、「支援を得る」->「礼典改革」に移動、協力者1つ配置。
私の1回目の手番、「説教」->「聖書翻訳」に移動、協力者1つ配置、1聖書獲得。
NPC2回目の手番、6ボード内に協力者が配置されているボードがないため、ダイスで移動。出目4で「礼典改革」->「都市同盟」に移動、協力者1つ配置。
私の2回目の手番、「聖書翻訳」->「礼典改革」に移動、協力者1つ配置してアクション発動。マジョリティは私が取ったので、アクション発動の権利を獲得。
アクションは「正統度-1で3信徒獲得」と「正統度-1で2信徒を2新教徒に変換」で、正統度-2、1信徒と2新教徒を獲得。
NPC3回目の手番、「都市同盟」->「聖書翻訳」に移動、協力者1つ配置。
私の3回目の手番、そろそろ都市同盟カードを得るために「都市同盟」に移動したかったけど、ここで協力者1つを配置するとNPCにアクション発動されてしまうため、ここは「公開討論」に移動して1聖書を獲得。これでこのラウンドは終わり。
NPC4回目の手番、「聖書翻訳」->「支援を得る」に移動、協力者1つ配置。
NPC5回目の手番、「支援を得る」->「都市同盟」に移動、協力者1つ配置して、このラウンドは終わり。

最終的にはこの状態になりました。個人ボードは正統度-2、1資金、2祝福、5聖書、1信徒、2新教徒。

<3ラウンド目>
イベントは「このラウンド中、他プレイヤーコマがあるボードに移動不可」、資源は資金が2(祈る)と3(聖書原典の研究)の目のボードに配置。
山札の入替で、新たな出版カードは「1資金4聖書で10点」、新たな都市同盟カードは「4信徒1新教徒で14点」、新たな書簡カードは「ゲーム終了時改革度1につき2点」。出版と都市同盟カードは厳しいものばかり。

NPC1回目の手番、ダイスの出目2で「都市同盟」->「出版・印刷」に移動、協力者1つ配置。
私の1回目の手番、「公開討論」->「祈る」に移動、協力者1つ配置、1資金獲得。
NPC2回目の手番、本来なら「祈る」に移動だけど、イベントカードの効果で移動不可(ルールで明言されてないから、適用されるのかどうかが不明)なのでダイスの出目3->2(振り直し)で「出版・印刷」->「結婚」に移動、協力者1つ配置。
私の2回目の手番、「祈る」->「聖書原典の研究」に移動、協力者1つ配置、1資金獲得。
NPC3回目の手番、ダイスの出目5->6(振り直し)で「結婚」->「書簡交換」に移動、協力者1つ配置。
私の3回目の手番、「聖書原典の研究」->「都市同盟」に移動、で今気がつきました。このラウンドでNPCはここに移動不可、私ももうここには移動できない(残りの協力者1つのため)、都市同盟カードは獲得できない。このままだと、このラウンドはアクションできないことになってしまうので、移動先を「聖書翻訳」に変え、協力者1つ配置することに。
NPC4回目の手番、ダイスの出目4で「書簡交換」->「出版・印刷」に移動、協力者1つ配置。
私の4回目の手番、「祈る」または「聖書原典の研究」に移動して協力者2つ配置によるアクション発動しか、選択肢はない。結局、「聖書翻訳」->「祈る」に移動し、協力者2つ配置してアクション発動。2祝福を獲得して、3祝福を5勝利点に変換した。これでこのラウンドの手番は終わり。
NPC5回目の手番、NPCの協力者が配置されている「出版・印刷」->「結婚」に移動、協力者1つを配置して手番は終わり。

このラウンドの結果はこうなりました。個人ボードは正統度-1、3資金、1祝福、5聖書、1信徒、2新教徒、5勝利点。

<4ラウンド目>
ここから後半戦。
イベントは「正統度最小のプレイヤーは1聖書減らす」で聖書が1つ減り、資源は聖書が6(公開討論)と3(聖書原典の研究)の目のボードに配置。
山札の入替で、新たな出版カードは「6聖書で12点」、新たな都市同盟カードは「3信徒1新教徒で12点」、新たな書簡カードは「移動時、8ボード先まで移動可」。出版と都市同盟カードは相変わらず厳しい、これが普通なのか。

