宝石がいっぱい！グレンさんのレビュー

小さいお子さんとワイワイ遊べる運だめしのカードめくりゲームです。私は我が家の子供達と3人プレイで5〜6回遊びました。

■テーマ

宝石の採掘を行って最も多くの富を得た人が勝利。

■ゲーム概要

裏面に土が書かれた採掘カード38枚を裏向きにテーブルに配置します。採掘カードのうち23枚の表には宝石、化石、金塊、怪盗が書かれています。残りの15枚は裏も表も土のハズレカードです。

宝石を採掘した時に入手する宝石カード1〜10点2枚ずつの中からランダムに10枚抜き出し、左から昇順に並べてディスプレイとします。そしてその1番右に15点の勝利点となる宝石アレキサンドライトを並べます。

プレイヤーは手番では場から採掘カード1枚をめくって表面に書いてあるものを入手します。宝石は最初はディスプレイ左側の点が低いものから入手し次第に点数の高いものを入手していきます。ハズレの土カードだった場合は何ももらえません。化石は2枚ペアで集めると9点、単体なら1点。金塊は固定で4点。怪盗は他の人が入手したものを奪う。と言った感じです。

■良いところ

・誰でも楽しめる

基本的には運ゲーです。実力が出るとしたらめくられたハズレの土カードをいかに覚えているかくらいです。体感的にですが勝因は運が8、実力が2くらいですかね。枚数がそんなに多くないので求められる記憶力もそこまで大変ではありません。

・短時間でサクッと終わる

アレキサンドライトを含む宝石カード11枚が全て入手されて、ディスプレイからなくなったらゲーム終了です。宝石カード11枚に対して採掘カードの宝石は12枚あるため最後の1枚が見つからなくてゲームが間延びするということもありません。上手いバランス調整だなと思いました。

■気になるところ

・良くも悪くも運ゲー

良いところに書いたことは逆に言うと、実力差が出にくい運任せのゲームなので、読み合いとか記憶力とか何らかのプレイングスキルで競いたいプレイヤーには向かないです。やることはめくるだけなので何回か続けてやると子供でも飽きます。

■補足

・上級モード

一応、上級モードというルールがあり宝石カード取得時に効果が発動するモードがあります。カードを追加でもう1枚取得して良いとか、取得したプレイヤー以外が目をつぶってその間に1枚だけ表を見て良いなどですが、ゲーム展開を変えるような大きな変化はなくあまりプレイ感は変わリませんでした。

■我が家のヴァリアントルール

・坊主めくりルール

採掘カード全てを1つの山札にして手番順にめくるだけです。100%運だけのルールです。我が家の下の子はこれでも楽しめるみたいでした。

■総評

我が家では採掘というギャンブル要素は男の子に、宝石というキラキラ要素は女の子にそれぞれ受けました。ちょっとした短時間に小さいお子さんとサクッと遊ぶのに調度良いゲームです。オススメです。