• 1人~5人
  • 90分~115分
  • 14歳~
  • 2016年~

大鎌戦役 / サイズYYYKKKさんの戦略やコツ

361
名に参考にされています
2017年09月10日 09時56分

各国の初期配置と固有能力、メック能力から、各国の戦い方を考察してまとめてみました。

ロスビエト連邦(赤)

渡河獲得前の資源は、村、鉄、一つ動いて石油。渡河は村と畑経由。渡河(Riverwalk)をとった場合に手に入り易い資源は食料、木です。ただ、北側には、労働者が脅威の渡河能力 Swim をもっているノルディック王国(青)があるため、ファクトリーに行った後にロスビエトが渡河をとると、こちらの領域にはすでに青が進出している可能性があります。
初期資源が、鉄と石油であることと、 固有能力 Relentless によって、毎ターン同じアクションをとれるロスビエトは、やはり、メック配備(deploy)し、Townshipをとって、ファクトリーに一番乗りすることが定石でしょうか。
プレイヤーボードが,生産 -> メック配備 が列にそろっていて,メック配備のコストが3の、1番か3A番だと
- 生産(村人1鉄1)
- 移動(村人1人を鉄、リーダーを村へ)
- 生産(鉄2) -> メック配備(Township)
- 移動 リーダーをファクトリーへ
で、4手番でファクトリーにいけます。

同じく,メック配備のコストが3だけど,生産 -> 建築 移動 -> メック配備 の2A番だと
- 生産(村人1鉄1)
- 移動(村人1人を鉄、リーダーを村へ)
- 生産(鉄2)
- 移動  -> メック配備(Township)
- 移動
と、5手番でファクトリーです。他のプレイヤーボードだともっとおそくなっていきますが、RelentlessとTownshipのテレポート能力によって、ファクトリーへの到達においてやはりロスビエトは圧倒的に有利です。ファクトリーをとった後は、(どの勢力にも言えることですが)プレイヤーボードを見つつ、6つの星をどのようにとるか考えます。身近の石油をつかって、改善(upgrade)を行ってスピードをあげつつ、建築(build)か徴兵(enlist)のやりやすい方で星を狙う感じでしょうか

星が見えてきたらロスビエトはわかりやすくRelentlessを使って,その時のプレイヤーボードで一番効率の良い列を使ってコインを稼ぐのがおすすめです。



ノルディック王国(青)

初期資源は、木、鉄、一つ動いて石油です。固有能力 Swimによって、メックの渡河(Riverwalk)能力がなくても村人が川を渡れるため、ノルディック王国はメックなしでも領土を広げられるというアドバンテージがあります。ロスビエトのいる南東側、アルビオンのいる西側にいくことで、初期配置にない村と食料を手に入れることができます。固有能力による初期のアドバンテージを活用するために、早急に村人を全員出してしまい、初期資源の石油をとって改善(upgrade)をしながら、星をめざしていくことになるかとおもいます。
メック配備をする場合は、リーダーとメックが湖を移動できるようになる Seawothyからとるべきかと思います。
- 目的カード
- 村人全員出し
- 改善(upgrade)
- 建築(build)
- 徴兵(enlist)
- 建築(build)
と、戦闘なしで生産系を中心に星をとれるかもしれません。
もちろん後半は、ロスビエトとアルビオンが邪魔をしてくるので、メックを配備し、防衛を固める必要があります。


アルビオンクラン(緑)

初期資源は、鉄、食料、一つ動いて石油、村です。このゲームでは、緑と紫の二国は、川に囲まれていないため、メック配備をして渡河(Riverwalk)をとらなても、ファクトリーを目指したり、領地を広げたりすることができます。
なので、アルビオンは最初はメックをとらず、石油で改善(upgrade)をしつつ、食料を用いた徴兵(enlist)などで星をめざすべきでしょう。

アルビオンには、テレボートと領域支配を兼ねるフラッグの能力があります。強い能力ですが、生かすのはなかなか難しいように思えます。最大の理由はアルビオンメックに、Speedがないため、リーダーの移動速度があがらないことがあげられます。特にプレイ人数が少ない場合は、ファクトリー能力による移動力の上昇が欲しいところです。地続きであることを活かしてリーダーはなるべく早くファクトリーをめざし、移動力を増やしつつ、ファクトリー周辺の土地にフラッグを置くと良いかもしれません。

アルビオンのメックの能力SwordとShieldは、両方そろうと戦闘では非常に有利です。プレイ人数が多い場合は、ファクトリーを目指すよりメックを出すことを優先し、制圧力と機動性を備えた軍事国家を目指すと良いかもしれません。


ポーラニア共和国(白)

初期資源は、木、食料、一つ動いて村という非常に使いにくい組み合わせです。固有能力 Menderで、遭遇カードで得られる資源と、交易(trade)で、補完しましょう。プレイ人数が四人などと少なく、スペースと遭遇カードが多くある場合、Menderを最大限生かすために、最速で渡河(Riverwalk)をとり、ファクトリーを目指しましょう。ファクトリーで得られる能力のうち、上段の能力よりも、移動力アップが重要です。これをもちいて、遭遇カードをできるだけとることで、ポーラニアのアドバンテージを生かせます。
プレイ人数が多く、遭遇カードのアドバンテージが生かしにくい場合、ポーラニアは非常に扱いにくい勢力になります。村人を蹂躙しても民心が下がらない Camaraderieを利用して、近隣諸国にやりたいことをさせないプレイをしつつ、初期配置の木と食料を生かして、建築(build)と徴兵(enlist)を早急に行い、
- 村人全員出し
- 建築(build)
- 徴兵(enlist)
- 目的カード
で星4つ。徴兵(enlist)と、Monumentの効果を合わせて、tradeで民心をあげ、
- 民心最高値
- 戦闘一回勝利
で6つの星を獲得を目指す感じでしょうか