NPC1回目の手番、ダイスの出目6で「結婚」->「書簡交換」に移動、協力者1つ配置。
私の1回目の手番、今の資源では出版カード1枚のみが獲得できる状態なので、今回は「都市同盟」ではなく「出版・印刷」を目指しますが、今の位置からは「出版・印刷」に届かないため、「祈る」->「聖書原典の研究」に移動して協力者1つ配置、1聖書を獲得です。
NPC2回目の手番、ダイスの出目5で「書簡交換」->「聖書翻訳」に移動、協力者1つを配置。
私の2回目の手番、狙い通り「聖書原典の研究」->「出版・印刷」に移動、協力者2つを配置。
NPC3回目の手番、6ボード内に協力者1つのボードがあるので「聖書翻訳」->「聖書原典の研究」に移動、協力者1つを配置。
私の3回目の手番、残りは配置しても回収するつもりなので最後の協力者2つで1聖書を獲得することにします。NPCは次に「出版・印刷」へ移動するため、こちらは「出版・印刷」->「礼典改革」に移動、協力者1つを配置。
NPC4回目の手番、「聖書原典の研究」->「出版・印刷」に移動、協力者1つを配置してアクション発動です。マジョリティは私が取ってますので、アクション発動の権利は私になります。まず「1聖書を獲得」、次に「カードコストを支払って出版カード獲得」で「1資金5聖書で12点」のカードを獲得します。カードを獲得したら即補充されますが、空いた場所を詰めてから最後の位置にカードが補充されます。これでやっと条件の1枚と12点獲得です。
私の4回目の手番、「礼典改革」->「公開討論」に移動、協力者1つを配置、1聖書獲得して終わりです。
NPC5回目の手番、「出版・印刷」->「聖書翻訳」に移動、協力者1つを配置して終わりです。

このラウンドの結果はこうなりました。個人ボードは正統度0、2資金、1祝福、2聖書、1信徒、2新教徒、17勝利点。

<5ラウンド目>
いよいよ終盤に近づいてきました。しかし、未だに出版カード1枚獲得しただけで、もうベストエンディングの条件達成は無理そう...
イベントは「各プレイヤーは1信徒獲得、1新教徒減らす」で1信徒を得た代わりに新教徒が1つ減り、資源は資金が1(支援を得る)と4(説教)の目のボードに配置。
山札の入替で、新たな出版カードは「1資金4聖書1信徒で12点」、新たな都市同盟カードは「3信徒で8点」、新たな書簡カードは「獲得時、自分以外のプレイヤーを独身に戻す」。何気に書簡カードの効果が酷いです(笑

NPC1回目の手番、6ボード内に協力者1つのボードがあるので「聖書翻訳」->「礼典改革」に移動、協力者1つを配置。
私の1回目の手番、まずは「公開討論」->「出版・印刷」に移動、協力者2つを配置。
NPC2回目の手番、6ボード内に「出版・印刷」ボードがあるので「礼典改革」->「出版・印刷」に強制移動、協力者1つを配置してアクション発動です。マジョリティは私が取っているので、アクション発動の権利は私が獲得。まずは「1聖書獲得」、そして3聖書1新教徒を支払って2枚目の出版カードを獲得です。即補充で公開されたカードはプロモカードの「免罪符」、2資金で0点の代わりに獲得時に正統度が+3される破格の効果です。まぁ、もう出版カードは必要ないので獲得はしませんが。
私の2回目の手番、次は都市同盟カードの獲得を目指します。そのためには信徒と新教徒が必要です。そのためには「支援を得る」「礼典改革」に協力者が必要、というわけでNPCを乗せたまま「出版・印刷」->「支援を得る」に移動、協力者2つを配置して終わりです。
NPC3回目の手番、前手番で「出版・印刷」->「支援を得る」に移動してますので、ここから協力者2つの「礼典改革」に強制移動、協力者1つを配置してアクション発動です。今回はマジョリティがNPCに取られているため、私は1祝福を獲得して終わり、NPCはそもそもアクションを行わないため、何もしません。
続いてNPC4回目の手番、強制移動先がないため、ダイスの出目1で「礼典改革」->「聖書原典の研究」に移動、協力者1つを配置。
さらにNPC5回目の手番、今回も強制移動先がないため、ダイスの出目2で「聖書原典の研究」->「説教」に移動、協力者1つを配置して終わりです。

このラウンドの結果はこうなりました。個人ボードは正統度1、3資金、2祝福、2信徒、32勝利点。勝利点の条件は満たせそうですね、あとは都市同盟カード次第。

<6ラウンド目>
いよいよ最後のラウンドです。
イベントは「このラウンドのみ、都市同盟カード獲得時のコスト-1」です!やった、これはいいイベントです!(イベントは戦争なのでよくありませんが...)、資源は祝福が2(祈る)と3(聖書原典の研究)の目のボードに配置。
山札の入替で、新たな出版カードは「3聖書で8点」、新たな都市同盟カードは「3新教徒で12点」、新たな書簡カードは「開始フェイズ時、1信徒獲得」。書簡カードの効果いいですね、もう遅いですけど。結局、書簡カードは1回も獲得しようとしませんでしたね、アクションを消費してまで取るべき効果がなかったからですけど。

