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  • 1人~2人
  • 30分~60分
  • 12歳~
  • 2023年~
41名
2名
0
約1ヶ月前

ガダルカナル島の戦い、と聞くと悲惨なイメージしか思い浮かばないのでゲームにするなんて無理だろうと思いきや、シンプルなルールでそれを実現した奇跡のような作品。


プレイヤーはガダルカナル島でヘンダーソン飛行場を確保している米軍と、それを奪取しようと上陸作戦を敢行する日本軍に分かれて「ヘンダーソン飛行場」を争う。

このゲーム最大の特徴は「何が出てくるかわからないランダムな戦力決定」にある。駒はいわゆる「積み木」なユニットで、「戦力値が描かれた歩兵部隊」及び「特殊能力/イベント」が裏返しのまま混ぜられ、そこから指定の数を引いて「増援」とする仕組み(米軍の場合は初期配置から)。この「引き」は運の要素が含まれるので、ゲーム性を高め繰り返しプレイを可能にしている。


米軍には「アレクサンダー・アーチャー・ヴァンデグリフト 大将」の駒があり、この駒がいると攻撃・防御とも戦闘には自動的に勝利するというルールがある為、大将は戦場を駆け回ってあちこちフォローしたり、敵の前に立ちはだかって止める役割を担ったりするが、戦闘以外のアプローチにより除去されてしまう場合もあるのであまりあからさまに動き回る訳にもゆかない。


日本軍の勝利条件はボード中央の「ヘンダーソン飛行場」奪取又は隣接エリア3回確保。隣接エリアを確保すると、飛行場に爆撃が行われた事となるため米軍は少し広めに護らなければならないが、米軍の増援が来るのは3ターンからなので、最初の2ターンは初期配置の戦力で凌がなければならない。


日本軍のつけ込むすきはゲーム序盤にあり、米軍の増援が来る前に押し込む事ができればヘンダーソン飛行場も手が届く可能性があるものの、日本軍だけはゲーム中盤から定期的に「損耗」と称して駒が減るイベントが発生する為、時間の経過とともに苦しさが増して行き、少ない戦力で突入して敗北するという「戦力の逐次投入」が発生する事となる。


「戦力の逐次投入」はダメなのだという事がよく理解できる作品。


プレイ時間が1時間以内と短い上、駒の引き次第で戦況が変わってくるので「もう1回」と言いたくなる好ゲーム。

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MIFFYBX
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