ガンナガンおとんさんのレビュー

星５

ボドゲ300種を所有し、軽〜中量級を中心にプレイするゲーマーの感想です。ボードゲーム会で対戦しました。2024年10月

【どんなゲーム？】

2丁拳銃で互いを撃ち合う、2人対戦のバトルカードゲームです。

銃は様々な性能があって、その中から好きな組み合わせで2丁持ち、それらの銃の専用デッキを手元に置いて山札とします。手番では山札から規定数をドローして手札とし、場にプレイしてゲームを進めます。

勝利条件は、相手のライフを全て削れば勝ちです。

【感想】

思っていた以上にカードゲームでした。

左右の銃、それぞれを起動する2つのデッキ(ひとりが2つ持つ)を使うのが特徴的です。

(2丁拳銃＝ダブルトリガーはわくわくのポイントが高い仕様です！)

あとはよくあるカードゲーム的で、相手を銃で攻撃したり、時にはそれらの特殊効果を活かしてコンボを決める感じ。

この辺のシステムは悪くないのですが、なんとなく期待していたゲームの「疾走感」が無くて残念でした。

対戦相手曰く、「2基の固定砲台」という表現がまさにドンピシャの印象です。

なんでしょうね。銃撃戦の対戦イメージって、重火器で突進したり、物陰から奇襲したり、遠くから狙撃したり、マシンガンを斉射するような軽快なものを想像していましたが、このゲームは一切動かないです、、、。

(サイコロは付属しません。ライフのカウンターとして置いています。)

また、ゲーム性とは別で恐縮ですが、銃器とそれらの細かい厨二設定は好物な反面、ガンナーが美少女系キャラなのがちょっと頂けないです。(ポリコレには反対ですが。)

なんだったら、自分自身がガンナーという設定で充分で、キャラ不在の方が良いくらい。個人的には硬派なアートワークを求めます。例えば、デジタルゲームの「ボーダーランズ」のようなテイストなら良い感じなんですけどね。

⚫︎良い点

2丁拳銃に憧れるなら楽しめそう。

銃のラインナップを眺めて、それらの性能のシナジーを考えるのも楽しい。

⚫︎気になる点

クローズの仲間とやり込む系のゲームだと思います。初見プレイでコンボ作りは難しい。

意外とプレイは地味かも。

⚫︎悪い点

特に無し。