NPC1回目の手番、6ボード内に協力者が配置されているボードがないため、ダイスの出目3で「説教」->「出版・印刷」に移動、協力者1つを配置。
私の1回目の手番、前ラウンドで回収した協力者は3つ。「支援を得る」には2つ配置してるので、ここのアクションは実行できることは確定。では「支援を得る」->「都市同盟」に移動、協力者を2つ配置。
NPC2回目の手番、6ボード内に協力者が配置されているボードがあるので、「出版・印刷」->「支援を得る」に強制移動、協力者1つを配置、アクション発動。マジョリティは私が取っているので、アクション発動の権利は私が獲得。まず「2資金獲得」、そして「1祝福を2信徒に変換」します。
私の2回目の手番、もう協力者も1つだけで、できることがないため、「都市同盟」->「祈る」に移動して協力者1つを配置、1祝福を獲得で終わりです。
NPC3回目の手番、6ボード内に協力者が配置されているボードがあるので、「支援を得る」->「都市同盟」に移動、協力者1つを配置して、アクション発動です。マジョリティは私が取っているので、アクション発動の権利は私が獲得。まず「1資金獲得」、そして「3信徒1新教徒」の都市同盟カードを「3信徒(イベントカードの効果でコスト-1)」で獲得です。補充された都市同盟カードは「3信徒で8点」でした。
NPC4回目の手番、6ボード内に協力者が配置されているボードがあるので、「都市同盟」->「出版・印刷」に移動、協力者1つを配置。
NPC5回目の手番、6ボード内に協力者が配置されているボードがあるので、「出版・印刷」->「祈る」に移動、協力者1つを配置して終わりです。

これで6ラウンドすべてが終わりました。

最後にもう1回だけ、望むアクションを行えます。しかし残念ながら、資源が足りないため、もう都市同盟カードを獲得することはできません。あとは勝利点をどれだけ獲得できるかのみです。NPCはアクションを行わないため、もう何もしません。
「出版・印刷」で免罪符を取り、正統度の上昇分と1聖書で4点獲得か、「祈り」で2祝福+3祝福5勝利点変換で4点獲得かのどちらかしかなさそうです。結局「祈り」で2祝福獲得+3祝福を5勝利点に変換して終わりです。

最後に得点計算です。
正統度+3で2点、1祝福、1信徒で2点、5勝利点が2つで10点、都市同盟カード1枚で12点、出版カード2枚で22点、合計48点です。改革度は最も高いプレイヤーが5点獲得しますが、ソロプレイの場合は1人なので必ず獲得することになります。ルールにも明確に書かれていなかったため、今回は獲得しないものとして扱いました。
そしてエンディング判定です。勝利点41以上、出版カード2枚、都市同盟カード1枚で「それ以外」の判定で、「エンディングI」となりました。ネタバレになるため内容は控えますが、ベストに近いエンディングではあります。

さて、ここまででリプレイは終わりです。
最後にいくつか不満点を。
最大の不満点は、資源を表すカウンターのアイコンや形状が全く同じにも関わらず書かれている数字は1/2/5の3種類あることです。また、この数字がかなり小さく遠目ではわかりません。支払いや獲得時に、いちいちよく確認しないと、気がつかずに1つ支払うところを5つ支払っていたとか、実際にありそうです。トークン数を少なくすることでコストを下げたかったのでしょうけど、これは大失敗だと思います。ぜひ改良して欲しいです。
それ以外には大きく不満点はないですが、ソロプレイのルールでは不明な点がいくつかあったのでそこも明確にして欲しい、そして信徒や新教徒、免罪符のように、キリスト教関係の用語が普通に出てきますが、ルールブックにはそれらの用語の解説がありません。キリスト教関係者しか遊ばないと思っているのでしょうか? 馴染みのない用語の解説ぐらいは欲しいと思います。

ルール的には非常にわかりやすいルールで問題になりそうなところはなさそうですが、カードのバランスや資源の1つである資金については少し疑問が残ります。
カードのコストで「3信徒で8点」と「3信徒と1新教徒で8点」と得られる点数は同じにも関わらず、コストが異なるカードがある点と、資金は獲得しやすいが使い道が限られていて、しかも点数にもならないのは無駄な感じがします(わざとそういうデザインなのでしょうけど)。

全体としては考え所、悩み所が結構あり、通常プレイであればマジョリティ争いが激しくなるだろうと思われるのでインタラクションも申し分なしの中量級ゲームだと感じました。
改良して欲しい点がいくつかあるので購入は勧めませんが、誰か持っている人がいれば、遊んでみて欲しいとは思います。

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