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  • 2人~4人
  • 45分~60分
  • 12歳~
  • 2021年~

コットンクラブリーゼンドルフさんのレビュー

231名
2名
0
4ヶ月前

19xxシリーズの作品で当時のアメリカのクラブ経営をするけゲームとなっている。


1923年を題材にしている。


1923年のアメリカというと第一次大戦後の好景気に見舞われた20年代禁酒法のさなか裏社会に手を回しながら経営していきます。


当然犯罪にてを染めてばかりだと評判も下がるのでそこは上手く立ち回る必要があります。


こちらは3人用のコンポーネントを広げています。ボードは左側にある折りたためるコンパクトなトラックボードが2つ、あとはカードで構成されています。


ゲームの概要


このゲームは3つのコマを使ったワーカープレイスメントで、主にカードを獲得して能力を得たり、勝利点を獲得していきます。



例えばこのカードを左上にある2ドルで購入(雇う)しました。すると左側にあるアイコンのトラックをうごかします。


トラックは左から犯罪(帽子)、主導権(車)、影響(メガホン)となっています。


個人ボードに右側だけ見えるように差し込みます。するとこのクラブは武器アイコンの能力を得たことになります。



ゲームの流れ


イベント(2ラウンド目から行われます)


こちらのイベントカードが山から置かれます。これはプレスヤーがワーカー置ききった後に空けられて、全員に効果が適応されます。


各プレイヤーにあらかじめ3枚ずつこれらは別に配られています。中にはそのアイコンをもっていると勝利点や収入、なかにはホカノプレイヤーとの比べあいや、マイナス効果もあったりします。


それを一枚隣に置いておくことができます(これは任意なのでゲーム終了まで置かない選択肢もあります)


アクション


順番にワーカーを置いていきアクションをします。

左側にあるボードが主にアクションポイントとなっており、先取りで置いた人はプラスの効果があり、後で置くにつれ負担がかかるようになっています。


カードを上から説明すると 改善、ギャングスター、密売、アーティスト、セレブリティーとなっています。


改善

 おもにクラブの能力の改善です。主導権や影響力、評判を上げたり、賄賂歩を支払って犯罪を下げて影響力を上げたり、武器アイコンを増やしたりします。


ギャングスター

 マフィアの後ろ盾を得たり、護衛を雇ったりします、主に武器アイコンをを上げるのですが、犯罪も当然上がります。

で・・・このゲームなんか地味にこってまして・・・実在の人物をイラストにしているんですよね。

アルカポネとかいるんですよ・・・


しかも評判とか上がるし・・・


密売


禁酒法が出ていますので派手に購入したら犯罪が上がりますけど、クラブ経営には必要です。当然これを目当てに来るセレブもいますから。

先ほど拳銃のアイコンが必要な理由の一つがこの酒を手に入れるのに必要なのです。正規のルートではなく裏のルートから手に入れることになるからです。


アーティスト

当時のアメリカといえばジャズとコメディーが花開いた時代です。

当然クラブ経営には欠かせない存在です。できるだけ雇い入れたいところです。


で・・・いろいろと有名どころはいるんですが・・・

ルイ・アームストロングがいるんですよねぇ・・・のうりょくも高い。


セレブレティー


このゲームで評判店が高いというかこのゲームのある意味目的ともいえるセレブの方々をクラブにお迎えします。


ただ各カード手に入れるのにドルではないのです・・・


例えばこのロバート・F・ワーグナー上院議員をお迎えする場合影響力を支払わないといけません。だけど3しか今ありません。

しかしカードの右側にあるアイコンは1つにつき1つ軽減してくれるので影響力3で手に入れることができます。


ちなみに世界的有名なチャーリー・チャップリンがシレっといたりします。



借金と、情報

こちらの右側のアイコンは情報となってます。イベントカードの中がみれるだけでなく、全員のワーカーを置ききってから情報に置かれたワーカーでアクションができます。2回アクションができますが、不利な場所に置く可能性が高くなります。


借金は5ドル増える代わりに犯罪が1つ増えます。


イベントの解決

伏せられていたイベントを公開して解決していきます。(2ラウンド目から)


収入とカード補充

個人ボードに差し込んだカードで札束のアイコンとイベントカードの山札の残り枚数(全体のイベントの方)お金が入ります。


これを6ラウンド繰り返して差し込んだカードの評判点や各トラックでトップのボーナスで得た評判点を合計して、高い人が勝利するのですが、


唯一犯罪の高い人は-5されてしまいます。


ゲーム終了のタイミングで政治家をクラブに入れていると、賄賂を使って犯罪を減らしてくれます。まぁそれでもどうしようもないことはあります。


2人プレイの時は各プレイヤーに別の色のコマを1つ渡されるのですが、これは相手が2個目のワーカーを置く前に別の色のワーカーをつかって使用不能の場所をつくることができます。これが意外とバチバチかんがあるのですが、自分も使えなくなるデメリットもあるので悩みどころが多いです。


個人的には2人用としてのシステムとして、相手の邪魔を故意にできるというのは、けっこう珍しいスタイルじゃないかなとおもいます。


ワカプレとしてけっこうわかりやすいのですが、アイコンさえ把握できればカードを買って影響トラックを上げていき、その上げた影響と、酒とアーティストでいかに効率よく収入やセレブを獲得していくかが、うまく回る感じが楽しい上に特に複雑なところがなくすっきりとしています。


そして19XXシリーズの特徴である小箱なのはいつもどうり。個人的にはかさばらない中量級のゲームの一つではないかと思います。


1923年のアメリカジャズ全盛期の時代に想いを馳せれる方は実在する人物のフルカラーのイラストなんかも好きな方にはたまらないことでしょう。


ご興味がありましたら酒を片手に遊んでみてはいかかでしょうか。

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山彦
びーている / btail
リーゼンドルフ
リーゼンドルフ
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