将棋おとんさんのレビュー

星７

ボドゲ300種を所有する、ライトゲーマーの感想です。将棋は35年以上遊んでいます。2023年11月

将棋を「遊び」と呼んで良いものか、ボードゲームのカテゴリーでレビューして良いのかも考えさせられる、競技性の高いアブストラクトゲームです。

比較対象として同源流のチェスやシャンチーがありますが、将棋はアタマひとつ上の面白さと奥深さがあると思います。日本人ならまず将棋から始めるのが良いですね。

一般に良く知られているのは「本将棋」とも呼ばれていて、他にもコマ数や種類、盤面の大きさで「中将棋」「大将棋」、小さい方では「９マス将棋」ってのもあります。

蛇足ですが、大将棋などには金将と銀将の他に「銅将」ってコマもあって、動き方もなるほど！と納得したり、動きを妄想するだけで楽しくなります。

近年、強い棋士が出てきて話題なので競技人口も増えているのだと思います。そういう意味では「たしなみ」程度に打てても良いのかな、と思います。

ところで、将棋自体には面白味はあるけれど、それを感じられるか否かは対戦相手次第だったりします。実力が拮抗した人と遊ぶか、人格者と遊ぶ事を強くオススメしておきます。もしかしたら逆に、「人を見る道具」としても使われている可能性もあります。目上の方と対戦する時はご注意ください笑

⚫︎良い点

競技人口が多い。

長く付き合える遊び。

詰め将棋という名の、ソロプレイも面白い。

ばちーん、とコマを打つのが気持ち良い。ただしマナーとしては程々にしときましょう。

⚫︎気になる点

対戦が楽しいかは相手次第。実力が近い人と遊びましょう。良い相手がいればどんどん上達します。

⚫︎悪い点

特に無し。