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  • 1人~5人
  • 120分前後
  • 14歳~
  • 2013年~

ルイスクラーク探検隊maroさんのレビュー

486名
1名
0
4年以上前

ワーカープレースメントとハンドマネージメント、リソースマネージメント

を軸としたレース。


19世紀初頭の北米大陸横断をテーマとしており、内陸部から西海岸へ

最初に到達した人が勝者となる。


ゲームの目的はマス目状の1本道コースを、前進と後退を繰り返しながら、

太平洋側を目指すという非常に単純で分かりやすいものである。


しかし、その実、このゲームの核心は、リソースと人物カード効果の相互作用

で成り立っており、パズル的な要素が強い。緻密な計画と正確な計算により

対戦相手を出し抜かないと勝利することは難しい。


また、ルールもやや細かいものがあり、これが微妙な計算に関係

してくる。インタラクションは少な目で、アクションスペースの早取りや、

リソース獲得のブースト(他プレイヤーの使用中の人物カードにより

獲得できるリソース量にブーストがかかる)くらいである。


人物カードは84枚のユニークなものから成り立っている。

しかもこれらはすべて実在の人物であるというから、アートワーク

も含め、非常に興味深いものである。


ゲームでは、この人物カードが非常に主要な役割を担っており、

どのカードを獲得するか、そしてどのタイミングで、どのように

使用するか(カード自体がアクションスペースとなり、ワーカーまたは

他のカードを用いて効果をブースト出来るのがとても面白い)、

それが戦略の中心である。


リプレイバリューも、この人物カードの部分に大いに依っているといえる。


最近リメイクされたエルドラドと若干テーマは似ているが、このルイスクラークの

ほうがゲーマー向けである。

BGGのウェイトでも3.3あたりとなっているから、アグリコラよりやや軽い程度の

部類である。

例の人物カードの効果はすべてアイコンで示されているが、これがやや分かりずらい。

1回理解すればなんてことないが、最初のうちは、マニュアルに載っている人物カード

効果一覧を1つ1つ確認していく必要があるだろう。


総じて、いくつか有名な重量級のワカプレをプレイし、少し変わったものを

探している方にはぴったりだと思う。


なお、裏技的な戦略として、後退のペナルティを受けないよう、最低ライン

までスカウトを後退したのちに毎ラウンドキャンプを張ってじっくりと陣容を整え、

最後の数ラウンドで猛追をかけるというものが存在する。

BGGなどでも話題となっており、以下の様なハウスルールが提案されている。


〇スタートラインより後方にスカウトが存在するときにキャンプを行ったら

 初期人物カード以外の人物カードをすべて廃棄する。あるいは、

〇キャンプは手札が2枚以下のときのみ可能とする。


などである。


なお、これに関して、2020年に、メーカーより正式にルール変更が行われている。

ペナルティとしてスカウトを後退されるのではなく、タイムトークンを用いて

ペナルティとするという方法である。

差分はPnPで公開されている。


https://www.ludonaute.fr/2020/04/lewis-clark-reprint-upgrade-kit/?lang=en

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Bluebear
maro
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