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  • 1人~4人
  • 50分~120分
  • 13歳~
  • 2023年~
17名
1名
0
約3時間前

「アメコミ雑誌の編集者になる!」というテーマを信じ抜いてやまないデザイナーの心意気に、とても好感を持てるワーカープレイスメントゲームです。


ゲーム概要

ゲームはシンプルなワーカープレイスメントで、自分のワーカーを置いた場所のアクションをする、の繰り返しです。

アクションスペースは占有ではなく何個か置ける(ただし、最初に置いた人はボーナスをもらえたりする)ので、場所取り合戦は緩やかです。

基本は

「コミック雑誌を出版する」

のが主な目的です。

出版するためには、イラストレーターや作家のカードを集めたり、アイデアというトークンを集めたり、お金が必要だったりします。
特定ジャンルのコミックをたくさん出版しているとそのジャンルの権威になりファンが増えます(ヒーローものはここの出版社が間違いないよねー!みたいな感じ)。

しかし、出版社を有名にするためには出版しているだけでなく、当然「コミック雑誌のファンを増やす」戦略も必要です。

雑誌のファンを増やすためには、コミックを出版する以外にも

①販売店を回って、コミックを売り込む
②出版前に「いよいよ発売!」的な宣伝をして期待を高めてから出版
③新しいアイデアを既出コミックにつぎ込んでファンを増やす(マンガの展開を工夫する的な?)
④単純にお金をつぎ込んで広告で売り出す

など、自分の出版会社の状況に応じて色んな戦略があります。

感想

アートワーク最高!


アメリカンな色づかい、盤面を広げるだけでワクワクします。コミックの表紙のイラストもグッドだし、それぞれの表紙に対応したコミックタイルもあって凝ってる!

ただしコンポーネントにこだわっているおかげで、セットアップには時間がかかります。というか、ゲームを始める前は「セットアップ大変だからなー」と少し遊ぶのを避ける理由になるくらいには面倒くさい。
実際に始めると、まあ楽しいのでOK。そこも含めてゲームの徹底したつくりがすばらしい。

ゲームプレイとしては、出版社になりきったようなテーマ性が楽しい!

出版アクションが少し処理が多いですが、それ以外は「このカードを取ります」「このトークンを取ります」といった感じで比較的シンプルで、わかりやすいです。

コミック数が増えると、各アクションをパワーアップできるのが考えどころがあって良いですね。
「コミックタイトル取得アクション」を強化すると、取得したタイトルを公表して「いよいよ出版!乞うご期待!」的な期待を高めることでファン数を増やせたりします。

また、一度コミックを出版すると、そのコミックは収入を生み出してくれるのですが、ラウンドごとにファンが減っていき、収入も減ります。出版された時は話題になり、だんだんと飽きられていく様子を表していて、面白い。
新たなコミックをどんどん出すことでファンを獲得するか・・・あるいは販売戦略を駆使して1つのコミックをガンガン伸ばし、〇ンピース的な超人気コミックにするか・・・これまでSFばっかり出版してたのに急にラブストーリーモノを出版してそれがなぜか大ヒットしたり・・・他社のパクリ雑誌を出版したらそれが本家より人気になっちゃって・・・etc

自然とストーリーが生まれるゲーム展開が良い! こういうの大好きです。

ゲームシステムには粗さを感じるところも

一方で、ゲームシステムに少々粗さを感じる部分もあります。

例えば、コミックを発刊するには①作家とイラストレーターを雇用する②コミックのジャンルを決める③アイデアを得る、の3つの準備アクションをしたのちに、ようやく④コミックを発刊するに辿り着きます。
基本のワーカー数は4個なので、順当に発刊しているとやや単調な作業になってしまいます。

ただし、準備が大幅に少なく発刊できるパクリコミックという戦略が存在するのはユニークですね。また、色々なボーナスを駆使していかに準備を省略し、ターンを生み出すか? という面白さもあります。

が、やや運寄り・成り行き次第という感じで戦略性に若干欠けます。パクリコミックもうまく活用できれば強いのかもしれませんが、ゲーム終了時VPが正規のコミックに比べてめちゃくちゃ少ないので、結局普通にコミックを発刊した方が強いよねと言うところに落ち着きます。

その他にも細かい点で気になる部分がいくつかあり、無駄なく洗練されている、という感はありません。「テーマはどうでもいいけれど、バランスが取れていて多彩な戦略と勝ち筋のあるゲーム性を求めている」という方は、やや物足りなさ、あともう少しデベロップして欲しい!というもどかしさを感じるかもしれません。

いずれにせよ、テーマを重視した(そのせいで若干プレイ感がごちゃつくことすら厭わない)システム、比較的シンプルなアクション効果、アメリカンで豪華なアートワーク、ストーリー性のある展開などを楽しみたい方には、ぜひプレイしていただきたいゲームです。

冒頭にも書いたように、このデザイナーさんの「アメコミ雑誌の編集者になる!」というテーマを信じ抜いてやまない心意気が細部に感じられるのが良いんですよね。

日本語版は発売されていないため、海外輸入するしかないのが残念なところ。ゲーム自体には言語依存はありません。

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