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  • 2人~4人
  • 60分前後
  • 14歳~
  • 2012年~

十二季節の魔法使い紙袋さんのレビュー

679名
1名
0
7年以上前

十二季節の魔法使いは、TCG風ボード使用型カードゲームです。

このゲームの面白さはなんと言っても、カードのコンボによって、大量のクリスタル(勝利点)をかき集める事にあります。               単体では微妙な効果のカードも他のカードによってチート級の効果を発揮する事がある為、様々なカードによるコンボを考えるのがとても面白いです。

ですが、ゲーム内でカードをドロー出来る機会は少なく、1プレイによってプレイヤーが新たにドローするカードは、多くても10枚程。         そのうえカードは全50種×2枚=100枚ある為、なかなか狙ったコンボをゲームの流れの中で組み立てるのは難しいです。

そこで重要になってくるのが、ゲーム開始時に行われるカードドラフトです。ドラフトの流れは以下を参照。

※カードの配分はプレイヤーの自由です。1.2.3年目の説明はあくまで配分の例です。

重要なのは、ドラフトした9枚のカードは、山札でなく、手札として扱う点にあります。

十二季節の魔法使いは、ゲーム内時間で3年が経過した時点でゲームが終了します。1ヵ月を1ラウンドとして、ゲーム内時間で一年(12ラウンド)が過ぎるごとに、ドラフト時点で選んでおいたカードを新たに手札に加えるというシステムがあります。(新たに加えるタイミング:二年目の一月/三年目の一月)

つまり、ドラフトで選んだ九枚のカードがゲーム内のどのタイミングで加わるか選べるため、ドラフトの時点でゲームの大まかな流れを予測し、最も良い配分をする必要があるのです。

他にもゲーム内にはいろいろな要素がありますが、簡潔に例えれば、TCGのドラフトからデュエルまでの流れをまるっと楽しめるのが、この十二季節の魔法使いと言えます。難点は多少ルールが難しく、理解するのに時間がかかる点ですが、リプレイ・中毒性共に高く、毎回違うゲーム展開を味わえます。

ちなみに、日本語版は現在プレミア化して価格が三万円程になってはいますが、オンラインでボードゲームが遊べるサイトでお馴染みBGA(Bord Game Arena)にて無料で遊ぶことが出来ます。興味を持った人は、是非遊んでみてはいかがでしょうか。

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knowthyself
十二季節の魔法使い 日本語版
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