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  • 2人~4人
  • 60分~90分
  • 14歳~
  • 2025年~

魔女のお茶会motimanさんのレビュー

39名
1名
0
約3時間前

アクション数をいかに増やし、いかに盤面(世界)を制せるか

世界観/ゲーム概要

  • プレイヤーは「魔女」となり、魔女同士の全面戦争に参戦する。
  • 相対する魔女や共存を脅かす人間を「攻撃」したり、「拠点」を建てて領域を広げたり、使い魔を「召喚」して世界を駆け巡らせたり、時には中立の立場にいる魔女と「交渉」して助力を頼んだりと、アプローチは様々。
  • 魔女たるもの「お茶会」への参加、報告も欠かせない。
  • どんな立ち回り方でもいい、最終的に影響力を最も高めた魔女がこの世界を制することになる。

  • ゲームとしては、大きくは以下の要素で構成された中量~重量級のゲームとなります。
     「ハンドマネジメント」
     「能力開放」
     「コンボビルド」
     「エリアマネジメント」

  • 3、4人でそれぞれ1回づつプレイした体験を元にした感想となります。(拡張は未使用)

良かった点/おすすめポイント

  • キャラクターの可愛らしさは引き続き健在。
     → 今回のキャラクターデザインはクノオ先生が担当。本メーカ特有の可愛いキャラの魅力は引き続き堪能できます。(今回も10キャラ!)
     → かつ今回は世界観を広げる施策としての小説化、テーマソング提供などの展開も行われており、よりキャラの深掘りができます。

  • プレイ時間は中量級~重量級相当。ただダウンタイムはそこそこに。
     → 手番数は「1ラウンド4手番」×「2ラウンド」で固定「8手番」となります。ただし手番中に取れるアクションがコンボで増えたり連携するため、後半~終盤の各プレイヤーの1手番は比較的長めになりがちです。
     → ただそれをふまえても、プレイの時間だけ見るとこれまでの作品よりかはコンパクトに遊べるゲームではあります。

  • リプレイ性がかなり高め。
     → 「選択キャラが10人」「キャラの固有能力が2種類から選択」「魔導書強化」「中立魔女4人」といった複合要素の多さから、リプレイ性はかなり高くいろんな方向性で繰り返し遊ぶことが出来ると思います。

  • ヘイトコントロールにかなり配慮された設計。
     → 「エリアマジョリティの勝利点計算は各プレイヤーの手番の終了時」「攻撃した側もされた側も両方何かしらの恩恵がある」といった、エリアマジョリティ系で一方的な展開にならないような配慮は個人的にありがたいです。
    どうしてもギスギスを生みやすいゲームシステムにおいてこの調整はよく考えられていると思いました。(それが合わない、って人もいるとは思いますが)
     → とはいえ緩いわけでもなく、最大勝利点を目指そうとするならしっかり計算も戦略も必要だし、相手の勝利点を最大化させないようにする動きも取れる余地はあります。

気になった点/注意ポイント

  • ゲーム準備と片付け、管理が結構大変
     → ルール量や想定プレイ時間の割にコンポーネント数、特にカードの数はかなり多く感じます。
     → 必須となりうる魔導書カードはさておき、ハーフトークンカード、中立魔女用カード、移動スクロールカードなどは他の形で代用できそうではあるので、カード類が多くて混乱しがちになる、点は注意が必要かもです。
     → 魔女マナ世界マナも、ラウンドごとに戻ってくる以外の違いはないため、色分けの必要はなかったようにも思えます。(世界マナでないと実行できないアクション、などもないため)
     → 魔女コマ使い魔コマも絶妙な大きさの違いのみのため、間違えないように注意が必要です。

  • 一部アクションアイコンの視認性。
     → アクションアイコンには、1つでアクションが実行できるものと、「円形の枠で覆われていて2つ揃って初めて1つのアクションが実行できるハーフアクション」があります。
     → アクションの中の「召喚」のアイコンが円形であり、そのハーフアクションがさらに「円形」で覆われているために、ちょっと区別が付けづらいです。

  • 一部イラストの雰囲気が世界観(キャラ)とマッチしていない。
     → これは好みの問題ですが、人間アイコンのイラストがかなり写実寄りであり、割と圧があります。

その他

  • エリアマジョリティの優先度/勝利貢献度が高め?
    ※試行回数が少ない状態での所感のため、今後変わる可能性があります。 
     → キャラごとの得意分野も含め、勝利点につながる行動は色々な方向にあるのですが、一番点が伸びるのはエリアマジョリティ(影響力で各マスから取れる得点)部分であり、どの軸を伸ばしたとしても、加えてそこもしっかり押さえられる人が順当に勝利しているようなイメージです。
     → ゲーム体験としてその想定であれば問題はありませんが、能力的にそこにアプローチしにくいキャラの扱いがちょっと難しいかもしれません。
     → 逆に言えば本当にそうなのか?を試すために、リプレイ性の高さも相まって繰り返し遊んでみたいですね。

感想

  • コンポーネント部分やデザイン部分で気になる所はちょこちょこあるのですが、ゲーム部分はかなり面白くリプレイ性も高いことから繰り返し、全キャラ触れるまではぜひ遊んでいきたいです。あと拡張も。
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