ツォルキン：マヤ神聖歴荏原町将棋センターさんの戦略やコツ

戦略は大きく分けて3つあります。

有名な戦略は、神学戦略です。神学戦略は、水晶髑髏をチチェンイツァに置くのをメインとしながら、前半はチャクの神殿を、後半はケツァルコアトルの神殿の上昇を狙います。水晶髑髏の入手先もヤシュチランから神学技術レベル4に狙いを切り替えます。

ただこの戦略は、チチェンイツァに駒を1人は置きっぱなしにする必要があるはずで、そのためにはウズマルの3から人を最低1人は入手する必要があります。

ツォルキンもまた金欠に悩まされるゲームです。(金欠でなくコーン欠ですね)。序盤のコーン欠を乗り越える最良の方法は、パレンケに人を遣りながら、農業技術を最低でもレベル2まで上げることです。これは、どんな戦略をとるにせよ必要なことではないでしょうか。その考え方から行くと、農業技術のパンチアウトのほうが効率がよくないか？となります。これが農業戦略です。

農業技術レベル4は神殿の上昇です。これを利用して前半はチャクの、後半はケツァルコアトルの上昇を狙います。資源をかなり使うのですが、この入手先はヤシュチランではなくパレンケの木材が狙いとなります。

労働者は増やさず3人で回し、あとはティカルに人を遣り、ティカルの3(資源2)、ティカルの5(資源1)で神殿アクションしていきます。農業戦略も、神殿の上昇を狙うのは同じです。

3つ目は、パレンケで貯めたコーンと木材を、ウズマルの2で全交換し、記念碑を狙う建築戦略です。この戦略は、直接大量VPを狙う方法なので、記念碑の種類によっては、相当な破壊力があります。特に、「木材タイル×4」や「技術トラックレベル3×3」などは、30VP前後が手に入るので、狙い目となります。

最後に、ツォルキンが冗長だと感じた時に使える簡単なヴァリアントルールの紹介です。

一つだけもったいないルールがあって、ツォルキンでは、スタピーをとったとき、歯車を一気に2つ分動かすことが可能なんですが、こんな面白いアクションが、ゲーム中実質1回位しかできません。

せめて少人数プレイのときは、スタピーをとると必ず2つ分動かす、というヴァリアントにすると、当然ながらスピードアップするんです。

これだけで間延びせず2人プレイでは60分で終わるようになるのですから、ぜひオススメです！