サクソン帝国(黒)

初期資源は、鉄,石油、一つ動いて村です。ロスビエトですら、鉄、村、石油なので、初期資源をみるかぎりは、サクソン帝国は、本ゲーム随一の軍事勢力です。渡河能力は、森と山なので、とった場合は、北側のポーラニア共和国方面に進出することになります。最初は渡河(Riverwalk)はとらず、メック能力 地底回廊(Underpass)で、本拠地横の山をすべてのトンネルにつなげ、進出をするほうがよさそうです。戦闘勝利による星獲得に制限のないサクソン帝国はやはり、初期資源の鉄と石油をいかして、改善(upgrade)と配備(deploy)を早急に行って軍事力をあげ、国力をあげながら、戦闘を多く行い星を獲得すると良いのでしょうか。もしも戦闘に3回勝利できるなら、
- 目的カード
- 改善(upgrade)
- メック全部出し(deploy)
- 戦闘勝利
- 戦闘勝利
- 戦闘勝利
これで星6つです。
ただ、戦闘中心で行こうとする場合、問題は二つあります。東側で隣接するクリミア汗国がScoutというやっかいな戦闘能力を持つこと。もうひとつは、戦闘中心だと民心をあげにくいという点です。前者については、クリミアとは不可侵として、北側のポーラニアや、地底回廊(Underpass)による奇襲でトンネルを通して遠い勢力と戦闘をすることで解消できるもしれません。
後者については、改善(upgrade)をおこなった取引(trade)で、民心をあげることなどが考えられます。しかし,すべてを完全にしようとすると結局スピードで他の勢力にまけてしまうので゛、結局は民心を下げすぎないように注意しながら、スピードで軍事国家勝利を目指すのが最良かもしれません


クリミア汗国(黄色)

初期配置は、食料、村、一つ動いて鉄です。コンバットカードをオールマイティな資源として使える固有能力と、交戦相手からコンバットカードを奪うという、シナジーを持ったメック能力Scoutを持ちます。
この固有能力はシナジーも含めて使い勝手は悪くないものの、ターンに一回だけという制限があること、後述しますが、実際にコンバットカードを奪う機会は意外に少ないと思われるため、例えば同じ資源系のポーラニア共和国(白)の固有能力などと比べると、大きなアドバンテージとは言い難いです。クリミア汗国はさらに、東にトガワ、西にサクソンという軍事強力な勢力を抱えていることもあり、たちまわりも難しいと言えます。
固有能力Scoutについて考察します。このゲームの戦闘システムにおいて,相手のコンバットカードをランダムに盗めるというのは、非常に強い能力です。相手から見ると、戦闘によってそもそも民心を失う可能性があるのに加えて、重要な資源のひとつであるコンバットカードをとられてしまう可能性があります。クリミアに対しては、勝っても失うものが普通よりも大きいということです。戦闘を仕掛けるか仕掛けないかは、損得の計算に基づいて行われますから、たとえ勝つ戦いでもクリミアには戦闘は仕掛けにくいということです。
しかし、決して無敵というわけでも、戦闘にならない、というわけではありません。戦闘をしかけられるのが遅くなるだけのことですので、クリミアは軍事力でプレッシャーを与えつつ、資源や領土をとり、軍事以外の星をとっていくという、防衛的な軍事国家を目指すべきかと思います。

トガワ将軍家(紫)

初期配置は食料、村ですが、ひとつ移動するだけで、木、鉄、石油をすべて得られるという資源的には恵まれた配置をもちます。緑のアルビオンと同様に、メックにSpeedがないものの、ファクトリーまで陸地がつながっており、Trapという配置系能力を持ちます。初期は資源をバランスよく生産しながら、リーダーが最短でファクトリーを目指すのが良いように見えます。
中盤以降は、初期配置のバランスのよさから、状況に応じていろいろな戦い方ができます。共通するのは、国力を確実に上げながら、一騎打ちの時の戦闘力が上がるRoninをとり、リーダーが単独行動で、マップのあちこちを動いて戦闘しながらTrapを置く、いう戦い方になりそうです。

トガワ勢力は機動力が非常に重要な勢力です。プレイヤーボードは Moveの下段が何かを確認し,Moveしたときに下段の行動もきちんと行えるようにしましょう。

以上です。まだまだプレイ回数が少ないため、この記事は、こうするのが良いのかな?という仮説にちかい考察です。

このゲーム慣れてくると各国で序盤にやるべきことが結構一直線になると思われます。Youtubeでレビュー動画などを見てると、このゲームを批判してる人はたいがいこの前半が一直線すぎることをあげてますね。ゲーム後半は各国が入り乱れてカオスになりますし、7ヶ国もあるので、それぞれの効率的な定石を探るだけでも相当楽しめますし、確立された定石は分かっていれば邪魔できますので、この点は好みの問題だと個人的には思います。

今後、プレイする機会を多く持って、各国の戦い方を探っていきたく思います。もっとプレイされている他の方々の考察もぜひ知りたく思います。

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運・確率1
戦略・判断力18
交渉・立ち回り7
心理戦・ブラフ0
攻防・戦闘12
アート・外見15
作品データ
タイトル大鎌戦役 / サイズ
原題・英題表記SCYTHE
参加人数1人~5人(90分~115分)
対象年齢14歳から
発売時期2016年~
参考価格未登録
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