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  • 3人~8人
  • 10分~20分
  • 8歳~
  • 2013年~

犯人は踊るJampopoノブさんのレビュー

504名
3名
0
8ヶ月前

9歳の息子と「犯人は踊る」で遊んだ体験談

「犯人は踊る」を9歳の息子と一緒にプレイした経験は、予想以上に楽しく、また多くの発見がありました。最初は「9歳には少し難しいかな?」と心配していましたが、その心配は杞憂に終わりました。

プレイ時の子どもの反応

息子は初めて「犯人は踊る」のルールを聞いた時、少し混乱した様子でした。特に「カードが動くと役割も変わる」という概念は、固定役割の「人狼ゲーム」しか経験がなかった彼には新鮮だったようです。しかし、1回目のゲームで実際にカードが移動する体験をすると、「あ、犯人カードが移ったから僕は犯人じゃなくなった!」と目をキラキラさせながら理解していました。

特に印象的だったのは、彼が犯人カードを受け取った時の表情管理です。最初は「あっ!」と声を上げて周囲に気づかれてしまいましたが、回を重ねるごとに「ポーカーフェイス」の重要性を理解し、徐々に表情を変えないよう努力していました。これは自制心や感情コントロールの良い練習になったと感じています。

子どもの成長が見られた瞬間

3回目のゲームで起こった出来事は特に印象的でした。息子が「目撃者」カードを使って私の手札を見たとき、私は犯人カードを持っていました。彼は一瞬目を丸くしましたが、すぐに表情を元に戻し、さも何も発見していないかのように振る舞いました。

そして数ターン後、「探偵」カードで堂々と私を指差し、「パパが犯人だよ!」と宣言したのです。この時の彼の満足そうな笑顔は今でも忘れられません。情報を得て、それを適切なタイミングで活用する戦略的思考の芽生えを感じた瞬間でした。

「犯人は踊る」レビューと戦略ガイド

 レビュー(面白い点、おすすめポイント、教育的要素)

面白い点

「犯人は踊る」の最大の魅力は「シンプルなルールと予測不能な展開」のバランスです。「犯人カード」がプレイヤー間を行き来する独自のメカニズムにより、緊張感と意外性に満ちたゲーム体験を提供します。手札が常に入れ替わるため、一瞬前までは一般人だった人が突然犯人になることもあれば、犯人だった人が犯人カードを手放すことで「元犯人」になることもあります。

特に面白いのが、「犯人は常に変わる」という点です。人狼ゲームのように最初から役割が固定されるのではなく、カードの移動によって「犯人」が入れ替わるため、他のプレイヤーの言動や表情の変化から「今、誰が犯人なのか」を推理する楽しさがあります。

また、「たくらみ」カードなど、ゲームの流れを一変させる要素があることで、最後まで勝敗が分からない展開が生まれます。「あと1枚で犯人側の勝ちだ!」と思った瞬間に「探偵」カードで正しく指摘され、一般人側の逆転勝利…といった劇的な結末も頻繁に起こります。

おすすめポイント

「犯人は踊る」は「軽さと深さの絶妙なバランス」が魅力的なゲームです。まず、ルールが非常にシンプルで、各カードの効果も直感的に理解できるため、初めてプレイする人でもすぐに参加できます。人狼ゲームに比べると、積極的に嘘をついたり演技をしたりする必要がなく、カードゲームとしての要素が強いため、心理戦が苦手な人でも楽しめます。

プレイ時間も20分程度と短く、「もう1回!」と連続してプレイしやすいのも大きな魅力です。最小3人からプレイ可能で、最大8人程度までスケールするため、様々な人数に対応できるのも実用的です。

何より素晴らしいのは、誰かが途中で脱落することなく、全員が最後まで楽しめる点です。人狼ゲームでは最初に処刑されると見学に回るしかありませんが、「犯人は踊る」では全プレイヤーが最後までゲームに参加できます。これにより、パーティーの盛り上げ役としても最適です。

教育的要素

「犯人は踊る」には、楽しみながら様々な能力を育む要素が含まれています:

  1. 論理的思考と記憶力:「うわさ」や「情報操作」などのカードによって手札が動くたびに、「誰の手札に何が行ったか」を追跡する必要があります。この過程で、論理的推論と記憶力が自然と鍛えられます。
  2. 他者観察力:カードを受け取った時の表情や反応から、相手が何を持っているかを推測する観察力が養われます。「この人が焦った表情をしたのは、犯人カードを受け取ったからでは?」といった洞察力が身につきます。
  3. 状況判断力:「今の自分は犯人側か一般人側か」「どのカードをいつ使うべきか」といった判断を常に迫られるため、状況を俯瞰して最適な選択をする能力が育まれます。
  4. 社会性と協調性:一般人側として勝利するためには、他の一般人と暗黙の協力関係を築く必要があります。社会性やコミュニケーション能力を遊びながら向上させられます。
  5. 感情コントロール:犯人カードを持っていても平静を装ったり、一般人なのに犯人のふりをしたりと、感情の抑制や表現をコントロールする力が身につきます。
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むらさき
たっくん@カードゲーマー
びーている / btail
Jampopoノブ
Jampopoノブ
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