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  • 2人~5人
  • 60分~90分
  • 12歳~
  • 2010年~

ナヴェガドールatcktさんのレビュー

367名
3名
0
5年弱前

ゲーマー用語でいう、「ロンデルシステム」のゲームの1つです。今回はポルトガルから日本を目指します。会社を経営しながら。


▼ゲームの概要

 ロンデルのシステムをさらっとだけ書きます。このゲームシリーズは基本的にこれがゲームのほとんどを占めます。

 ボードの中央辺りに円があり、マス目に区切られています。

 プレイヤーのコマがあり、それが時計回りに回ります。この時、3マスまでは一気に進めますが、それ以上はコマの消費が必要になります。

 移動した先にあるアクションが色別に分けられており、そのアクションを行ったら、次のプレイヤーの手番になります。他のプレイヤーのコマがあっても影響はありません。

 これを繰り返し、ゲーム終了条件が出たら、得点計算して、最も得点の高いプレイヤーが勝ちます。


 このナヴェガドールでは、

・航海して、新たな交易路を作り、タイルを手に入れる

・社員を増やして、安く他のアクションを済ます(後述)

・船を作る(社員分まで安く作れる。造船所の数まで)

・造船所や工場、教会(社員を提供してくれる)を購入する(でも社員の数の制限がある)

・交易品を売る(タイルの枚数に影響する)、もしくは交易品を加工して売る(工場の数に影響する)


 他にもちょっとアクションがありますが、基本的にこれらを繰り返していきます。

 タイルは取りきりなので、後半はより遠くに行かないとタイルを得られません。


得点が少し特殊で、説明していないアクションで取れるタイルがあるのですが、それと基礎点を足して、「持っている対応するコマ」と『掛け算』します。掛け算です。


対応するコマは種類別に別々のものと書けるので、どれを伸ばすか、考えながら進めていかないといけません。もちろん、どんなタイルも早い者勝ちなので、なんとか日本の方向へ進もうとします。それに以下に効率よく、他のプレイヤーよりも早く動けるかがポイントとなります。


船が日本まで到達したら、最終ラウンドで終了です。終了タイミングが重要なゲームでもあります。



▼プレイの感想

 他のロンデルはアンティークとユーロ2030だったかな? しか遊んだことないのですが、その中でも一番遊びやすかったように感じます。

 妙に重すぎることはなく、かといって、選ぶのは慎重にならざる得ず、先の先、時にはロンデルで1周したさらに先を想定する必要があるため、先見の明で遊ぶ感じがしました。

 ロンデルが面白いのはおそらくそういうところなんだと思います。


 あと、脱落の出にくいシステムかなとも思いました。というのは、1つを頑張って伸ばせばそれなりに戦えるからです。一見脱落した? と思わせておいて、大量得点が待っていたりと、なかなか気が抜けません。


 ただ、先ほどの先の先まで見ないと楽しめない点もあるので、そこだけ注意が必要かもしれません。

 3時間かかったように思いますが、中身としてはそこまででもなく、後半は後半で、前半とはちょっと違う軸で戦うので、飽きなかったのがよかったですね。

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knowthyself
栗坂こなべ
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atckt
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