バルカンレイルウェイズBalkan Railways

バルカン半島（トルコとかギリシャあたり？）に線路を引いて鉄道網を築く1時間ぐらいのゲームです。ポイントは、トップが3点ぐらいってことです。

▼ゲームの概要

各自29個のキューブを持ってスタートです。
アクションは4種類あって、手番では１つのアクションを選んで行います。
ただし、前回選んだアクションを選ぶことはできません。

ボードはヘックスマスになっていて、平地、丘陵地、山岳地の3種類、そして都市（街、都市、大都市など合計６種類）が点々とあります。

アクションは、以下の４種類です。

１．線路を引く（ただし、一気に都市と都市を繋がないといけない）
２．線路を拡張する（すでに引いた線路を自由に延ばす（一筆書きの必要はない）
３．線路を合流させる（２本の線路を合流させる）
４．カードを買う

線路は１回で置くキューブの数によってお金が決まっています。
さらに地形３種によっての増額、そして他のキューブがいることへの増額があります。

また、１つのヘックスには基本的に２個までしか置けません。

他に特殊なマスが端っこにちょっとだけあります。

さて、お金の話です。
都市と都市をつなぐと「定期収入」が増えます。都市の大きさによって増え方が変わります。
また、最初はおけるキューブの数に制限があります。（内容は端折ります）

そして、「ローン」があります。これでお金を得ると、収入の後に支払いが待っています。
このゲームは優しいのでローンは返金できるようになっています。ちょっと多めに払いますが。

で、このゲームは、初期金がありません。
まずはローンからスタートです。

後、左上から右下に複数人の路線を繋いで出来上がると、一気にボーナスが入り、終盤になります。

ゲームはこうして、誰かがキューブを使い切ったらゲームが終了します。
そして得点計算なのですが、これが一気に終わります。

「収入1位」「お金1位（ローンを差し引く）」「小都市1位」「中都市1位」「大都市1位」に得点が入ります。お金1位だけ2点、残りは1点です。

合計点が高いプレイヤーが勝ちます。

▼プレイの感想

実際、1時間半ぐらいかかりました。
後、マップはどう見ても実際のマップの拡大イメージです。ええんや。なかったとしたら、無いだけなんだろうけれど。このメーカーは（Rio Grande版を遊んでいますが、元々はWinsomeなので）

ゲームは、ローンしまくるか、健全運営するか、他のプレイヤーがどれを選択するか、によって展開が大きく変わる感じでした。

多分勝ち方はいくつかあります。
ただし、1人で勝つ場合と、複数人で勝つ場合と、大きな流れがあって、そのどちらに傾くかはプレイヤーの思惑次第です。

いろんなことを試してみるのもいいかもしれません。
借金が気持ち良い人は遊んでみてほしいかもしれません。