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  • 2人~7人
  • 30分~45分
  • 10歳~
  • 2016年~

凶星のデストラップBluebearさんのレビュー

961名
2名
0
6年以上前

未知の惑星に取り残された人間たちと、それを襲う謎のエイリアン!という、まるっきりハリウッド映画のような設定の駆け引きゲームです。

最大7人まで対応しているので、人数が多い我々のグループに良いだろうと思って導入決定!

女性陣やビギナーも含めてのプレイでしたが、結構盛り上がりました。(o^^o)

パッケージには『逆人狼⁈』のように書いてあるので、てっきり仲間の中に一人だけエイリアンが紛れ込んでいるのかと思ったら、そうではなく、最初からエイリアンプレイヤーは一人決まっていました。

なーんだ…と少し思ったわけですが、これはこれで結構熱い心理戦になりました。

中央には『惑星アルテミア』を表す場所カードが10枚、①~⑩まで並べてあって、各人間プレイヤーたちは相談しながら手分けして惑星脱出のための計画を進めていきます。


最初は①~⑤までの5箇所にしか行けないのですが、⑤『探査車』の所に行けば、⑥以降の新しい場所に行けるようになります。

④『海岸』に行けば、送信機に必要なバッテリーの充電ができるので、誰かもう一人が行けば、救難船に信号が送れます。これによって救助が早まったりするわけですねー。

このように、限られた場所の効果を考えながら、誰がどこへ行くのかを相談する必要があるわけです。

ここはまさに協力ゲームです。

ただし!面白いのはここから!(°▽°)

エイリアンプレイヤーも場に同席しているので、当然人間たちの計画はまる聞こえなわけで、人間プレイヤーたちがそれぞれ行きたい場所のカードを選んで伏せたら、いよいよエイリアンプレイヤーがどこかの場所に罠を張るのです!


誰かが捕まってしまうと、エイリアンに同化され、同化ゲージが1つ進んでしまいます。

こうして、『救援マーカー』と『同化マーカー』が、ゲージの両方から進んできて、先に中央付近のゴールにたどり着いた方の勝ち!というゲームです。


さらには、互いの陣営ごとに不確定要素になる特殊効果カードもあったりするので、必ずしも読み通りにならない工夫もされています。

確かに人狼のような正体隠匿による探り合いは無いけど、相手の裏をかいて策を練る心理戦の要素はしっかり味わえますね。

ただし、人間プレイヤーは、互いにアドバイスとフォローができるのに対し、エイリアンプレイヤーは一人なので、最初にゲームするときはボードゲーム に慣れたプレイヤーが担当するのが良いでしょう。

最初にプレイしたときは、比較的ビギナー寄りの女性プレイヤーがエイリアンを担当したので、割と襲撃パターンも素直で(笑)あっさり人間側は惑星脱出に成功!

慣れないとエイリアン担当はちょっとだけ難しいかもです。

じゃあ、という事で今度はエイリアンをベテランに交代。

我々のグループは、勝手に一人を隊長に指定して(そんなルールはありません)、雰囲気たっぷりにプレイしてみましたが、予想通りの大盛り上がりで満足でした!(ノリノリでやるとまるでSF映画の登場人物のやりとりみたいでカッコいいですよ!)

ちょっと変わった心理戦ゲームとして充分面白かったので、こういう雰囲気が好きなら是非やってみてください!

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knowthyself
あーる
Bluebear
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