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  • 2人用
  • 20分前後
  • 12歳~
  • 2013年~

1911 アムンゼンVSスコットatcktさんのレビュー

99名
0名
0
4年以上前

南極点人類初踏破をテーマにした2人用ゲームです。その実は苦しい手札マネジメントを強いられる、コマを進めるゲームでした。実話がテーマなので、数枚のカードが切なさを誘います。


▼ゲームの概要

各プレイヤーは、それぞれスコット(イギリス)とアムンセン(デンマーク)の一方を担当し、南極観測船に自分のコマを置きます。

最初の手札が配られ、山札から3枚並べたらゲームスタートです。

※後で触れますが、写真には同梱されている拡張が2つ映っています。


スコットのプレイヤーから始めます。

手番では、手札から1~複数のカードを出してプレイするか、カードを1~3枚補充するかのいずれかを行います。

カードを出す場合、自分のコマの1つ先のマス目と対応する色のカードでコマを進められます。
この時、一気に複数のマスを進めることができますが、2歩目以降は、2枚ずつ必要となります。
また、スコットには青、アムンセンには赤のマス、後は共通で黄色と緑のマスしかありません。つまり1色は不要な色となります。

さて、2つ目の補充ですが、こちらで不要となった色のカードも活躍することができます。

カードの補充は少し特殊で、以下の3つから1つを行います。

・山札から一番遠い1枚を取る

・手札から1枚捨て、山札から遠い2枚を取る。

・手札を3枚捨て、3枚取る。


ポイントは、カードを捨てる際に効果を発動するカードがあることです。
基本的に自分が得になる効果や、相手が不利になる効果が多いので、ぜひ使っていきたいところです。

ゲームが進んでいくと南極点に近づいていきます。

ここで史実にもあり、システムに対応している点として、「コンパス」というカードがあります。これはジョーカーで、1枚で1マス進むことができますが、ある一定以上行くと、逆に1歩戻ってしまい、最後の2マスは持っていると「入れないマス」になっています。

南極点ではコンパスが役に立たないんですね。


これ以外に、相手を遭難させるカード、遭難した際は通常のカードプレイではなく、元のコースに戻るためのアクションが必要になったりします。

そして最後の南極点は「4色のカードが1枚ずつ」必要です。

うまく相手を出し抜き、いち早くゴールにたどり着けるのはどちらでしょうか。


▼プレイの感想

じりじりしたプレイが主かな、とも感じ取れるゲームですが、そこが何とも「南極点への過酷さ」を示しており、何とも楽しい瞬間です。

そして、このゲームにはバリアントが4種もついています。

その中の1種で、「帰還路」というものがあり、帰り道も進まなければなりません。

というのは、史実ではアムンセン、スコット、共に南極点にたどり着いているのですが、なんとスコットは途中で息絶えてしまいます。しかもそこはなんと観測船から70メートルのところで嵐に数日間巻き込まれてしまったため、という悲劇に沿っています。

余談ついでに、このゲームを遊ぶ前にWikipediaでもいいので、調べてみることを特にお勧めします。
後、犬好きは遊ばない方がいいかもしれません。ぐぅ、ってなりますよ。(意味深)


あ、プレイのヒントみたいな話ですが、相手は遭難させましょう。特に負けているときは。

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